まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

牛の胃袋の数と狂牛病に関して。本当?

2005年10月12日 | 社会的全般
勘違いしてました。
スクレイピーの話で、書いた気になっていました。
そうです、牛のBSEの件ですが、ご存知の方も多いと思いますが、
後先の状態ですが、書き留めさせていただきます。

ちょっとした話なんですが、
牛って、胃袋、4っつ、ありましたが、
反芻、って言って、何度も、胃にいれた食べ物、噛みなおしていますよね、
でも、あれ、藁(わら)ですよ、うまいの?

本で読んだんですが、あの藁って、食べ物じゃないんですって。
確かに、食べてますが、牛にとって、何の、栄養もありません。

じゃぁ、なんで食べているかと言うと。
あれ、胃の中にいる、無数の細菌。こいつらの為に、食っているんですって。
牛の胃の中、細菌だらけ。
藁で、そして、唾液で、反芻して、さらに、彼らに居心地の良い、住処を
作っているそうです。

それで牛。大量に、育った、その細菌を、なんと、別の胃で、消化しているんですって。
すごいよ。藁で、育てて、そんで、そいつらを、食ってるんだよ。
だから、胃が、なんだか、4つもあるんだよ。
その過程で、大量の、メタンが発生して(よく、げっぷ、している)、
なんか、牛は、地球温暖化現象の、一つの原因にも、なっているらしい。

でも、最近、そういうこともあって、しかも、早く、育てたい酪農家の希望もあって、
また、どう考えても、藁って、必要ないかも。だって、藁、育てたり、もらって
くるほうが、大変じゃない?酪農家のジャンルじゃないじゃん。ということもあって、
藁を止めて、あるものに、飼料を切り替えたんだ。

それが、悪名高い、肉骨粉。
これを、食べ過ぎた、牛は、4つも、胃がいらなくなっているらしい。
細菌、育てる、必要ないもん。
ところが、そうしたために、ご存知の、例の、世界的な病気が出現してしまった。
BSE。狂牛病です。

そういうことなんだそうです。

おいしいジンギスカンは、やっぱりおいしい。

2005年10月12日 | 雑感(日記)
どうやらここ数年、ジンギスカンがブーム、ということになっている。
BSEなど、牛系の肉が弱り目になっている最中、俄然注目を浴びている
ということもあるのだろう。
ひつじの肉の、栄養的な部分でのアピールもあって、体にやさしい肉、
女性に結構な肉、という効能もうたわれている。

北海道では、あの三日月の目が、素敵な羊が、たくさん飼育されている。
常に、集団で動く、毛の固まりが、ユニークで、しばらく見ていた記憶があります。
頭が、とても固い。  こんなことは、どうでもいいですね。

最近では、スーパーでも、羊の肉が売られるようになってきた。
北海道系で売り出している、ジンギスカン屋さん。
実は、北海道で飼育されているひつじの肉は、ほとんど、流通していない。
詳細は分かりかねるが、国産ひつじの肉は、ほとんどないのである。
あの北海道の羊は、羊毛専門だ。

輸入先は、ニュージーランドやオーストラリアなど。
人の数より、羊の数が多いといわれている。
ただ、食通に言わせると、北欧の羊の肉が、とてもおいしいといわれている。
が、まだまだ、なんだか、高い。
こういった食べ物は、ブームのうちは、定着したといわない。
だって、全然、裾野が広がっていないもの。
スーパーで売っている、羊の肉なんて、まだ、高いし、品切れもあり、
何しろ、特売がかかるほど、量を確保できていないようだ。

BSEと関連するが、スクレイピーといった、狂牛病に似た病気も、実は、今でも
様々な見解がある。先にもエントリーしましたが、草食動物の飼料をいじると、
大変なことになる、ということは、羊でも一緒。

とはいえ、私は、ジンギスカンが好きなんです。
ご一緒している人間が、北海道出なもんで、15年近く、食しておりました。
まず、もたれません。本当に、1kgなんて、へっちゃらに食べれます。
ただ、硬い肉が多いので、効能があると信じて食べないと、
高くて、硬いという事実に、負けそうになる瞬間があります。

そして、なぜだか、私の事務所に間借りしている人間がプロデュースした
ジンギスカン屋さんが、今月13日、埼玉県和光市、東上線和光駅、目の前に
オープンいたします。
「ひつじ丸」という、狭いんですが、ジンギスカン屋さんです。
昨日、セレモニーということで、食べてまいりました。
ええ、身内の意見ですが、「やわらかい」「うまい」。
はい、太鼓判です。
タレもオリジナルなんですが、「塩」でも、いただけます。
これが、とても、うまい!
サイドメニューが豊富なので、別に、ジンギスカンとして、肉だけを求めなくとも、
ひつじの料理を堪能できます。
ひつじのバーベキューシチューでしたっけ、これは、絶品でした。
何しろ、古くから、世界で常食されている、肉のはずです。
世界では、様々な家庭料理があるはずです。
こういうものが、ひつじの文化の裾野を広げる、一番良い、手段だと思うんですが。
そういう意味で、お近くの方、よろしければ、どうぞ。