Sydney Yajima


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中国の溝

2017-01-17 01:30:23 | 脱原発に一票
今日の上海マーケットについて、あまり誰も話さない。
だが、2時ごろに大きく下げた点を、もう少し考えてみるところではないだろうか?
ボリュームも大きく政府介入での買い支えの様子も見て取れる。

下げた原因はなんだろう?

人によっては、トランプリスクだと言うかもしれないが、こういう下げ方は、そうではないだろう。
もっと、内部的な理由によるのではないだろうか?

株価にボラティリティーがつきものであることは、言うまでもないが、今日の下げ方は、実にいやな形に見える。

明日以降、なんらかの形で、不安が世界中に広がる可能性もあるだろう。

こんな中、ダボス会議が開かれている。
習近平が何を言うにしても、世界のビジネスリーダーたちに そっぽを向かれてしまっている状況には変わりはない。

習近平は開かれた世界貿易への青写真を示したいと意気込んでいる様子だが、世界は変わった。

縮こまってしまっているのだ。

理由はいくつかあるが、あまりにも増えすぎた移民との軋轢や、そのために起こった様々な不安によると私は見ている。

移民たちの多くは、下層の仕事でも一生懸命働く人たちでもある。
彼らの多くは難民キャンプで眠れぬ夜を過ごしながら、生き抜いてきたタフな人々だ。
言葉も不自由な国で、生きていくためには、タフでなければならずまた、ハングリーでなければならない。
時給の良いところを求め、そして長い時間を働き、子供たちに教育を付け、生活を切り詰めて階段を登ろうともがく。

その様子をみて、低所得者の白人たちは脅威を抱いたのだ。
それは、長く続く不況のせいでもあっただろう。
脅威は不安になり、不安は憎悪となる。
憎悪は、彼らの選挙に反映され 国粋主義が台頭する。

言っておくべきだが、不況は、移民が増えたせいではない。
不況が起こったのは、不平等な税金のシステムで金持がより豊かになり、貧困層はますます貧しくなってしまった資本主義の行き過ぎた結果なのだ。

世界の36億人の全資産=8人の金持の資産
これが、多くの人を不幸にしている根幹なのだ。

もちろん、共産主義は失敗したモデルケースであったことは、言うまでもない。
だが、反面教師の役目をいつもしていた。
少なくとも資本主義だけが、正しいという事も、また、極端な議論には違いないのだ。

話がそれた。

習近平が、何かを得ることは難しく、上海市場はそれを反映しているのではないか?
とは、うがちすぎだろうか?


言葉をなくす・・・

2012-05-16 06:01:52 | 脱原発に一票
福島第一発電所での事故で、多くの放射性物質が飛び散り、今現在も、放射線を撒き散らしている。
そこに、生活している子供たちは、日本の法律で放射線管理区域に指定して、人が近寄ってはならないというほどのひどい被爆環境の中で、毎日、被爆をしている。
この子供たちの未来は、どうなるのか?
放射線は、とても恐ろしい。
血管を傷つけ がんを発症させ、遺伝子を狂わせる。


そんな中・・・
喜多方市で山下俊一長崎大学教授は講演を行なった。(放射線リスク管理アドバイザー)

「福島県の子どもたちは幸せですね。これからガイガーカウンターを一人一人持って、毎日測って、数値記録して計算したり、科学に強くなる。そういう子どもたちになってください。」



どう、思う?
私は、思考停止してしまい、何も言えなくなるほどの衝撃なんだが。

事故と対応

2012-05-13 11:25:35 | 脱原発に一票
どんな、事故であっても、対応マニュアルというのは、大体似ている。
まずは、被害を最小限に留める。そのために、人を安全に逃す。
事故の回復は、最も後回しで、まずは、人間の安全第一が何よりも優先されるはずだ。

この点、世界のどのセキュリティーマニュアルでも同じだ。

OHSとも言われる。 OCCUPANCY Health Securityの略だ。

日本で最大、最悪の事故 福島第一原発の事故で、日本国の立場として行うべきは、まず、人間を安全に避難させるということである。
この点、半径わずか30キロという範囲で限定的に実施された。
しかし、現実には、2万平方キロメートルという広大な範囲で汚染が広がっている。
それは、福島県西部全域、栃木県に一部、群馬県北部、茨木県北部、千葉県北西部 神奈川県北部、東京都北西部(奥多摩)等等である。地図参照

このエリアで生活することは、子供たちの尿から基準値を超えたセシウムが出てくることを意味する。子供たちの尿からセシウムが基準値を超えて出てくると、生態学的に言えば、まず血管のなかがボロボロにやられる。血管は体中を巡っており、とくに子供のうちの新陳代謝は激しいので、結果として、よく言われる甲状腺ホルモンの異常のみならず、白血病、がん、心臓病、腎臓、肝臓などの重要な臓器、あるいは、骨などへも影響が出てくる。5年から10年の潜伏期を経て、子供が青年になったころ、彼らは今書いたうちのどこかから、激しい痛みを伴う病魔にとりつかれ、やがて、数年を待たずして死ぬこととなる。
つまり、このエリアで生活している16歳未満の子供たちには、20年以上の寿命はないか、あるいは病床で過ごすという宣言が為されたと同じことなのだ。
しかし、日本政府は、逃すことをしない。
しないのではなく、できないのだ。2万キロ平方メートルの中に住む、何百万人という人間を、どこかへやって、この地域全部を廃墟しなければならないことなど、できないのである。
それで、日本政府は何をしたか?

「何も無かったことにしてしまう」という最悪の選択をとることにしたのだ。
早々に「安全宣言」を出した。
まだ、いつ、どうなるかわからないのに、である。
がれきを日本中にまくことで、放射性物質の平均化を謀り、日本中の子供たちを被爆させる。給食でも、福島産の野菜を使い、子供たちを経口被爆させる。そうすることによって、日本中の子供たちがまんべんなく被爆して、多くが病を、同時期に発症し、一部の地域だけが突出することを見えなくする。

つまり、1億人の日本人は、どうせ被爆しても文句は言わないだろうし、バカの集まりだから、被爆させても、文句も言わずに、がんで死ぬ最期の時まで、カラオケを歌い、よしもとのお笑い芸人で笑いながら、野球中継を見ながら、喜んでいるだろうと踏んだわけだ。

薬物で、痛み止めの鎮痛剤さえ打っておけば、馬鹿は、死ぬまで喜んで働くだろう。
そう、考えたわけである。

そこで、様々な薬を流通させて、楽に死なせてやろうと思ったわけだ。
戦後、ヒロポンという薬が、普通に薬局で売られていたことがあったが、全く同じようなことが起こるであろう。

さらに、今度は、再稼働に向けて、様々な圧力と恫喝をかけている。

これは、人間のすることではない。
私は、子供の尿からセシウムが基準値以上の量で検出されたことを知った母親が、「どうすればいいの?」と書いているのを、たくさん読んだ。また、高放射線の地域を、そうとも知らずか、知っていてもどうすることもできないのかわからないが、乳母車に赤ちゃんを載せて押している母親の写真や、泥んこになって遊んでいる子供たちの写真も、見た。
地獄絵図のほうが、まだ、直接の恐怖感があるだけ、マシかもしれない。

日本の政府は、ひどい国だとずっと思ってきた。
しかし、これほどひどいとは、思わなかった。
絶句している・・・

がれき処理の裏側をみる

2012-04-20 21:42:26 | 脱原発に一票
鳩山元首相が、「最低でも県外」と発言した時、ワシントンは椅子からひっくり返りそうになった。
青天の霹靂ということわざでもおそらく足りないくらいの 驚きだった。
民主党が社会党を基盤にして出来上がった政党だとは、知っていたが、それでも元自民党の面子が、沢山いるのだから、それほど過激で露骨な反米の旗をフルとは、予想していなかったからだ。
この点、アメリカは 「舐められた」と思い、また自分たちの勉強不足を悔しがった。
しかし、現在のアメリカの国力は、戦争で多くをそぎ取られ、その上、GFC以降、不安定になっているので、鳩山への攻撃はできないというジレンマにも陥っていた。
鳩山元首相は、多くの情報を持っていた。だから、当然、アメリカがそれほど露骨に返してくることはないという計算がすでに成り立っていた。ただし、唐突すぎた。彼の頭のなかでは、長年出来上がっていた構想を出したに過ぎない。が、彼の脳みそを知らない人間にとっては、驚きを持って迎えられた 新首相だった。
彼は、理想主義者だ。
理想主義者は頭の中で、理想の形を作り、ポンと、サイコロを投げればその通りになると思う。細かい一手を考え抜いて、慎重に次の手を読むということは、できない。
いい人だ。多分、一盃飲むなら、こういうタイプの人は楽しいはずだ。

しかし、アメリカは一度、チェス盤を見直すことにした。

地震が起きて、まずは ともだち作戦をすぐに投入した。
鳩山を引きずり落とし、管を引きずり落とす。
二段階に分けて、民主党の両方の柱を 折った。

民主党の人間はあまり先が読めないチェスプレイヤーの集まりだ。

がれき処理を急ぐと言われれば、すぐにそれを実行してくれる。
がれきを日本中で処理することは、日本中に被爆を広げるだけではなく、日本中に民主党の敵を作ることでもある。ところが、当の民主党は、まんまとその政策を取った。アメリカは、ほくそ笑んだ。「よし、ハマった」と思ったのだ。

これで民主党は、がれきになる。

選挙まで、日本中が文句を言う環境が続くだろう。支持率はすでにガタ落ちだ。

さらに、経団連からのロビイングによって、原発の再稼働をさせる手を打った。民主党というがれきに、最後のトドメを打ち込むためだ。

自民党とは気脈を通じながら、こういうどちらに行ってもあまり上策でない時期には、なるべく目立たない男に、前に立たせて、適当に芝居をさせるようにした。
芝居は臭ければ臭いほどいい。
谷垣はうまくその役目を果たしている。

ただ、野田は、馬鹿ではない。そこで、野田首相には、「政治生命と引き換えに、ひとつ大仕事をしてみないか」と持ちかける。それが消費税10%だ。
野田首相は、のめりこんだ。
もっともらしく見える理屈はある。
日本の借金だ。
しかし、アメリカにとって一番困るのは日本がアメリカの国債を売ってその金で復興事業に宛てることだ。
だから、野田には、そのアイデアを起こさせないように細心の注意を持って望んた。
野田は、乗った。
アメリカは野田の性格を熟知している。
自分がやれねばという、責任感の塊のような男だが、実直で融通が利かない。うってつけの人間だ。

さらに、民主党には悪役を何人か作る必要がある。
原子炉再稼働で、4人の悪役を仕立て上げた。筆頭が、仙谷である。
これで、完璧にアメリカは次の手を打つことができる。

対中国へ、日本が防御壁になるために、必要な布石だ。
石原慎太郎が、東京都で尖閣を買い取ると言う前に、なぜ、アメリカに行ったのか?
それが偶然だと思うなら、それはそれでいい。

原発

2012-03-24 04:17:44 | 脱原発に一票
日立 東芝 三菱

これらの会社は多くの番組にスポンサーをしている。
そして、日本のテレビ番組は成り立っている。

これらの会社は、みな 大きな利益を 原発から得ている。
現在もメンテナンスでかなりの金が流れ込んでいる。
そして それはみんなの税金や、電気料金から支払われている。


どうしても マスコミが原発を叩くことができないのか、新聞やさまざまなメディアも、たたけないのかが、分かるだろう。

無難な番組を流しておくほうが、利益にかなっている。

人間が被爆をすると、体がだるくなったり 下痢症状があらわれたりする。
3.11の地震から以降、多くの人に病状が出始めるのは、 5月から今年の秋にかけてだ。

なんとなくだるい。
なんだか下痢がとまらない。
そう感じたら、あなたはもしかしたら ひどく被爆してしまっているかもしれない。

結論から言おう。

特効薬はない。
つまり、ガン、血行障害、あるいはリンパ腺異常 甲状腺異常などが、数年もしくは十数年のあいだに、発症し、そして死ぬだろう。

本来なら、あと30年40年 生きられるはずの体が、10年程度で死に追いやられる。
しかも、後半は病気の苦しみでのたうちまわることになる。

病室で未来の夢を語りながら死んでいった少女の実話を読んだ。
彼女は16歳の目の大きな少女。
「将来、お医者さんになりたいな。でも あんまし頭が良くないから、看護師になれればいいな。病気が治ったら、こんどはもっといい子になるんだ。」
それを聞いている、医師はこの少女が 生きてもあと、一週間であることを知っていた。
一週間後 彼女は死んだ。
そして、彼女の持っていたたくさんの夢は、病室のなかから、どこへも行くあてもなく 彷徨っている。
ほんの一週間前に、夢を語っていた少女はそこにはもういない。

関東から東もしくは北。
このエリアの人々は、被爆を多かれ少なかれしてしまった。
どれほど、強がろうとも、冷徹な死刑宣告が、何人かの人々には すでにこの時点でおりている。

被爆はどれほど微量であってもしてはいけない というのが、現在の科学の到達点なのだそうだ。

ため息をつきながら、書いている私は、もう何かをしてあげる術もない。

地震

2012-02-16 09:22:29 | 脱原発に一票
前回のHAARPの結果は、カリフォルニアにM5.5の地震が来たことだった。
そのときの、BBCの放送では「リモートエリアに地震が起きました」と言うものであった。
リモートエリアってなんだろう?
ふと思った。
まるで、そこに地震が来ることを予想して あるいはまるで故意的にそこへ起こしたかのような印象を受ける言葉だった。

ところで、
今、もっともっと、巨大な おそらく東日本大地震に近い規模のHAARPのブレが観測できたので、これは24時間以内にかなり大規模な地震が襲ってくるようだ。
場所と正確な時間はまだ分からない。
この惑星のどこかで、もうすぐだということだ。

中国かもしれないし、インドネシアかもフィリピンかもあるいはイスタンブールかもしれないし、もちろん日本かもしれない。
すまないな、頼りない予想で。

HAARPが動き始めた

2012-02-13 23:41:41 | 脱原発に一票
HAARPの動きが、急激に活発になってきている。
地震の約24時間前にこういう動きがある。
過去のアーカイブも見ることが出来るので、例えば去年3月10日のデータを参照されたい。

これが、どの地域にどの程度の地震となって現れるのかは、分からない。
だが、向こう24時間以内に、この惑星のどこかで大規模な地震が起こる可能性を示している。

一応、あなたの地域である可能性を考えて行動してほしい。

福島第一原子力発電所 二号機の温度とキセノン

2012-02-12 23:35:13 | 脱原発に一票
キセノンが出ていると 核分裂が起こっている証拠だと聞いたことがあるけれど、今回の温度の急激な変化と関係があるのだろうか。

いずれにしても、どうか無事であって欲しいと願うばかりだ。

東電も政府も、それに原子力保安委員会も、信用できなくなっているので、日本人たちは、どうしたらいいのか、分からなくなっているだろう。
おそらく、日本人たちは、東京から以北が、かなり汚染されていることをすでに知っていて、その上で、なんらかの安心を得るために、何をするかと言うと、大抵、安易な方法を選ぶに違いない。
例えば、PCB汚染でやかましく言っている時代であっても多くの農家は、平気でビニールハウスのゴミを燃やしていた。
それが、危険な物質を出すことは明白であっても、「そうだがや?」などと言いながら、平気で燃やしていた。
今も、そんな感覚で恐らくは、お笑いを見たり、スポーツ番組を見たりしながら、過ごしているのだろう。

3・11以降、変わった人がいるかと思えば、何も変わらない人もいる。
だが、私は、少なくとも、変わった。

浜松原発や、敦賀原発など、日本には危険な地域がたくさんあるけれど、そこに住む日本人たちは、福島のことを自分のこととは、考えないで過ごしているひとが、ほとんどだったりする。

夏になると、蚊取り線香をつける。
冬になると、コタツを出して暖をとる。

こんなふうに、季節の移ろいを、なんとなく暮らしている市民にとって、原発の爆発という未曾有の事態が起こっているなどと言われても、実は ピンとこないのだ。

ガンや白血病、それに甲状腺異常などという物騒な言葉が毎日、インターネット上では、行きかっているが、普通の人々にとっては、どこか遠くの、他人の話だということなんだろう。

それなら、それでいいじゃないか。と私の中の誰かがつぶやく。

琵琶湖の湖底・・・

2012-02-08 16:52:15 | 脱原発に一票
琵琶湖の湖底に、ブクブクと不気味な泡が吹き出しているそうだ。
こんなことは、今までになかったことで、しかも、その一帯の水温が他に比べて高いとのこと。
メタンガスなどではなく、琵琶湖のもっとも深海にあたる北のエリアでの話しだ。
言うまでもなく、琵琶湖は大阪の水源地であり、その直ぐ北がわに、原発銀座が鎮座しましている。
もし、琵琶湖が地震と火山活動のどちらかになれば、関西一帯は、ボロボロになるのである。

それに、富士山がもうすぐ噴火する。
富士山の噴火までには、伊豆諸島の異常と細かい地震が何度も続くという前兆があるので、予知はできる。

こんななかで、原発の再開を言うこと事態、まったく、頭がどうかしている。



運転中の商用原発一覧

現在、商用発電用原発は17原発54基中3原発稼働3基。

 【最新情報】
 4月一杯で全基停止。

 【一覧】
北海道電力(1原発3基中稼働1基)
 泊原発3号炉 4月下旬定検停止

東北電力(2原発4基中稼働なし)

東京電力(3原発17基中稼働1基)
 柏崎刈羽原発6号炉 3月下旬定検停止

中部電力(1原発3基中稼働なし)

北陸電力(1原発2基中稼働なし)

関西電力(3原発11基中稼働1基)
 高浜原発3号炉 2月20日定検停止

中国電力(1原発2基中稼働なし)

四国電力(1原発3基中稼働なし)

九州電力(2原発6基中稼働なし)

日本原電(2原発3基中稼働なし)


原発なんて なくてもいいのだ。

去年の2月24日に書いたブログ

2012-02-07 21:39:31 | 脱原発に一票
今年に入って、我々 人類は 今までとは違った時代に入りました。
今までは、災害の起こりやすい地域では、それによる被害の想定などもできていたり、あるいは、対応なども ある程度は考えられていたものです。
しかし、災害の起こりやすい地域には、今までとは桁の違う 大災害が起こるようになり、また、これまではあまり記録のなかった地域にまでも、頻繁に、災害が 起こりやすくなっています。

災害が起こるとき、人心は乱れ、国は滅びる と言いますが、まさにこれからの時代はその連続です。

災害が起こると、その国の民度が問われます。
早く復旧する国と、いつまでもキャンプ生活をしながら、犯罪がより増えていく国の二種類に分かれるようです。

日本は、民度が高く、復旧は速いペースで行われますが、キューバなどは 今でも、民衆は塗炭の苦しみをなめています。

今、リビアではカダフィーが窮地に立たされ、自分の国民を殺しています。
いずれ 同じことがキューバのカストロに対しても行われることでしょう。

民主化の流れと自由を求める人々の気持ちは、止められないのです。
人はより良い生活を求め、そして 子孫のために何かをやりとげようとするものだからでしょうか。

さて、 この新しい時代に入ったわれわれは、残念なことに、あまり明るい生活が保障されては いません。

非常に残念な 宣告になりますが、日本もこれから さらに天災がやってくると覚悟しなければなりません。
暗くなって、しかし、下を見てばかりはいられません。

地震がきても、台風が来ても、あるいは、洪水や地すべりがきても、われわれは生きていかなければならないし、それに、できればなるべく楽しく 生きていきたいはずだからです。

どうすれば いいのでしょう?

当然の質問です。

われわれには 知恵があります。
すでに、うすうす気がついている人もいるかもしれませんが、はっきり言いますと、これからの時代を生き抜くために 今までの価値観は、あまり 役に立ちません。

今までの価値観とは、例えば、経済活動などです。
私は、そういう経済活動の勉強が好きで、株式などの金融や、あるいは、国際政治に大変感心を持っています。
そして、それが原動力となって、長い間 ホームページなどを作り、様々な世界の情勢を書いてきたり、予測してきたり、しました。

しかし、これからの時代は、おそらくそのようなものは、あまり 役には立たなくなると思われます。
もちろん、今日、明日 すぐに・・・ではないのですが、いずれ、紙で出来たお札など、誰も見向きもしなくなる時代が来るように思われます。

想像してみてください。
もし、明日、ドカンと一発 大きな地震、あるいは、台風、あるいは津波、あるいは原子力発電所の事故や、北朝鮮からの核ミサイルなどなど、とんでもないことが 起こったとして、あなた、お金を、どうされますか?

体ひとつ、逃げることさえ出来れば、子供や家族の命さえ助けることができれば、あとは、どうでもいい
そうは、思いませんか?

これから、連続的に、世界は 災害に見舞われます。
われわれは、科学的にみても、統計的にみても、未曾有の大災害が立て続けに起こる。そんな時代に すでに突入してしまったのです。

中国の工業化や、ブラジルの伐採などを、原因だとするひともいるでしょう。

私は、北極の氷、南極の氷が溶けると、すぐにメタンガスが海中から吹き出してきて、地上の温度が数度上がることで水が膨張し、地上の三分の一が海の底になってしまう・・・ということが、今から、30年以内に起こる・・・それも、毎年、台風、地震、津波、戦争、食糧危機、などなどを絶え間なく、立て続けに繰り返しながら、これでもか、これでもか、と神を恨みたくなるほどの、災害の波が押し寄せてきて、人類の半分が餓死や災害死、戦死などを経験し、早いペースで 文明があちこちで滅んで破綻する世の中がくることを、感じています。

日本は食料自給率がとても少ないのです。
おそらく、国内でまかなえる食糧は、人口の2割程度でしょう。
つまりあとの8割は餓死の可能性があります。

なぜかと申しますと、世界中の食料が、自国の国民を賄うために手一杯になり、とても海外に輸出することなど、できなくなるか、あるいはとても高価になってしまい、一般の人には手が届かない価格になってしまう可能性があるからです。
ダイナミックなサイクロンのために、クィーンズランド州のバナナ畑は全滅しました。
来年、またサイクロンが来ない保障はありません。
いや、それどころか、また来る可能性のほうが高いといわざるを得ない気象環境が続いています。

あなたは、今日、会社に行き、そして今月の終わりには給料が出て、そのお金で家族が食べることができると、考えていますか?
そう、多分 今月は そうです。
まだ来月も 大丈夫でしょう。

では再来年は?
10年後は?
20年後は?
30年後は?

と、タイムリミットがくるのはいつなのか、ちょっと 周りを見渡して考えてみてはいかがでしょう?

家庭菜園を始めるとか、あるいは、食料の確保に、何をしたら良いのか など、今から準備できることが あるのではないですか?



私が去年 2月24日に書いたブログである。
おそらく、自分自身で予言していた通り自分自身も変わっていった。
私は、この当時から、自分の家族を守るために、準備を始めていたし、今もそのように行っている。
読んでくださっている多くの友人たちも、そうであったか現在もそうして準備を怠らず生きていってくれていることを願う。



君たち 英語をなんのために勉強するのか?

2012-02-01 05:57:27 | 脱原発に一票
昨日 小田実の思い出を書いて、もうひとつ大事なことを思い出した。
ビキニ諸島のとき、おばちゃんたちが立ち上がったという話は書いた。
そして、彼女たちが立ち上がって アメリカ合衆国政府を裁判にかけて、なんと勝訴した と言う話も書いた。
彼女たちは 英語ももちろん出来ないし、弁護士をやとう費用さえなかったから、独自で英語を学び法律を勉強し、アメリカのシステムを勉強して、そして裁判を起こし しかも勝ったのだ。それはただ一心。子供たちを守りたいという気持ちからだった。

その話をするとき、小田実は、僕たちにむかってこう、語りかけてくれた。

「君ら、英語をなんのために勉強するんや?」
と言う質問だった。
「大学に行くためか。仕事で使って金儲けするためか? なんや?」
と言うのである。
そして、
「わしの英語もひどい発音や。あのこの間しゃべった おもろいおっさん。 竹村健一も、けったいな英語や。そやけど、ワシらの話の中身は、大分違う。」
「英語でも、中国語でも 韓国語でも、なんでもいい。若いうちにしっかり勉強することは大事なことや。しかし、もっと大事なことがある。」と区切りそして
「その学んだ言葉で、なにを話すのか ということや」と言った。

それ以来、「何を話すのか?」が私の心の中で、なんども繰り返されることになった。
時々 忘れそうになるが、福島の原発が爆発したことで、一気にそのことを 思い出すに至った。
「ああ、私は間違っていた」とも思った。
私自身、いつのまにか、金儲けのことを考えていて、若いときに学んだ大事なこと・・・つまり、何を話すのか?についての自己探求を、すっかり 忘れていた。
愚かな私は、ウラン鉱山への投資さえしていたのである!
そのときに、私は、「長期的には、原発はよくないが、短中期的には、これしかCO2を減らしていく方法はないであろう」と、もっともらしいことを、知ったような顔で語っていた。私は、間違っていた。読んでくれていた人に、まず 謝る。
そして、恥ずかしい私は、このブログを閉じて、しまうべきか、どうか 実は迷った。
しかし、それは 卑怯だと思う。
まずは、間違いを謝って、それから、初心に戻って 脱原発についてみんなとともに、考えそして戦うべきではないかと思うに至った。
どう、戦えば良いのか?については、いずれ徐々に見えてくると思う。
そして、さまざまな日本の矛盾点についても、考えていきたいとおもう。

欲も得もない話だ。
儲け話だと 多くの読者をひきつけられることを私は経験で知っている。
もう、そんな退屈な話をしている自分にも飽き飽きするし、経済や政治がいかにくだらないものなのかが よく分かった。

一言で言えば、3・11の、震災以降、日本は変わったし、私も変わった。

しなければならないことも、変わったと思う。
それは 個人の場合には、どうやって身を守るかということだし、国の場合にはどうやって舵を切るかということだろう。
私にとっては、自分自身をもてあましている大馬鹿者という定義に、あまり変わりがないようだが、しかし、なにかできないかを考え続け そして、ここに書き続けることを許してもらいたい。