まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

求人誌に見る、国の大盤振る舞い

2007年06月10日 | 社会的全般
久々に、朝の番組で沢田知可子さんの「会いたい」を聞いた。
これ、だめなんでございます。
こんなヘビーな体験もないのにもかかわらず、まじ聴きすると、
涙腺が緩みます。

個人的に、考えてみれば、今でもこの歌が流れると、
何も手につかないベストスリーは、
3位が、加藤登紀子さんの「時には昔の話を」
2位が、2位が、メロディーは覚えているんだが、
いつものことで、思い出せない。

もう、最近は、珍しいことでもなんでもない。
思い出せないのだ。
全く。
というわけで、安室奈美江のNEVER ENDをあげておこう。

そして、1位は、先にあげた、「会いたい」。
なんだかなぁ、いいのかどうか、本人的に、納得がいかないが、
どうも、物忘れが酷くて、
何がいいかを問われて、最近は、本当に即答できなくなってきた。

今日の「求人チラシ」。
相変わらず、求人会社の「バブル」続行中。
もう、日曜日は、新聞より、ページ数が多いんじゃないか?
想像がつくであろうか?

先日、地方、この言い方も語弊があるかもしれないが、
まるで就職できる会社がない、というコメントをいただき、
一方的に書きすぎる自分を反省したもんだが、
東京は、いったい、どうなっているの?というくらい、
資格年齢も上昇中。
60歳までOKの会社が増殖している。

中京地方、多分、名古屋辺りのことを言っているんだろうが、
東京よりも、「異常事態」だという話を聞いた。
どんな感じになっているんだろうか?

そういえば、今日の求人で、
「年金ダイヤル」の受付。
大募集していた。
これが、堂々と、社会保険庁だと思うが、ここが「依頼」している。
ええ、人材派遣だ。

短期的な「採用」であるためだろうか。
派遣に頼る、そういう感じ。
で、時給が1100円以上。1300円にも届く。
年金相談から始まる、電話の受付。
もちろん「研修中」は時給が下がるが、大募集。

ところがその上で、「介護」の募集もいくつか出ている。
これが哀しいことに、1000円なんて、とてもいかない。
900円とか950円とか、
想像しうるに、内容はハードなはず。
いわゆる肉体系の仕事なのに、今時、1000円を出せない。

その下に、1000円を軽く越える、年金ダイヤルの募集が、
その介護の募集の4倍くらいの「大きさ」で、広告がうたれている。
資金量も、内容も、「どんだけ違うんだ!」というくらい。

高待遇も、多分、市民からの「苦情」処理も考えに入れてのことだろう。
自治体の職員に、「手当て」ということで、
あまたの種類が、前に、色々と問題にされたが、
例の「危険手当」とか、「OO処理手当て」とか、
そういう、普通、当たり前だろうが、という内容も、
「人が、みるから嫌に思えるものは、全て手当てで処理しましょう」
という姿勢が、この時給に反映されているのかもしれない。

にもかかわらず、介護関係の時給は、正直、「競争力」が無いくらい、安い。
多分、勝手に思っていることなんだが、
こういう介護。
民間に「任せて」、一番、得をしているのは、
多分、行政、国だと思わざるを得ない。

年金ダイヤルに1300円近く。
業者には、普通に、1700円とか1800円払っているはず。
もしかすると、2000円の請求があるかもしれない。
この経費と、介護の経費を考えると、
やっぱり、国の仕事は、随分、大盤振る舞いだなと、
そう思ってしまう。

やっぱり折口さん、明らかに、介護ビジネス。
見込み違いだったと思うよ。
こんな自分が申し上げることではないけど。
実際、どんどん、法の改正やらで、「旨み」がなくなったし。
「崇高」な理念だけで、今の日本は、事業を「上場」なんてできやしない。

コムスンを叩き切ったということは、
国としては、介護ビジネスの裾野が広がったと判断したのであろうか?
あれがなかったら、介護に関して、
早期に、何らかの問題提起が、色々と起こっていたはずだと、
思うんだが。違うのかなぁ?