まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

カウンセリングとしての、コーチング

2005年10月21日 | 自分の仕事に絡めて
コーチングという技法が、あります。
簡単にいうと、悩んでいる人の心を、簡単な言葉で、
さらけ出していく、方法です。
一切、指導したり、こうあるべきだ、なんて、ことはいたしません。
カウンセリングの一つの方法と言うことでもあるのでしょうか。

聞くだけです。
そして、問いかけます。なぜ、そう思ったんですか?
あなたは、そうしたかったんですか。じゃあ、なんで、今、そうしないんですか?
何が原因なんですか?どうしたら、いいと思っているんですか?

あくまでも、親身になって、言葉を、引き出します。

人間は、言葉に、とても、囚われる生き物です。
いえ、言葉があるから、人として、そして、この社会が、成り立っているのです。
人との関わりがなくして、今の世の中を暮らしていくのは、ほぼ、不可能です。
複雑になっている分だけ、そして、実は、生きやすい仕組みになっています。

今まで、自己変革を導くシステムとして、管理者養成学校にみられるように、
思い切ったショック療法なり、体育会系の乗りの指導法が、ありましたが、
押し付けられた言葉と、押し付けられた環境だけでは、経験は増えますが、
身につくまでには、至りません。

そして、コーチングです。
良いか悪いか、は、別問題です。
いつも、言葉にせず、避けていた、心の状況を、
いつも、考えないようにしていた、事実関係を、
他人を借りるとはいえ、言葉に置き換える作業をしていくのは、
とても、建設的なことです。
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だって、よくドラマなんかであるじゃないですか。
子連れの女性と結婚したけど、子供がなつかない。
なぜが、都合よく起こる事件。様にはならなかったけど、身を投げ出して、解決。
ぼろぼろの男。母の影から顔を出す子供。
「おとうさん......」
「えっつ?.............」
「おとうさん、ありがとう」
「む、むすこ!」
ほら、言葉って、人生を変える可能性を秘めて..........、って違いました?

それは、これほど、普及している、ブログ。
今の人達は、自分の言葉をつかいながら、日々、何かを語りかけています。
これも、別な意味で、とても建設的なことだと、思っております。