Sydney Yajima


GSM会員希望者は下記のURLへお進みください。
http://www.gsm.jp/

真実を感じる

2011-04-07 21:14:37 | Weblog
読者の方からのコメントを頂いた。
読ませていただき、なりほど・・・と胸に落ちるところがあったので、紹介させていただきたい。
まずは、その読者の方に お礼を申し上げます。
ありがとうございました。

さて、それは かつて原発で働いていた一級建築士の平井さんという人で、この人は、ガンで1997年に亡くなったが この日の来ることを淡々と予言されている。
長文になるが、是非読んで欲しい。
政府や、国は、これも、風評だと言うかも知れないが、私にはそうは思えない。
私は文章を読むことが好きで、ある程度読めば、それが本物か、偽者か 解る自信がある。文章には癖があり、そのなかから、魂が読み取れるからだ。そして、その目から見て、この人の書いていることは、真実だと思った。

まず 始めに

日本人は騙されている。
ということだ。

それは、うわべだけの繁栄であったり、明るい照明であったり、暑い夏によく効いているエアコンであったり、夜中に大音量で鳴る音楽とそれに集まる若者であったり、それが、かっこいいと思う気持ちや、都会に憧れるすべての図式が、順番にひとりずつの平衡感覚を狂わしていき、気がつくと、「金儲け」のことと、「人を出し抜く」ことと、そして、長い者にまかれる処世術というもので、目先のことばかりを考えて、実に、馬鹿げたことだが、自分自身や 子供たちを殺していくことに、気がついていなかったか、気がついていても、知らないふりをしてきたか、あるいは 今現在も その「ふり」を続けているかのどれかなのである。

以前、私が書きかけて、やめたことがあった。

私が日本に住んでいるとき、誰かが私をコントロールしようとしていると感じたから、外国に出てこの目に見えない奴らからの鎖を断ち切ってやろうと思ったということである。

目に見えない 誰か。

日本人なら、大抵は、そんな感じを、心のどこかに持っているはずだ。

多くの人は、それは「アメリカじゃねえの」と言う。
そうかもしれない。
陰謀論の好きな人は、「フリーメーソンの仕業だ」と言う。
そうなのかもしれない。


それらは、間接的に、様々な効果を持って、あるいは影響力をもって、なんらかの自分たちの利益につながることを、日本に仕掛けている・・・のかもしれない。

だが、断じて言いたいことがある。
日本をコントロールできる人間は、日本人でしかないということだ。

なぜそんなことを言い切れるか?
と疑問に思うかもしれないが、実際に生きてみて、あなたは 日本で何人の外国人に出会い、そしてそのうちの何人と話をし、そしてそのなかの何人から、なんらかの示唆を受けましたか?と聞いてみたい。
そして、何人の日本人と出会い、そのうちの何人と話しをし、そしてそのなかの何人からなんらかの示唆を受けましたか?と、改めて聞いてみたい。
その応えは、明白だ。
あなたが日本に住む日本人である限り、あなたにもっとも影響を与えたのは、

1家族
2テレビ
3友人 同僚
4上司 先輩
5親戚

のうちのどれかでそのほとんどすべてが日本人だったはずだからだ。


日本をコントロールしているのは、日本にいる支配者たちで、その支配者たちは、この原子力発電所を常に推し進めてきた人間たちだ。政治の世界も知り尽くし、彼らが、首相をどうするか、アメリカとの折衝をどうするか、中国の発展規模をどの程度まで許すかなどと 糸を引き、コントロールしてきた、大勢力がいるはずだ。
私には、見えるんだ。

その大勢力 仮に、M集団としよう・・・は、常に様々なことをあなたたちに仕掛けてきている。
例を挙げよう・・・
それは、ジュリアナ東京のような破廉恥なナイトクラブが、およそ日本と言う伝統的な国にはふさわしくない 恥を重んずる国で、始まったこと。
あるいは、アダルトビデオのような、本当に多くの人にセックスを見ず知らずの人と行い、まったく何の恥じらいもわだかまりもないのかおおいに疑問だが、不特定多数の人に見られることを、選んでいる人がなんと、何万という膨大な数でいること。

それを、「需要と供給があうからビジネスとして成り立つんだ」などという、まるで人間のありかたなどを全く無視した議論が 平然とまかり通っていたりすること。
あるいは、高層ビルを建ててそこに住むことが、都会的なあり方だと、数十階の上に住んでみたり(言っておくがそんな高層ビルにはゴキブリでさえ、生きていけないのである)あるいは、離婚率もどんどんと増え、子供の遊び場もなくなり、その子供の遊ぶ内容も、テレビゲームか、コンピューターゲームに変わり、肥満と糖尿病が10代の若者の深刻な問題となっている・・・

こういうことは、結果が解りきっていることなのに、どんどんと、人はそういう方向へ流されていった。

これらの結果が予期できないほど複雑なことではないものばかりだ。

ジュリアナ東京は、結局 ドラッグを広げたし、警視庁が取締りをしたが、その後も形と名前を変えておなじようなものができた。
アダルトビデオは、たった一人の幸せな女性を生むこともなく、多くの自殺者を出し、あるいは、様々な社会問題をひきおこし、結局 愛とか LOVEとかいうものは何なのか などという単純でとても奥の深いことを、面倒くさいとか重たいなどと言う人が出てくるようにまでなってしまった。
本当に、すぐに結果が予期できるような・・・(それもかなり悲惨で悪い結果が)ことを、あまり深く考えもしないで、やってしまうのは、何が正しいことで、何が間違っていることなのかという、神から与えられて自然に備わっている人間の感覚を、麻痺させてしまっているからだ。
私が警笛を鳴らしても、多分、それは、冷笑 (シニシズム)の対象となることはあっても、絶対になくならないのだろう。

ただ、言えることがある。

それは・・・

それらの延長上に、今回の原子力発電所の事故があり、そして放射能汚染の深刻さと国の隠蔽体質があり、それらは すべて、そのM集団にとって、利益であり不利益であるというどちらかの定規でのみ、決定されて、多くの日本人たちは、知らず知らずのうちに洗脳され、イージーなほうへ流れてしまったのである。
ドラッグの問題も、また、自殺者の多い問題も、みんな、同じ系列で、気がつかないうちか、気がついていても知らない振りをしていたのかは、わからなかったとしても、日本人であるあなたがたは、少しずつ 少しずつ 狂ってきていたのである。
それは、少しずつなので、気がつかなかっただけで、今から30年前の日本人と、今のあなたがたを比べることができたなら、その狂いは、まったく 別人種といっていいほど 違うものになってしまったんだ。
いつの間にか、多くの日本人は、髪を染めることが当たり前になり、いつの間にか、多くの価値観を どんどんと捨ててしまった。
この いつの間にか、とか、なんとなく ということが本当はとても怖いことなんだ。けど、そんなことさえ、気がつかなかったんだろう・・・
それほど、巧妙に、あなたがたは洗脳され 操られ 違和感もないままに、毎日をおもしろおかしく、今さえよければいいという刹那的な生き方で、過ごしてきた。

昔は、よかった 
などと言うつもりは無い。
もちろん、今のほうが、昔よりもよくなった部分も、たくさんあることを私は知っている。
例えば、目に見える東京湾の汚染は 少なくなった。
30-40年前の高度成長の途中の東京は、とても汚れていた。
だけれど、人はもっと温かく、それに夢もあったし、家族の絆も そして「ありがとう」もあった。
でも、あれまでも、あれからも、少しずつ日本は 良くも悪しくも 変化していき、そして、今 こうなった。

原子力発電所に話を戻そう。
原子力発電所がなければ、どうなるか?
今、停電を何度も経験しているだろう?

あれによって、人は暑い夏がくるとどう思うか?
「ああ、暑い・原子力でもなんでもいいから、電気を作ってくれ」
そう 思うだろう。
夏は暑いもんだ。暑いから夏なんだ。
と正論を言っても 人は聞かない。
正論よりも エアコン・・・なのである。

町の景気が悪くなると、中小企業が困る。

なんていうやつがいたら、ちょっと待てよといいたい。
どんな時代でも、いつのときでも、中小企業が困らなかったことが一度でもあったか?
と。
いつの時代でも 孫受け 下請けは、ずっと大企業にいじめられてきて、アップ アップしながら経営している。
電気がなくなると製造は困る。そりゃあ、そうだが、電気があったときも、いろんなことで困っていたじゃないか。
ずっと、資金繰りの苦しいことをしていたはずだ。
それが 中国の進出のせいだというかもしれないが、中国の中小企業だって アップ アップしている。
それは、誰であっても変わらない。
資本主義というのは、そういうもんなんだ。
中国が共産主義だなんて、私は一度も思ったことも無い。あそこには、共産党という「名前」の党がいる立派な資本主義の国家だ。
中小企業は いつだって 理由が変わるだけで 苦しい経営をしているんだ。
ラット レース だ。
だが、日本をコントロールしているM集団は、それをみながら、笑っているだろう。
彼らは、さまざまな人間を動かして、思うように出来る。
彼らの人脈には やくざ、政治家、芸能人、など影響力のある人間をたくさん持ち、そしてマスコミを支配。
ありとあらゆることを 行える。
とすれば、今回の放射能の数値が 急に表に出てこなくなったことも、合点がいく。

日本には知りえない情報が世界にはあふれている。
私は、憤りを持って、この見えない勢力 M集団に言いたい。

「あなたたちは、いつまでも、無事でいられると 思っていますか?」
と。
そう、彼らの首筋にはすでに、氷の刃が迫っていることを、彼ら自身 知らないでいるのである。

そして、最後に言うけれど、M集団は、あなた自身が 知らず知らずのうちに その構成員となって協力していた、ということだ。

被害者から加害者へ変わるとき 2

2011-04-07 16:40:31 | Weblog
先日 私がこのタイトルで書いたことに、読者からの反応があった。
まず、此処を借りてお礼を申し上げたい。

おっしゃられるとおり、高濃度の放射汚染された水に比べて、放射能汚染そのものは、少なく、10リットルの高濃度放射汚染水に匹敵するていどの水であったらしい。

それは、しかし、後から言っても、日本の傷つけられたイメージへの回復にはならないでしょう。
第一、それを東電が言っても、「ほんまかいな?」と海外のメディアは冷たい反応だ。

私は、放射能汚染がたししたことがないということで、誤魔化されない。絶対に、東電のやり方が正しいとは思っていない。
その場合は、放出前に、世界各国の記者を集め、記者会見を開き、汚染濃度のかなり希釈された水、(正確に数値を示し、安全性と、ぎゃくにそれをしなかった場合の危険性をグラフで示してから)コンセンサスを作って、(かりに反対意見があったとしても)オープンな形で、「行います」と言ってやれば、まだマシだったと思う。

それでなくても、東電には、日本人にでさえ、隠蔽体質があると批判されているのだ。
海外は、東電に隠蔽体質があるとは、しかし報じない。
海外は、”日本”に隠蔽体質があると報じるのである。
ここが、問題。
それは日本の国民が、あまりにおとなしいから、(せいぜい漁協か、わずかな関係者が文句を言う程度で、国民・・・たとえば直接影響を受ける東京都民・・・などは、声も上げないでただ、黙っている)ことに、海外は違和感を覚えるのである。
この国民たちが おとなしいのは、隠蔽によって、情報を与えられず、騙されているからではないか?と。

実際に、ドイツをはじめとするヨーロッパ、アメリカ海軍の動きは、日本政府の発表とおおきく違っていて、ロシアでさえ、海洋調査に乗り出すと言っている・・・にもかかわらず、当事者の日本政府は、黙ったままだ。
すでに、データを持っているなら、それがどんな結果であるにせよ、住んでいる人間・・・国民には、知る権利がある。
私たちには、知らなければならない家庭的な父として、母としての義務もあるのだ。

ここで、私は何度も、”棄民”という言葉を使った。

棄民、とは、日本国が日本人を棄てるということである。

過去において、何度もわれわれは棄民させられた。
第二次世界大戦のとき、神風で散らなければならなかった若者たち、水俣病のとき、発表されないまま体が蝕まれて死んでしまった人たち、神戸大震災のとき、給水車が神戸には二台しかなく、三重県から借りてきたり、病院をポートアイランドに何十億円もかけて移転していたために、そこへ行くための交通手段が無かったことでどれだけ多くの被災者が、助からなかったか・・・今度も、民間では、様々な活動があるのに、政府は青写真も出せないでいる。
車社会になって、何人の人が、不十分な安全対策と道路の不備のために亡くなり、あるいは、年間3万人の自殺者が出るという異常事態に対して、一体この国は、国民のために何をしたのか?

国民主権。
憲法では国民が一番偉いんだと言っている。
だのに、一番保護されなければならないはずの国民が、棄民されている。

それは、日本人がおとなしくて従順だから、やりたい放題にトップの人間がやってきたからじゃないか?
私腹を肥やしてきたからでは、ないのか?
おかしいことは、今までにも何度もあったとは思わないか?
本当に、今 ここに至って、このままでいいのか?
放射能は、子供たちを蝕んでいくんだぞ?
それでも、いいのか?

例えば沖縄の基地問題でも、いつのまにか うやむやになっていないか?
本当の島民の気持ちと沖縄の経済の問題について、ちゃんとした議論が国民の中から一度でもきちんと為されたか?
アメリカにそれが、きちんとした司法の手続きにのっとって、訴えられたことがあるか?

まだまだおかしことはある。
だが、いつも、弱いものが泣かされている棄民が行われてきたことに、私は、誰も何も言わないで、そうしておいたほうが自分たちは損をしなくて済む。だとか、かかわらないほうが得だとか、心の中では色々とあるのに、黙ってきていたずるい日本人の大人たちが、結局はそういうことを、増長させてきた。違うか?

長い者には巻かれろ。強い者には従う。そうじゃなかったか?
それで、なにか良くなったか?