まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

いつものように、お金が無い北朝鮮がミサイルを。

2007年06月27日 | 隣国問題
北朝鮮が短距離ミサイル発射 日本海に向け1、2発

  韓国政府当局者は27日、北朝鮮が同日午前に日本海に向けて1~2発の短距
  離ミサイルを発射したことを明らかにした。中国製の地対艦ミサイル「シルク
  ワーム」か、旧ソ連のミサイルを改良した地対地ミサイル「KN02」で、射
  程はいずれも最大百数十キロ程度とみられる。韓国政府は通常の訓練の一環と
  みている。

時間が無いので、しっかりとは検索していないのだが、
最近、ミサイル発射実験で名前のあがった国は、
北朝鮮と、衛星を破壊して「無道ぶり」を問われた中国と、
イランとインドとパキスタンと、
アメリカは、迎撃ミサイルの実験で忙しいようだし、
日本も海上で、イージス艦での発射実験があったようだが、
こんなものだ。

なんだかんだと、お金で苦労しているといわれている北朝鮮の
飛ばしっぷりは、図抜けて多いようだ。
イランは、あの通り、核の開発こそ「命」と世界を敵にしてもやり通す感じだし、
インドとパキスタンは、昔から、今度何かあったら、
大変な戦争になるだろうと、噂が絶えないところだし、
アメリカは、言うまでも無いんだが。

結局は、勝手ながら、アメリカと中国をのぞいて、
宗教が絡んでいるように思っているのは、私だけであろうか?
そういう中で、北朝鮮の飛びっぷりは、
すごい。

考えてみれば、北朝鮮も、中国も、宗教の国ではない。
北朝鮮は、言い方を換えれば独裁国家だし、中国も「共産教」ともいえるが、
独裁的な国家だ。
他の国は、ミサイル、上げているのかしら?

実は、「金正日と日本の知識人」という本を、なんだか書評をみて買ってしまったが、
もう、ネット社会では、この本に書かれていること、
みな、ご存知で、目新しいことは無い。

ただ、年配の方など、こういう本でしか、その手の話題を入れられないので、
必要な本かもしれません。
しかも、独特の喋り方で人気をかもし出している、姜尚中さん。
思いっきり、この本で、否定されまくっています。
知らなかった人には、衝撃なんだろうな。

9条の改憲改悪を叫んでいる人に限って、
北朝鮮による、拉致問題を、同じように叫んでいる人が少ない。
北朝鮮が、「過去のことを言えば、何も手出しができなくなる」とふんで、
日本人を拉致してのは有名な話しで、
ミサイルを撃ち込もうが、拉致しょうが、麻薬を製造密輸しようと、
この手の平和主義者たちの、はりきった行動を、お見掛けしたことが無い。

あげく、「追い込んだら、大変なことになるんだから、言葉を尽くして
交渉をしなければならない」と、大真面目でいうだけで、
過去、そうやって、見てみない振りをして、
チベットだとか、ポルポトだとか、クルドとか、
様々な人権蹂躙の現場が、見過ごされてきたのも事実。

どうやって手に入れたかわからないが、
北朝鮮の恐るべき「銃殺処刑シーン」の映像を見ても、
平和主義者の方々から、何の行動も、意見も、正式に出やしない。

自分たちばっかりの平和主義者が、ことのほか、最近、目に付くのである。