まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

知りませんでした。相続税のこと。

2005年10月11日 | 社会的全般
私自身、ぜんぜん、知りませんでした。
いい加減というわけです。

相続税、配偶者がいて、子供が1人でもいる場合、1億5000万円の遺産相続に
かかる相続税は、実質、0円。

もちろん、遺産総額が、全部現金であれば、子供2人に配偶者の3人の場合、
8000万円までが、0円となるが、
仮に、資産として、土地建物が、あった場合、よほどの資産がなければ、
上記に書いたとおり、0円になるらしい。

遺産総額に対して、課税資産というのがあるが、これは、基礎控除を引き、
さらに葬式費用も引き、債務も当然引き、死亡保険金もある程度非課税になり、
土地などの資産も、「配偶者が相続する財産が1億6000万円以下」の場合、
配偶者に相続税が発生しない、などがある。

恐らく、この遺産総額、死去に伴う発生件数からいって、
全体の90%近くは、これ以内になるのではないか。
以前、郵政民営化に反対して、酒盛りをおこなっていた、広島の方が、
「国の借金なんて、外国から借りた金ではない、国民の総資産がいったい
いくらあると思ってんだ」と言って、相続税で、負債一掃を暗にほのめかして
おりました。
また、共産党やら、社民党さんが、金持ち優遇に反対、などと言っておりましたが
やっぱり、金持ちだけは、税金、持っていかれます。
というか、金持ちが吐き出す税金こそ、当てにされていますし、
それで結構な福祉が展開されております。
彼らが、キャピタルフライトしないように、せめても、日本に税金を
たくさん落としていただけるように、
本当は、おだてながら、育てていくべきなんじゃないでしょうか。
そういう時代になっている気がします。

琢磨、信じてます。吉村2軍監督、不用意発言ですよ。

2005年10月11日 | スポーツ
本日は、新聞休刊日なので、昼の弁当を購入ついでに、
東京中日スポーツも買った。
F1が好きなこともあって、以前は、よく購入していたが、
最近は、日刊スポーツを定期購読している関係で、ご無沙汰していた。

佐藤琢磨は、本当に期待していたドライバーで、日本人としては初めて、
モナコのF3で、優勝している。確かな実力があるドライバーなんである。
今期は、散々な目にあって、心配していた。
ホンダを目の敵にしたかのような、裁定で、レースにすら出場できないこともあり、
モチベーションを維持するのが、大変であったろう。
特に、同僚のバトン。本当に能力がある。
昨年は、BMWを搭載した、ウイリアムズという別のチームに移りたい、
と散々ごね、ホンダを慌てさせたが、来季は、どうせ出て行くんだろうと、
あのフェラーリからバリチェロという、これまた速い、ベテランにオファーを
出していたところ、なんと、ウイリアムズ、エンジンメーカーのBMWに逃げられ、
来季のポテンシャルが低下するという事態になった。
バトンちゃん、早速、ホンダに残留します、ということで、いきなり割を食ったのが
佐藤琢磨。

来季、乗る車が、突然、バトンの気変わりで、無くなってしまったのである。
これで、結果を残さなければ、本当にF1生命のピンチ。
F1での実績は、去年がどうであろうが、今年でしか、見てくれないのである。
日本の鈴鹿では、他チームの車と接触してしまい、
あげく、失格。傍から見ていると、本当に、滅茶苦茶な、一年でした。
ただ、今でも、信じて、期待しております。

さて、野球のことですが、巨人の2軍の監督に吉村が就任しました。
早速、昨日、監督として、采配をふるいましたが、負け。
トウチュウの記事では、記者から、負けることで、ウミを出していくんですね、
という問いかけだったので、多分、「ウミ?まだまだ、これからだしていくよ」
との答えになったんだと思いますが、
僕は、こういう表現なり、単語を使う人が、はっきりいって、嫌いです。
節分の日に、新人選手紹介で、鬼の面をライバル球団やら、ライバル選手にみたて、
(記者が、被って、地面に仰向けになっています)豆をもった、その新人選手が、
鬼を踏みつけにして、ポーズをとる、っていうのも、大嫌いな構図ですが。
マスコミも、色々と取材をしながら、それぞれの疑問点など、あるはずなんですが、
なぜ、「ウミ」とか、そういう組織なり、人物のキャラクターを炙り出すような、
質問をするのでしょうか?
それは、球団、フロントにすべき問題のはずです。
そして、吉村も、軽はずみに、曲がりなりにも、プロとして契約をしている
選手を、「ウミ」呼ばわりするようなマネは、止めていただきたいもんだと。
はっきりいって、前監督が、いかに、手を抜いてやっていたか、さらに言うと、
能力がなかったんだ、という発言にもとられかねないので、
こういうコメントは、慎重に、考えてされるべきだと、思ったわけです。
とはいっても、いつも、変な質問をしては、答える選手なり、監督を
困らせるのは、マスコミなんですが。
そして、勝手に、記事をつくっては、免疫の無い選手を混乱に陥れるのは
決まって、マスコミです。
先に、こちらをなんとかしたほうが、よいですね。

老人達よ、もう少し、力を持って、発言しよう。

2005年10月11日 | 社会的全般
祝日の深夜と言うことで、日常ネタでございます。

駅前の、ミスタードーナッツ、というダスキン系列のお店ですが、
昼も過ぎると、ある集団に占拠されます。
喫煙室だろうが、禁煙室だろうが、6人から、8人の規模が入れるところで
あれば、構わない。

はい、高齢者の、おばーさん、だな、の集団です。
このグループ、一つのテーマを語り合うことをしない。
もう、隣同士、向かい同士、それぞれが、マンツーマンで、
猛烈にしゃべりまくっております。
恐らく、耳も遠いのでしょうか、声が、大きい。
周りを、まったく、気にしません。すごかった。

朝、8時半過ぎ、ある通りを、バスで通ります。
店先に、ベンチが置いてあるのですが、2台のベンチ。
朝から、仲良く並んで座っています。ほぼ、決まった、メンツです。満員です。
多分、9時から、店が始まるのらしいのですが、毎朝、皆さん、おります。
雨の日は、自主的に、隣の店先に、ベンチを移動して、
勝手に座っています。元気そうな、お年寄りです。
はい、お待ちかねは、整形外科の医院でございます。

ある調べによると、日本が、もっとも、老後の不安が少ないようです。
老後に関して、不安がある、何か、対策を講じている、かな、
そんな方のパーセントは、25%くらいだったようです。
諸外国は、そんなもんではありません。
のきなみ、50%を70%を超えていました。

有権者の50%が、すでに50歳以上で締められる日本。
老人にとって、日本は、間違いなく、天国です。
どういう、統計であったか、詳細は、ごめんなさい。
良いか悪いかなのではなく、日本は、確かに、こういう国作りを、
してきたんだということです。
定年退職後、その戦士達の老後を、夫婦、そろって、最後まで、国が
面倒をみていく。

地域社会に力も無く、共同体にも、在りし日の力も無く、
老人達は、今、何の根拠も無く、老人として、生きております。
昔は、日常的に、青年から壮年へ、そして老人へと、その方の歴史を
共に過ごす機会が、ふんだんに、ありました。
今は、それに触れる機会もございません。
そうすると、年金を、自動的に、受給する、知らない、ただ年をとった
人間達が、増加していく。
そういう、イメージが、実は、すでに、色んなメディアで作られています。

紛れも無く、何かの、世代間の、対立を、引き起こし、
そして、何かの、プログラムを可能にしていきたい、そんな動きをも感じます。
そういう意味で、逆に、老人たちは、引退を決め込まないで、
本当は、何か、すべきことが、あるのではないか。

そういう風に、最近、「老婆心」ながら、思ってしまうわけです。