Sydney Yajima


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ニューイングランドの科学者の見方

2011-04-30 16:52:11 | Weblog
フェアウィンズ・アソシエーツのアーニー・ガンダーセン

爆発には二種類あるという
ひとつは、音速以内のもの
もうひとつは音速を超えるもの。

第一号機はひどい爆発だったが、煙は白く、これは水素爆発だったことが分かる。
これは音速を超えてはいない。

しかしながら、第三号機では黒い煙が垂直に上がり、しかもオレンジの光が出た。
これは音速を超えている。
そしてプルトニウムが発見されている。アモリシウムも発見されている。これらは、ウランよりも重い。
それに第三号機はより、大きな建屋のダメージが認められる。

ここで、どうして第三号機がより大きな爆発をしたのか・・・
どうも、まだよく分からないが、水素爆発という単純な理由ではなさそうだ。

これは核納庫をつきぬけて、プールにそれが入ったときに起こった爆発ではないか?
とすると、三号機にかんしてはすでに、核納庫の底は破壊されて、むきだしになった燃料棒がプールの中に入っているのではないか?
今のところ情報はないので、政府の発表を待つだけであるが、もしそうならば、今後も放射能はかなり出続けるであろう。
抑えるためには冷やさなければならないだろうが、ただ水をかけているだけでは あまり大きな効果もない
工程表が示されたが、どうなんだろう?
できるはずもないじゃないか。
なにしろむきだしの燃料棒がプール内に出ているかもしれないのである。


子供に、20ミリシーベルトの放射能・・・

2011-04-30 15:20:05 | Weblog
小佐古参与が、涙の会見をした。
「子供たちに、こんな思いをさせられない」


karinnkarinのコーヒーブレイクより抜粋させていただくと、


□嶋橋 伸之
1993年5月、静岡県労働基準局磐田署に労災申請。
実名での最初の認定。(認定2件目)。
中部電力浜岡原発勤務、 計測装置点検作業。81年3月から89年12月まで8年10ヶ月勤務して、50.63ミリシーベルト被曝。
慢性骨髄性白血病により91年10月20日死亡。29才。94年7月労災支給。

□大内 久
1999年9月30日、JCO東海事業所臨界事故。
16~20シーベルト (16,000~20,000ミリシーベルト)被曝。35歳。死亡。

□篠原 理人
同上。6~10シーベルト被曝。39歳。死亡。

□横山 豊
同上。1~4.5シーベルト被曝。54歳。生存。
JCO東海事業所臨界事故で水抜きの突撃隊が作られたが、当時、 「針が振り切れた」というのは100ミリーシーベルトを超えたことをさした。

□長尾 光明
2003年1月、福島県富岡署に労災申請
福島第一、 浜岡原発、ふげんで被曝労働。
77年10月から82年1月まで4年3ヶ月従事。70ミリシーベルト被曝。
多発性骨髄腫。2004年1月労災支給。
すべての情報開示と完全な補償を求め雇用主の石川島プラントや 東電に話し合いを申し入れたが拒否され、04年10月7日、 「原子力損害の賠償に関する法律」に基づき4400万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁に提訴。
2007年12月死亡。82歳。2010年 2月、最高裁上告棄却。敗訴確定。

□喜友名 正(きゆな ただし)
淀川労働基準監督署に労災申請。
泊、敦賀原発など全国7ヶ所の原発で97年9月から6年4ヶ月間、 非破壊検査に従事。99.76ミリシーベルト被曝。
悪性リンパ腫により2005年3月死亡。53歳。
2005年10月、 遺族は労災を申請。2006年9月却下。2007年、不服申し立てにより厚生労働省で「りん伺」(上級官庁に伺いを立てる)決定。 2008年10月労災認定。








これらはすべて、大人の数値である。
子供が受けると、この数倍は確実だ。

政府は・・・

私たち、日本人の子供たちを、実験のモルモットにするつもりか?

外国の医師団が ショックだ、日本の政府は何を考えているのか?と強く非難している。

文部科学省・・・

ああ、私は血涙が出るほどに悔しい。
大切な かわいらしい子供たちを、あなたたちは、殺すつもりなのか?

世界の医師・・・といってもアメリカだが、彼らは、おおむねこのように考えている・・・

レベル 7の環境破壊のなかで、真剣にこの チェルノブイリ以来、25年ぶりに起こった 最悪の状況のなかで、世界は日本に注目している。そのなかで、子供たちを日本の大人が、どういうふうに扱うのか、日本の従順な国民をどのように、扱うのか、情報をどのように開示するのかに注目している。
世界は、アメリカを中心に、公共の健康、そして、かつてのソビエト連邦の失敗を繰り返さないために、何をしていくべきなのか、環境をどのように整えていくべきか、安全と安心をどのように地域住民が享受できるようにするべきかを、科学的なアプローチおよび、社会的責任として、考えていくべきである。

この、25年ぶりに起こったレベル7の事故を、収束させるためには、重要なこととして、まずは、チェルノブイリに比べてどの程度現在の状況が深刻なのかを、第三者的な立場で、経済、健康、地域、などのそれぞれに分けて、注目しなければならない。

また、事故の起こった我々日本としては、今後の世界の起こりうる事故への警告およびそのために伝えられる情報を、きちんと管理し、そして、発表するべき義務もある。

長い期間で、、この激しく汚染された場所は、どうなるのかについても、長期でその変化を見ていかなければならない。
まだまだ分からないことが多い。
健康の影響などは、とてもわかりにくい。
なぜなら、すぐには出ないからだ。

しかし、確実に影響があるので、単純に、今なにも影響が無いからと言って、放り出すことはできない。
また、各個人によって、どのくらい放射能を受けたのかということも、分からないので、詳しく患者の状況を把握することは難しい。

例えば、50人の福島の労働者も正確には、影響についての情報が無い。なぜなら、本人たちが、きちんとした数値管理を受けていない恐れがあるからだ。

被爆には、安全と言うことは、ありえないことは世界的に明らかだという視点は不可欠で、そこから立って、人類の未来への警告として健康の影響を未来に渡って、調べていくこと、そして、子孫への遺伝子の影響を、きちんと何世代にもわたって、調査を続けていくことは重要である。

アメリカにとっては、チェルノブイリの患者たちは非常に興味深い サンプルとして今も、調査対象になっているが、今回の福島もまた、同じように興味深いサンプルとなるであろう。
このようなサンプル(検体)が得られることは稀なことなので、今後も、著差を続けていくことに、医師団は、意義を感じている。

しかし、大事な教訓は、ここで彼らが訴えるのは、アメリカでも起こりうるこの現実を突きつけられたということが一つ目。
そして、次に考えなければならないのは、廃棄物の行方をどうするのかということだ。これは、政治的に解決しなければならない。
例えばコンクリートで囲んでも、放射能は出続けるので、簡単には、解決しない。

アメリカにも30以上の似たデザインのものがあり、それらの火災の影響や、爆発の可能性は、考えなければならない。
今までの対応では十分でないことは確かだ。
そこで、期間を決めて、今後、どう対応するかをしなければならない。

逃避プランも今後は、住民を守るために大事な教訓となった。
放射能の影響も、福島第一プラントの周囲では、ほとんどの土地のサンプルも、少なめに出されていたり、あるいは、50キロメートル先のほうではあまりきちんと計られていなかったりする。これは 心理学的に考えれば、政府と、東電の優先することが、まずは保身であったことと、無関係ではないだろう。多くのデータを出さなかったり、あるいは、逃避プランの遅れていることなども、同じく、そういう意味では、社会心理学的には興味のある状況であり、それを、いかに最小限に被害を抑えるかというリスク管理よりも、さまざまなガイドラインを優先させて、そのガイドライン・・・・同心半径によって避難する住民としない住民を分けたりという自然環境を無視した対応などが行われたりもするため、高い放射能の影響を風下であったために、示しているエリアの人々がそのままであったりする。長い期間で言えば結局は、それらの地域を放置しておいたら、より国にとっては大きな損失となるにもかかわらず、現在の対応を優先するがために、彼らを犠牲にしてしまうのである。それが何百万人にも後々に影響を与えることになるだろう。全体のプロセスとして考えると、長い期間では、大惨事になることが、確実視されており、科学的な立場で、水と食料について公共の健康について考えるべきときであるのに、セーフレベルを引き上げガンのリスクを引き上げる行動が取られている。
このままで行けば、今後ガンは、100人に一人のガンにかかる確率が3人に増えたとしたら、100万人に対して3万人に増えることになる。これは 大人のリスクだ。安全だと政府は言う。だが、これは残念ながら、嘘である。被爆には、安全なレベルなど、絶対にありえないのだ。100%のリスクがあるのである。安全なレベルなど、世界中に存在しない。これはきちんと理解しなければならない。
ショックな現状は子供は、より影響を受けやすい。
子供に20ミリシーベルトをあたえると500人に一人の子供がガンになることを示している。つまり、この地域で言えば、200人の子供がガンになるということだ。
また、様々な形で身体に取り込まれた放射能は、様々な影響を与えるであろう。
また向こう200年にわたって何度もこの影響は遺伝子を伝って出てくるであろう。
どれほど危険なことかを理解していれば、今しなければならないのは、直ぐにこの場所から離れるであろう。
健康を守ることは大事だ。こんなことは、アメリカで決して起こってはいけないことだ。
今後、クリーン エネルギーをアメリカは開発し、もう原発を作ることをしてはいけない。
私たちは、この福島の結果がどうなるか、
ほぼ確実に分かっている。どれほど、完璧だと思ったデザインであろうとも、完璧とは程遠いということを今回の事故は証明して見せた。

一体、どのくらいの人間が、今後死ぬことになるのか?
これは、日本の政府が、さまざまに公共に与える影響を考えて、わざと間違った情報を流していると考えられる。さらにそれが大きな被害を与えることになることは想像できるが、多くのことがはっきりしていない上に、どのくらいの人が、今その地域にいるのかも津波の後ではっきりわからないため、具体的な数値を出すことは不可能だ。
日本政府は、家の中にいるようになどということを発表している。
政府としては、影響が大きくなることと、健康被害が拡大することのジレンマのなかにいるのであろう。

一体どのくらいのレベルまでに被爆ならば大丈夫なのか?
はっきりとは言えない。なぜなら個人差があるからである。だが、100%のガンのリスクがあるのは、セシウム137がもっとも多いだろう。しかし、どのくらいの人間がどのタイプの放射能を浴びてそして、統計を取ると言うこと自体難しい。広島 長崎の古い観察記録があるだけで、それだけで、研究の対象とするには あるいは結論をつけるのは無理がある。この難しさの中で、一番はっきり言えることは、まず、最小限にとどめる努力をするべきだということだ。
放射能は、チェルノブイリでは、広い地域で離れていても影響のある人はあったと思える。

レントゲンを妊婦にしないことは、常識だが、それは、影響を減らすためである。
医学の世界では、影響を減らすために様々に工夫してどれだけ放射能の影響を減らすかということに腐心している。
しかも放射能は、蓄積されてくるので、土地から出てくる放射能、海から出てくる放射能など、環境にどのくらいの放射能が含まれているかを福島で考えることは、いますぐに始めなければならない検証であるはずだ。

福島の放射能の影響は、世界にとってどのくらいの影響があるかというシュミレーションは、まだはっきり実は分かっていない。ひとつには、福島からの情報が、日本の政府どおりなのか、あるいはもっとほかに漏れている(放射能が)あるのか、それが例えば今の発表の10倍もあるのかどうかも分からないので、今から予測することは難しい。
現実には向こう二週間の様子を見なければならないだろう。

放射能の計測地にばらつきがあるのはなぜか?
日本の社会は、様々な計測地があるが、どれが信用できるのかはもうひとつはっきりしない。1メートルの高さが普通なのだが、どの時間軸でレポートされたものか、何キロ離れているのか、あるいは、風向き、細かいディテールなどが同時に発表されているものは無いので、判断が出来ないのが現実である。


幽霊に脅えるな

2011-04-30 10:39:14 | フリーメーソン
以前、わたしはこういうことを書いた。

かつて、日本に住んでいたとき、常に誰かによって、コントロールされていることを感じていた。と。
そして、それは、誰だかわからなかったが、しかし確実にその 集団 仮にM集団としよう。・・・によってコントロールされていると感じていた。
外国に出ることによって、その呪縛の鎖を断ち切った。
そして、フリーメーソンである私自身が、断言できることは、そのM集団は、フリーメーソンではない。
と書いた。
M集団は 何をし、どのように国民をコントロールしてきたか。
それを 買いてみたい。

彼ら、M集団は、戦後、昭和20年以降、三つのことを推し進めた。

ひとつ、テレビによる支配。
マスコミ、新聞、テレビによって、国民の意思を左右することを考えた。
大衆の意見 = 世論
つまり、その意見の集約するところ、自民党の 一党支配も可能だった。

ふたつ、スポーツ(主に野球)による支配。
国民はスポーツが好きだ。ルールは難しくない。さほど高等教育を受けていなくても、理解できる。専門用語は実に多彩であるので、ある程度 知識がなければ話せない。しかも、明るく、話題には事欠かない。特に、歌謡曲などとコラボレーションすれば、大衆の不満のはけ口となる。

三つ目 原子力による支配。
日本人には、すでに潜在的な原子力への不安がある。それは広島長崎によるものだし、また長い冷戦の間に、培われた宣伝・・・おもに、これはアメリカによる宣伝だが・・・ソビエト、中国という共産主義というとんでもなく危険な思想によって洗脳された国家が ある日日本を攻めて来るかもしれない・・・ということと、日本の枯渇エネルギー対策ということを、1970年代のエネルギーショックによって、深く広く、不安感をあおり、逆に 平和利用という謳い言葉によって、原子力発電へとなびかせた。アメリカのGE社の高額な原子力発電所を購入、入札させることもできる と同時に、徹底的な推進によって、多くの利権を得た。

と、この三つを集約すると一人の人間に行き当たるはずだ。
名前は あえて挙げない。
だが、巨人 大鵬 卵焼き
の時代に、今の日本の支配の原型が作られたというヒントで 十分なはずだ。

それでも分からなければ、警察官僚もヒントとして与えよう。
それでも分からなければ、日本武道館。
さらには、関東大震災で、「朝鮮人の暴動」というデマを流した張本人。
そいつは、こう言った。
3Sで 国民を痴呆化せよ。 3Sとは「スポーツ セックス スキャンダル」である。



そして、今も 日本人は、その幽霊によって 日本中を支配されている。
そう、あなたが もし、今 日本に住んでいたなら、毎日どこかで、間接的に彼らからのメッセージを受けていて、知らず知らずのうちに、それを実行している。

しかし、彼らの支配のタガが 徐々にゆるんできた。

今、まさに外れようとしているところだ。

インターネットによって、しかし、彼らの鎖が切れようとしている。
時代は、再び煮え始め、面白いところに きている。

東大の教授でさえ、謀反を起こし始めている。
もはや、いくら隠そうとしようとしても、すでにM集団はそのコントロールが効かなくなっている証拠がここにもある。
今まで、仕方なく、彼らに追従してきた学者先生までもが、もはや、良心の呵責に耐えかねて 真実を暴露し始めた。
マスコミは、どう伝えれば良いのか、分からず、とりあえず、小さく取り上げようとしている。
全く取り上げないわけにはいかないからだ。ざまあみろ。

ついに、時代が本当の意味で動く。
それでも、まだまだ、少なくとも、数年はかかるだろう。
だが、思ったよりも早く来た印象を 私は持っている。









言葉では言い表せない あわれ

2011-04-30 08:46:35 | Weblog
私の妻は、九州人である。
だから、どうしても九州の話題が家庭では持ち上がる。

3月12日 九州新幹線が全線開通した。
そのときのためのCMがある。

しかし、ご存知のとおり3月11日は、大震災がありこのCMは お蔵入りになってしまった。
九州全体が平和なときに、80キロで走らせた新幹線から映した ビデオだ。
多くの沿道の人が、祝福を体全体で表現している。

なぜか、3月11日の地震、津波の悲劇と、このおおよそ似つかわしくない、九州新幹線の映像の両方が私の胸に去来して、涙腺が緩むのだ。おなじ日本人として、その双方が、同時に複雑に、胸の中で交錯する感情は、言葉では言い表せない あわれ なのである。

この九州新幹線のCMを見たら、きっと あなたも何かを感じ、考えるだろう
私の言葉に出来ないところは、あなたの言葉で埋めてみてほしい。


ロイヤル ウエディング (昨日 考えていたことなど)

2011-04-30 07:47:32 | フリーメーソン
徒然に書きたい。

昨日の ロイヤル ウエディング を見た人は 世界で20億人だと推定される。と、イギリスは言っているが、それは まあ、言いたい放題の法螺である。
まあ、せいぜい 3億人程度であろう。
20億人といえば、3人に一人が あの退屈な結婚式を見ていたということになる。
テレビを持っている人が、世界に20億人いるはずもなく、世界の半分以上の人口は、電気も通っていない生活をしているので、そんなアホな数字が成り立つはずも無い。
すくなくとも、昨日、アラバマの地域は竜巻のせいで 停電になっており、東北でもまだ多くの地域が停電になっている。
アフリカにも電気の通っていないところは多く、中国の西北部には、まだ19世紀の生活水準のひとがいる。
それなのに、20億人を推定で出すのは、いかにもグレート ブリテンと言って憚らないイギリスらしい。
別に、ウィリアム王子に文句をつけているわけではないが、ウィリアム王子とキャサリンがキスをするシーンがあり、イギリス民衆がバッキンガム宮殿の鉄格子に 動物園の猿か、凶悪犯の刑務所の囚人のように、ぶら下がってみているのを、私はなかばあきれる気持ちで見ていた。

王侯諸侯いずくんぞ種にあらんや

の気持ちは、持っている。

面白かったのは、教会の内部の様々な儀式や、そのなかで使われる言葉で、そこにはフリーメーソンの儀式に使う言葉がたくさんはいっていたことぐらいだったが、これなどは、私自身がメーソンであるために、知っているかなり偏った知識である話なので、とても普遍的に おもしろいということを、多くの人と分かち合うことは難しいだろう。
こういう、ややおたくな趣味以外のところでは、昨日の結婚式は、かなり退屈な見世物であって、それが証拠に、多くの人がビデオショップでDVDをレンタルしていた。

妻は、夕方近くのディリー ストアーに買い物に行って、人が少ないのに驚いていた。
イースターが終わると、シドニーの人は、みんな大量に買い物に行き、それが一段落すると、やっと
「はあ、今年のイースターも終わったな」となる。
ご存知の方も 多いと思うが、オーストラリアでは イースター期間中には イースター ショーというのがあって、そこでは、多くの農場から、牛であったり、豚であったり 鶏であったり、時には、馬であったり・・・を持ち寄って 品評会を行う。
「おおすばらしい 豚だ。毛並みも良く、云々・・・」などと言われても、おそらく 私のフリーメーソンの知識と同様、かなり偏っていて、まったく普遍性の無い話だから、多くの人にとっては、どうでもいいことだろう。
娘は、それでも友達と出かけて行き、イースター バッグなるもの・・・日本で言えば福袋か・・・を、買ってきて、中からスヌーピーのバッグやら、傘がでてきて大喜びしていた。
およそ半数のオーストラリア人たちは、すでに、イギリス王室を支持してない。
残りの半数か ややそれに足らない人々が、ウーマンズ ディーという大衆雑誌のファンで、そういう王室のスキャンダルが好きなのである。
まずもって、サー などという称号がクィーンから与えてもらえる人は、その中の0.01%にも満たないわけだが、宝くじを買えば誰でも当たった気になって、その金の使い道を真剣に考えたりするのと同じような気持ちで、雑誌を読んで、鉄格子にぶら下がって テレビにかじりついて 喜んでいるのだから、まあ、めでたい話だ。罪は無い。 気の毒でもあるが。

ジェームズ ハーディーというメーソンの人間がいる。
彼の会社は、アスベストを作っていて、今 あっちこっちから訴えられているが、なんとか 切り抜けている。

私が思うに、東電に限らず多くの電力会社の末路も、似たような者に成り下がるだろうということだ。
電力を原子力というもので賄うことは、私の少年時代から、夢の新エネルギーとして、鉄腕アトムなどを通じて、刷り込まれてきていた。
子供のとき、交通の図鑑を持っていたが、そこにも多くの原子力自動車や、原子力船、などの挿絵があったのを記憶している。

もちろん、全部 北朝鮮の金正日を崇拝する挿絵のような 寓話であり、ありえない話ばかりであったが、心のどこかで、それらを信じていた。
信じると、そこから想像に色がつき 広がり、未来という言葉を聞くだけでそこには ユートピアが待っているような気がして、現実と乖離された、なにか素晴らしいことが待っていると思い始める。
今から思えば、
そう、今から思えば という過去の賛辞をすることになるのだが、街には多くのそういう夢を持った子供があふれて、アポロ11号の月面着陸を 小学館のボール紙でできたロケットを組み立てることで、(それは ちょうど私の身長ほどもあった) 父の日曜日を台無しにした時代、あるいは、サンダーバード アイランドを父に組み立ててもらい、バネ仕掛けのロケットが飛び出して喜んでいた時代・・・のほうが、とても幸せだったように思える。
子供のころ、私のおもちゃ箱には、そういう様々なものがいっぱい詰まっていた。
ディズニーの映画を見た後、家でもういちど絵本を見ると、感動したりしたが、今では、その当時の絵本全集は、とても貴重なものらしい。
おそらく サンダーバード アイランドも それから2号機も、貴重なものなんだろう。
でも、当時のウルトラマンや、ゾフィーも、私の古い40年前の記憶は残り、おもちゃたちは、どこかへ消えてなくなってしまった。

多分、こういうことなんだろう。
原子力発電所というおもちゃは、日本人にとっては、夢の実現であり、それを手に入れるために、多くの学者、実験室、工事費、維持費、などなどの経費をさんざんかけて、そして、それらは、散々遊んだら、どこかでつぶれるようになっており、それは、サンダーバードアイランドのロケットが割れたり、バネが効かなくなって飛ばなくなったりしたあと、プラスチックの粗大ごみになったように、コンクリートと瓦礫の粗大ごみとして、どこかへ埋め立てられる運命にあるということなのだ。

私たちはすでに 心のどこかでそれらを織り込み済みのこととしている気がする。

電気代があがり、東電の役員報酬が削減され、その削減幅が少なすぎるとさまざまな人が 文句を言う。
アメリカでは、破綻した金融機関が税金で生きながらえ、そのCEOたちが、多額のボーナスをその税金から受け取っていたなどということがあったが、それに近い話だ。
一流大学といよばれているところは、あまり 良い人を作り出さない機関らしい。
ならば、必要ないもののようにも思える。

もちろん研究も勉強も否定はしないし、一流大学が悪いと言っているのではないが、、偏った知識だけでは、人が人でなくなると思うのである。

昨日は、ウィリアム王子の結婚式から、今の日本をシドニーからみて、こんなことを考えていた。







無いことを祈りながら、それでも もし万が一・・・

2011-04-29 01:57:49 | Weblog
給水の結果、温度が下がったとある。

だが、同時に水素爆発の危険性も高まっているという ぎりぎりの綱渡りには違いない。
もし、このまま水温が下がり続けるのであれば、いいのだが・・・

万にひとつ。
の、話をする。

縁起でもないと 言われても、書かずにはいられない。
なぜなら、生死を分ける問題だからだ。

最悪の状況が起こったとする。

それは、テレビ、ラジオなどで、こう告げられるはずだ・・・
「ただいま 速報が入りました。福島第一原発において、爆発が起こった模様です。詳細はまだ分かりません。」
テロップが流れる。
政府は対応に追われる。

その瞬間、あなたは何をするべきか

もし、あなたが、危険地域に居る場合。
それは、どこまでの範囲か?
風向きが変化するので 予測は出来ないが・・・
ざっと 半径80~150キロメートル範囲内と 仮定しておいてもいいだろう。

もし、危険地域に居るのではないだろうかと 僅かでも疑いを感じた場合、どうするべきか。
あなたは 考えているだろうか?
必要な準備はしているか?
子供たちとすぐに連絡が取れるか?


爆発が一つでも起こると、誰も原発に近寄れなくなるばかりでなく、吹き飛んだ放射能汚染が広がる。
さらには、近くに寄れないために、他の原子炉も危なくなる。
つまりチェルノブイリをはるかに越える 大惨事が起こるということだ。

そこで、最大のリスクを考えなければならない。
特に、子供のいる家庭。
その場合は、リスクを最小限に減らす努力が必要だ。
躊躇する時間は無い。
行儀良くしなくてもいい。
パニックでもかまわない。
周りの人になんと思われようが、恥だと思う必要は無い。
なりふりも構わず、逃げることしかない。

ただ、ひたすらに離れよ。振り向いてはならない。
かつて、ソドムとゴモラの 創世記の記述の如く。振り向かず、ただひたすらに逃げろ。
後の事は、後の自分自身が考えるであろう。
その時は、明日の事を考えず、まず今日 生き延びることだけを考えよ。

その最悪のシナリオのために、準備をしておいてほしい。
どこへ逃げるか。
その時に、あなたや家族にとって、何を持っていくかよりも、何を捨てることができるのかが、より重要になるはずだ。
未練はいらない。
アルバムは食べられない。
センチメンタルは無用の長物だ。


棄民7

2011-04-28 01:42:18 | Weblog
チェルノブイリから25年がたった。
もし、あのとき産まれた赤ん坊が、いま、25歳の誕生日を迎えているとしたら、我々 大人は、彼らにどんな顔で接すればいいのだろう。
恥ずかしい話だが、25年前、何をしたのかというと、日本人はなにもしなかった。
ただ、チェルノブイリは、ロシアのウクライナ地方の事故で、彼らのずさんな管理や、それを裏付けるような資料を毎日 ニュースで見た。
「そりゃあ、ロシアだから ああなったんだな。」
その当時、20代だった私も、そう思った人間の一人だ。
そのあと、日本でもプルサーマル反対のニュースや、原発反対のニュース、裁判のニュースを何度もみた。
それで、私が何を感じ、何をしたのかといえば、ただ、スルーしただけだった。

私は、株式投資をする。
つい最近まで、あるオーストラリアのウラニウム鉱山の株で騰がったと喜んでいた。

それに、原子力発電所は、中期的には有望なエネルギー資源になる。とまで、言い切って 憚らなかった。
それが、知識が無かったからだとか、そんな程度の言い訳で済まされることではないと、今になって、思う。

小出京大助教の名前さえ、今回の3・11があるまでは、知らなかった。

私は、そんな恥ずかしい人間だ。
これまで・・・
実を言うと、もう少し、自分はマシな人間だと思っていた。

社会的にも、家族を持つ父としても、あるいは、社会的責任や、道義、さらには倫理においても、そういうものが、備わっている。
そう思っていた。
ところが、バリバリと自分の仮面が剥がれ落ちていく感じがし始めた、自分の間違いを認めたくない気さえした。
今も、心のどこかで、「悪夢を見ているのではないか? いや、そうであってほしい。明日 目覚めたら、何事もなく、3・11以前の世界に返って元通り生活できる」と願っている卑怯で、とてもじゃないが、人に見せることの出来ないほど ぶざまな 自分自身を持て余している。

管首相を、多くの自民党員が 批判している。
この自民党員の多くは、私などよりもっと 力があり多くの事が出来た人たちであって、その彼らが、54基の原発を作ってきた張本人であるのにもかかわらず、管首相を批判している。
管首相が、正しいことばかりをしているとは私も思わない。
だが、誰が首相だったら、原発を止められたのか?といえば、誰であっても無理であったろうと思う。
原発の事故をとめることができたとすれば・・・それは、過去25年間だったろう。
もしチェルノブイリを真剣に考えて 受け止めて、日本中の原発を止めることであれば、一党独裁であった自民党にならば できただろう と思う。
だが、彼らは、えんえんと推進してきた。
もちろん、利権もたくさん生んだ。
福島原発の地主だって政治家で、いかにもご意見番のようなことを言っている人である。
とんでもない話だと思う。
民主党だって、25年前はほとんどが、自民党員だった。
ならば、今の中心メンバーにしても、みんな、今回の福島には、一連の責任があるはずだ。

それに多くの官僚の天下り機関もそれにぶら下がった。
彼らにとっては、再就職先の原発だった。
今も多くの もと官僚がそこにいる。

マスコミも、広告費・・・それも巨大な・・・のために黙った。
批判はしなかった。
誰もしなかった。

そして、多くの日本の一般市民たちは、信じた。


これらは、いろんな意味で 裏切られた。
裏切られたとき、無力感に陥る。
今の、日本人は 見えない恐怖と どこかで無力感を持ち、あるいは あきらめの空気の中で 運命の審判が下るのを ただ 待っている。
いつ爆発するかもしれない原子力発電所が、4基。
それに、まだ今後事故を起こすであろう原子力発電所が プラス50基。

私が 子供の頃、宝塚という大阪のベッドタウンで育った。
宝塚は、閑静な町で、少し歩くと、甲山というかわいらしい死火山があり、そこから見下ろすと、山肌から伸びる宝塚の町が見下ろせる。
その中心には、阪神競馬場があり、それはオーバルのトラックを持ち、かなり広大な土地を占めている。
父が 少年時代には、そこは飛行機の部品工場があり、アメリカの焼夷弾が、雨アラレのように降り注いだ。と言う。
私が子供の頃、阪神競馬場の近くで、たくさんの白いビー玉を拾った。
ビー玉は、セラミック製で、時々 焦げているのもあった。

あれは、今から思えば、ベアリングの鉄球のかわりに使われていたものだったろう。
それが焼夷弾の焼け跡の土のなかから、泥とともに出てきて、私たち少年はそれを 白いビー玉だと喜んで遊んでいたのだった。
おそらく、そこには多くの焼けた死体があった場所で、そして、私たちはその人たちが製造した白いビー玉で、何も知らずに遊んでいたのだった。

土の中からは いろんなものが出てきた。
鉄くずやら、古いビンやら、多くのガラクタは、みんな、戦争中の廃材だったのだ。

今、産まれてくる子供たちも、おそらく、何も知らないまま、福島の原発をそんな眼で見るのだろう。
焼夷弾を知らないで、ただ、落ちていたビー玉を拾って遊んでいた私の少年時代のように。

多くの人が、亡くなった。
あるいは、これから 亡くなりつつある・・・。
その結果は、25年後の世界を見ることが出来たら、私はまたここに、書くつもりだ。

どんなふうに、棄民政策が2011年から後に、行われてきたのかを。
そうすることが、せめてもの、自分に出来る償いであるように思える。


小出京都大学助教

2011-04-27 02:40:23 | Weblog
小出京都大学助教について 何か書きたいと考えている。

歴史上の人物というのは、そうそう 滅多に 出会えるものではない。
なるほど さすがだと思える人が 市井には、居る。
その人たちは、もし時代と場所がぴたりとあえば、風を受けて人々から認められる大きな仕事ができるかもしれないが、不遇のまま終わることが まずほとんどだ。
この小出京都大学助教も、その一人だった。
だれも、彼の言葉に、今まで耳を傾けることもなく、いつも、風下に置かれ、時には、鼻で笑われているという扱いを受けてきた。

しかし、この人は、欲もなければ、名声もいらぬという とても扱いに困る人物だ。
政府の偉い人が来ても、驚かない。怖れない、力まないしまた、怯えることもない。
淡々と、学者らしく、自分の意見を述べる。
しかも、笑顔で述べ続ける。
そして、自分の信念は曲げない。
一誠を貫く。
思想は、人のためであり、小さな子供たちのためであり、おとうちゃん、おかあちゃんたちのためである。

どんな人なんだろう。
私はできたら、お会いしたいし、一度でも いいからお食事をともにできたらと願う。

ああ、すばらしい人だ。
どんな人なんだろう・・・

ひとつのことを、研究していくためには、まず、忍耐が強くなければならないだろう。
それに、とても優しい人でなければ、それは出来ないはずだ。
彼は髪もボサボサで、質素で 研究室にいつもいて、そして 多くの人のために情報を発し続けてくれている。

被爆の危険性を、つねに 真剣に、真率に 訴えている。
私には、分かる。
ここまで 注意深く見て、分かったことを言うならば、
彼は
東西古今で、日本の誇るべき一流の人物だということだ。

この人を 失えば、我々には未来はない。
小出さんを 守ろう。

大橋弘忠 東京大学教授 「プルトニウムは飲んでも安全ですよ」

2011-04-26 01:26:30 | Weblog
大橋先生の発言 
なんだい、この人を見下した 態度。今、もう一回、この大橋先生とやらに、話をさせてほしい。

東京大学教授 大橋弘忠 という人間を、ちゃんともう一度引きずり出して、話を今こそ聞きたい。
ちゃんと、説明させたい。


これほどの、知識がありながら、ただひとつの誠意がないために・・・
そして、この知識だけがある 東京大学教授の大橋弘忠のために、どれだけの子供たちを、殺すことになるのか。

恐怖の垂れ流しですよ、これは、ははは・・と笑っている。
心配ないですよ。
こんなこと根拠の無い話ですよ。
チェルノブイリがどうだとか、そんなことは関係ない話ですよ。

なんだそうだ。

地震が怖いですよという話ばっかり言われてもなあ。と、完全に馬鹿にしている。
じゃあ、今、どう説明してくれる?

小出氏の反論も面白い。

1993年から増えたプルト二ウムは43トン。長崎の原爆を2000発出来る量だ。
想定していることを超えることは あることだと力説している。
そして それはそのとおりに福島第一原子力発電所において始まったのである。

プルトニウムは 飲んでも安全ですよと言う大橋弘忠 東京大学教授

小出氏は、気体になって肺に入ると危険だと言う。
「どうして気体になるんですか?」と大橋は、言い返す。

「プルトニウムは環境に放出されることは、考えられませんし、そういうことを申し上げても、全然駄目なわけですか?」と、大橋弘忠 東京大学教授は 言う。「今まで説明してきて、ごちゃごちゃ何を言っている?」
こういうスタンスだから、この事故があったわけだ。





ビジネスの観点から 原子力発電所を見直すと、あとはもう ウルトラC作戦しかない。

2011-04-26 00:13:27 | Weblog
今回の事故で、補償額は東電だけでは賄いきれないという。
つまり、東電だけで賄いきれない分は、税金で ということになる。
そこで、財源確保のために、増税をすることになった。
増税は、今の流れで行くと まずは所得税率引き上げと法人税引き上げ、さらには消費税引き上げと、さらには各種手当て見直しという四重の増税を、始めることになるだろう。
それによって、すでに疲弊している日本経済は壊滅的な打撃を蒙ることになる。
すでに、国債発行額は、頂点を越えているので、担保が無い。
担保になるのは増税しかなく、それは国際競争力を削ぐことになる。
ただし、国内需要が復興景気によって増えることが見込まれるので、この点においては、雇用の確保ということは、ある程度カバーできるだろう。
したがって、復興事業には、利権が絡むので、多くの旧自民党型の建設ラッシュが起こるので、より多くのエネルギー政策も必要になる。
そうこうしているうちに、向こう数ヶ月以内に、中国のバブルが弾けてしっまうので(過去に中国バブルのはじける50の理由を書いているので、参照して欲しい)タイミングがうまくいけば、日本経済は復活するかもしれないし、世界第二位の地位をとりもどせることもありうると 私は思っている。(実質、世界第二位の中国の発表は、まず数値ありきの においがする)

さらに言えば、複合的にアメリカ ドルが オーヴァー マネー サプライの結末として当然、暴落をはじめ、そのために多くの国費をかけて防衛体制を強化しようとするだろうから、自衛隊への負担が増えることになるだろう。
自衛隊への負担は 国民のコンセンサスをある程度 今回の地震での活躍により、得られるので、此処への予算は増えることになり、今後日本も、新型兵器をふやすことになりそうだ。

ユーロは現在でも多くの矛盾を抱えており、すくなくとも、向こう5年間は衰退の道をたどるしかなく、スペインギリシャ、アイスランド、それにポルトガルに加え、他の主要国の負担が増え続ける可能性を考えると、世界を引っ張っていくことなど到底覚束ない。

したがって、増税の負の部分と、復興の正の部分の両方とを考えあわせて、さらに上に書いた複合的な要素を三次元的に加えると、かなり予測の難しい状態が浮かび上がってくる。
ただ、その予測は、私の目にはあまり芳しくない・・・もし、あることをすれば、しかし 180度この観測は変わる。
それは ウルトラCのような政策で、とてものこと、今の自民党にも 民主党にもそれだけのことを行う人物はいない。

まず、日本中の原子炉をすべて廃炉にしてしまう。
これが第一。
つぎに、すべての化石燃料もやめてしまう。
これが第二。

え?となるだろう。

ここまでくると、現実離れしているからだ。
だが、現実離れを起こすエネルギーがなければ、とうていこの国難は乗り切れない。

第三
日本中の家庭に太陽 風 発電を義務付ける。
アパートメント、工場には、地熱発電を義務付ける。
その金はすべて国から 無利子の借金で賄うことにする。
そして、そこで発電される電気代を借金の返済に充てる。

というウルトラCだ。
こうなると、今、買うべき株は、太陽電池、風力発電 地熱発電のみだ。
と こうなる。

もし これが成功すれば、日本は今後 一切 化石エネルギーを買わなくても良い。
また、一切 原子力発電もないので、ウランも 保有することもなく、また、事故もなくなる。

夢物語だとか、ファンタジーだとか言う人に、聞きたい
「あなたは、今 何世紀に生きていますか? 」


坂本龍馬 の意思

2011-04-25 21:37:04 | Weblog
ずっと 徳川の差別政策が続いていた。
日本中、差別があった。
差別を打破したい。
それを願い、実行した。
そして、それは、龍馬の死後 四民平等という形になった。
漁師も、将軍も 平等になった・・・はずだった。

新しい差別が始まった。
華族と平民 そして天皇家
そこから、外国へ侵略が始まり、三国人を差別するということが始まった。
韓国人、朝鮮人、中国人たちは、日本人から、差別を受けた。
軍人は 満州に領土を広げ、日本から移民してきた市民を差別した。

そして、アメリカに滅茶苦茶にやられて、それで 何もかも燃えて、それで終わった。
マッカーサーがやってきて民主主義と憲法9条を置き土産にして、帰った。

日本は、また民主主義と平等社会を手に入れたように見えた。

外国人の力士が相撲をとり、在日外国人が多くの企業を起こした。
そして、龍馬の意思は、ようやく明治1868年以降、130年あまりでようやく 達成しはじめたように、表向き見えた。
しかし、格差ができた。

馬鹿な人間は、それを二次元でしか見ることが出来ず、単に 「勝ち組と負け組み」と割り切った。
金を儲けることや権力を握ること、そういうことを どうやら、勝ち組と言うらしい。
そして、そうでない人間を、負け組みと言うらしい。

踊らされた。

多くの人間はそれで、踊った。
だが・・・

その結果、日本には54の原子力発電所という恐ろしい者で取り囲まれていた。
原子力発電所は、それ自身が 放射能を持つ恐ろしいものだった。
だが、日本人は虚ろで、おぼろげな 嘘の繁栄におごった。
バブルは弾けたが、それでも、日本人は、そこまで深刻ではなかった。

東京は、相変わらず、渋谷の輝きがあった。
「日本は本当に景気後退なのか?」
と、私のユダヤ人の友人は、渋谷でつぶやいた。

彼は、口をあんぐりと開けて、渋谷の昼間のような電気の下でしばらく動かなかった。

今から、6年前の話だ。
私たちは六本木ヒルを、歩いた。
雨が降っていた。
だが、その雨は放射能をまだ含んではいなかった。
私は、日本の反映はまだまだ続くことを 一瞬たりとも疑ったことは無かった。


形あるものは壊れる。

そんな簡単なことさえ、見失わせるほど、町中には偽者の光が満ち溢れていた。
私たちの国は、また無茶苦茶になった。

いや、なった というのは正確に言えば 間違いである。

無茶苦茶に、なりつつある・・・がより 正確な表現であろう。
これから、何年ものあいだ。
日本は、どんどんと悪くなる。

それは、なにも経済に限って言っているのではない。
食べ物、空気、水 土地 人心、それらは これでもか、これでもか と続く災害のなかで、ますます荒廃していくであろう。
災害は自然のものと人工のものとの両方によって、絶え間なく、長い期間・・・・終わるとも思えないほどうんざりとするくらい長い期間 襲ってくるだろう。

自然の災害だけならば、半分かあるいは、それ以下で済んだかもしれない。
だが、人災は、終わらない。
なぜなら人間がいる限り、その人間が馬鹿であり続ける限り 誰かを差別し、格差を作りたがり、そして、嫉妬と羨望を生むであろうからだ。

日本を、当たり前に愛して住んでいれば それはそれは風光明媚な美しい国であるのは間違いない。
ため息の出るほど、世界の人が愛する自然を持った美しい国土と食べ物がある。
世界でこれほどの美しい国は ない。
ないのに、人間はその美しい海岸線に 醜いコンクリートの原子力発電所を54基も作って喜んでいた。
そして、無茶苦茶にした。

今、龍馬さんがこの日本を見て、何と言うだろう?
私には はっきりと 聞こえる

「これが人間の国か?」
と。

棄民6

2011-04-25 20:06:21 | Weblog
パイカ氏の投稿を紹介します。


154テラはヒロシマの1.5倍相当だそうです。最初の一カ月の合計は、37万!~63万テラ(海流出分を不明として除外)という猛烈な数字でした。海については東電も政府も言及を避けていると感じます。


もはや、天文学的な数値の放射能が 大気中に放出されました。
この 数値は、今後 20年から30年のあいだに、多くの日本人が ガンになって死んでしまうことを 暗喩している。

奇しくも、この時期、キャンディーズの スーちゃんが、乳がんの長患いののち、亡くなられた。

これは、なにかを暗示していると感じたのは、私だけではなかったはずだ。

昭和の元気のいい一時期、日本中が活気と笑いと 裸電球の下で焼肉の煙を もうもうと上げて 麒麟麦酒を飲んでいたとき、彼女たちはミニスカートをはいて、歌っていた。
あれから、30年。
私たちは、どこに来てしまったのだろう?



姑息

2011-04-25 01:47:52 | Weblog
なんというか・・・
政府は国民を馬鹿にしているのと違うか?
ガイガーカウンターを地上20メートルの高さに設置し、その記録を政府の記録として発表しているが、当然 高さ1メートルあたりの数値の約半分程度になる。
地面に近いほど、放射能濃度は高いからだ。
国民は、今度は個人でガイガーカウンターを購入し、自分たちで計測をし始めた。
それをつねに見れるように、ページも作ってあるので、リンクの6を見て、自分の地域の地上1メートルの高さの放射能濃度を見て欲しい。
すると、今度は、ガイガーカウンターの品薄状態が始まった。
あたりまえだ。
そんなもの通常なら 絶対に売れないものだが、今は みんなが買う。
すると、今度は、ガイガーカウンターが福島に行き渡らないから、買うなと言い始めた。
同時に、政府も買占めをしていることが、分かる。
つまり、こういう放射能汚染の情報が、次々と発表され、国民がインターネットで情報交換されることを、政府は恐れているのだ。
なぜなら、東京の放射能汚染濃度は、かなり高くなってきているし、それで 都内がパニックになり逃げ出すことを恐れているからだろう。

元をたどれば、誰もガイガーカウンターなんて 買いたくないよ。

もっと元をたどれば、どうして、そんなものが必要な国になったのか?ということだ。

そして、情報を都合のいいように規制して発表しない政府・・・
お前らは、それでも 国か?

なんと ケツの穴の小さい・・・

だから、国民はお前たちを信用しないんだ。
自民党も言いたい放題を言っているが、お前たちだって、同じじゃないか。お前たちが建設をして利権を食い荒らしてきた張本人じゃないか。民主党だって、そうだし、官僚だってそうだ。
みんな、根っこから腐っているから、だから、こんなことになるんだ。

犠牲になるのは将来のある、おれたちの子供たちなんだ。
私の子供も、やがてその子供の結婚していく妻や旦那になるであろう日本人も、そして、その孫やひ孫達も。
みんな おまえたち、利権のごみどものせいで、ガンになったり白血病になったりするんだ。

放射能というのは、浴びてはいけない。
それは 被爆と言うんだ。
被爆したら、血液ガンになり、白血病になり、様々な遺伝子の影響になり、みんな苦しんだり、悲しんだり、しながら余生を過ごさなければならなくなるんだ。
一体 何のための原子力発電所だったのか?
コスト?
それとも、原爆を持ちたかったからか?

ここは人間の住む国か?
人間が住んでもいい国か?
人間のための国か?

え?
国のお偉いさん方よ。
お前さんたちは、人間かぇ?

自分の子供や、孫を見ても なんとも思わないのかぇ?

せめて、間違ったなら、「ごめんなさい」と、謝りに出て来い。
そして、みんなに、危険を知らせてまわれ。
二度と原発はしません。二度と利権はとりません。
と、そう 言え。


風評被害

2011-04-25 01:19:31 | Weblog
私も 風評被害については、大反対の立場をとる。

だから、風評被害を出した人間を、片っ端から捕まえてほしい。
その人間どもは、悪いのだから、当然だ。

「原子力は安全です」 と、過去に 風評を放った人間たちを まずは 一人のこらず、刑務所に送れ。