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アウディA5 試乗記 その3

2011-02-28 | クルマ

例によって硬めのシート座り、これまた、S4と同じく小径ステアリング・・・その奥にはパドルシフト

もう~走りたくなる空気がムンムンとした運転席。

スタートボタンを押すと、なんとも良い音をさせて、エンジンがかかる。ここら辺りの音の演出も国産車にも欲しいところ。

これまた、例によってワイパースイッチと、方向指示器を間違わないようにして出発

走り出して、気がついたのは、サスペンションの硬さ。

これって、ノーマルやんなぁ・・・ノーマルでこの硬さだったら、S-Lineはどうなるの

ひょっとして、「ダイナミック」モードになっているのかな?と思って、切り替えスイッチをさがしたが、

S4のように、切り替えは付いていない。う~ん・・・硬い・・・(国産と比べてではなく、車のキャラ的に)

この点を帰って、ディーラー担当者に聞くと、S-Lineの方が柔らかいそうだ

柔らかいというと、語弊があるかも知れないけど、要は硬さにしなやかさがプラスされて、上質になるらしい

肝心なエンジン=走りの方はどうなんだろう?と思い、幹線道路に出たところで、パドルシフトを駆使して、

積極的に車線変更、減速・加速を繰り返す。

感想は、「良いんでねぇの」 幹線道路は片側3車線あるので、ハイペースで車線変更が出来る。

車速にして、40~100kmくらいで、回転域も通常良く使う、2000~5000rpmが中心。

止まった状態からの加速、高回転域からの更なる加速ではないので、必要かつ十分な動力性能が得られる

やっぱり、ターボの生み出すトルク感は伊達じゃないね 3000~5000rpmが美味しい。

今度は走る場所を替えて、もっといろんな事を試してみた。

ゼロからの加速は一般の車からしたら、特に不満がないけど、プラスαを求める人にはちょっと・・・

5000prmで頭打ちになってしまうんで、そこからの伸びが欲しいなぁ~

2000cc4気筒ターボであれば仕方ないか。  高速域からの更なる加速も少々不満がある・・・

但し、エンジン音はその気にさせてくれます エンジンが吠えているって感じです。

自分の乗っている車はスムーズ過ぎて、音までもモーターのような感じのスーッとした感じ

ブレーキはシングルピストンながら十分な制動力ですもう少しキャリパーデザインに色気が欲しいなぁ~

結論日常使うには十分過ぎます。より以上を求めるには少々不満が残ります。スタイルは好き

で、オチみたいな話になってしまうが、試乗を終えてわが愛車に乗った瞬間、安堵感に包まれてしまった

それは普段乗っている安心感・安堵感ではない、何とも表現しづらいものだった。

走り出すと、弄っているので普段は少し硬めのサスだと思っているが、A5にくらべ、しなやかさがある、

程よい硬さに感じ「これこれ」と思ってしまった