まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

チーム作りって、何だろう?原監督へ

2005年10月06日 | スポーツ
すいません、くどいようですが、野球ネタです。
以前、書かせていただきましたが、今、読み返しても、何をかいているのか
自分でもわかりません。
ごめんなさい。
今回は、大丈夫、です。間違いでなければ、ですが。

マスコミが関心がないようだ、と書きました、原監督就任。
ここで彼は、またしても、チーム作り、というテーマに言及している。
なぜなんだろう?

メジャーといわれる、一軍。その時点で、球団が契約できた、最高の選手の
集まりが、1軍、のはずである。
その為、資金力、情報力、球団力など、それぞれの要因によって、
集められる選手の質は、一定していない。
簡単にいうと、「戦力バランス」といった表現にもなる。
ただ、資金が豊富だから、といって、最高の結果が残せるとは限らない。
それは、今年の巨人をみれば、明らかである。
一方、元ダイエーほど、金がなかったチームはない。

さて、自分の考えなんだが、チームとは、結局、勝つことを前提として、
編成されているし、選手は参加しているわけである。
監督は、一流と言った選手を、持ち駒として、戦っていくわけで、
そこには、戦術、この球場の、この投手には、こういったオーダーで望む。
または、各選手のデータをみながら、この投手は、この時期において、
このチームに結果を残している、など、イニング毎に、状況を見極めながら、
その時点での、有利不利を、瞬時に判断し、的確な、戦力の投下をしていく、
それが言ってみれば、采配であろうし、監督業だと思っている。

それなのに、チーム作り。
何を、彼は、やろうとしているのだろうか?
それは、球団の編成権のことを言っているのか?
まさか、父親が高校野球の監督をしていたために、薫陶を受けて、
アマチュアの素材を、鍛え、プロたる人間に育て上げる。
そして、勝利を目指す、チームを作り上げていく。
そんな風に、考えているのだろうか?
(あの当時の、ロッテ。バレンタインと広岡氏との確執を思い出して
しまいました。広岡氏は、選手を育てろ!バレンタインは、選手はプロだ。
と言って、最終的にはどちらも首になりましたが。)

それは、プロに失礼だろう。
だったら、全員、2軍登録でいいではないか。
もし、そういうことが、原氏の言っている、チーム作りなんであれば、
あまりにも、日本のプロ野球を、冒涜していることに、なりはしないか。
あまりにも、旧時代の考え方なのではないか。

星野氏やら、落合氏が、異論はあろうとも、監督として、理解できるのは、
この1軍で、結果が全てであるといった、一言の表現だ。
選手は、結果を出すために、雇われている。
単純に、結果を出せない選手は、使えない。それだけである。
もちろん、結果を出させる工夫なり、状況を与えていくのも必要だが。
戦っているのは、選手ではある。
その局面局面で、勝ちに行くオーダーを出せるのは、唯一人、
監督だけなのである。
だから、敗戦に関しては、個々の能力もあろうが、「何も手を出せないうちに
ゲームが終わってしまいました」という表現は、決して、言えない。
その打つ手を考え、手を尽くして、最後まで、戦略を練り、戦う姿勢を
それこそ、若手やらベテランなど、全く関係が無く、見せていく。
日々のあり方こそ、プロの監督ではないか。

軍隊でも、司令官が、募集やらスカウトで集めた兵士を、
「チーム作りを」なんて言って、走り込みから、付き合うかねぇ。
鍛え上げられた兵士を、司令官の元に所属させ、編隊を作成するのは、
別の部署のはずだ。
監督がやるべき仕事じゃないのではないか?

また、彼の、長々としたコメントを聞いて、勘違いでなければ、
あの、長島がやった、伝説の伊豆の特訓みたいなことをやると思います。彼は。
ふぅぅ。


なべつね劇場、激情?

2005年10月06日 | スポーツ
うまくまとまりませんが、手短に。
昨日の巨人軍監督、就任記者会見。たまたま、テレビで見ました。
なべつねのキャラクターを、全面に出す、まとめ方で、
要するに、当事者の原氏に関しては、どうやらどの局も、興味なし、
といった感じであった。

「よみうり巨人軍の人事異動なんだ」といった、「なべつね」のお言葉に、
全員が、それぞれの思いで、違和感をもったのは確実で、
その程度の人事で、なぜ、星野氏に声をかけたんだ、ということにも
なりかねません。
これで確実になったのは、よみうりグループにおける巨人軍は、
単にグループ会社の一員で、言ってみれば、文化事業の一環でやってるんだ、
ということでしょう。ええ、社会人野球みたいなもんです。
うまく、テレビにおいて、視聴率やら、新聞の販売部数に直結すれば、
ビジネスとして成立。でなければ、あのサッカーのベルディーのように、
切り捨ても、あるのではないか。
(まぁ、歴史的にも、野球は特別ですし、サッカーのように、言うことを聞かない
チェアマンもおりません。口をはさむ問題ではない、と、常に言っている、
コミッショナーが上にいるだけですから、それはないでしょうが)

そういう、野球に対して、多分、何のリスペクトもなく、思い入れも無い野球に
関して、彼が憤るのは、荒らされるということだけ。
この村社会の掟を、破って、荒らす人間が嫌いなだけ。
よって、「阪神電鉄」という上場会社の株を、買占めに走った、あのファンド。
なぜか、彼は、「野球協約を、一から読み直すべきだ」
と、強引にのたまいます。
確かに、タイガースを上場させるべきだの、提言があったみたいですが、
彼が買ったのは、阪神電鉄です。
さんざん、あのフジテレビでの、「ほりえもん事件で」ニュースなり
意見を、己が新聞で、評した、その代表が、
なぜ、「とんでもないこと」と言葉を荒げるのでしょうか?

まぁ、彼に張り付いてると、面白い絵が撮れるから、というのも事実でしょうが、
どう考えても新聞会社の代表には、とても見えません。
完全に色物です。
政治畑で、時の首相やら、内閣に影響力を持った、と言われた、面影はありません。
こと野球に関しては、ことごとく、「だめ親父」です。
盟友としていた西武の堤さんは、自爆してしまうし、
「絶対になんとかする」と、関係者でもないのに意気込んだダイエーは、
あっという間に「ソフトバンク」。
その途中にはセパ再編にからんで、画策していた合併も壊され、
依然と12球団のまま。

お怒りは、もっともだと思います。