Sydney Yajima


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地震が来る

2012-02-28 19:14:17 | Weblog
HARRPの動きが、さらに活発になってきている。
場所がどこになるのか、まだ分からないが、島根県で深海魚が打ち上げられたことから、日本海側かもしれない。
このHARRPの動きだと、地震は一度ではなく、波状で何度も襲ってくるように見受けられる。
恐ろしいのは、すでに崩壊寸前の福島4号機が、完全にコンクリートごと崩落してしまうことだ。そうなると、誰にも手がつけられない。

もし、佐賀を襲ったり、敦賀を襲ったらどうなるか、ぞっとしている。

ともかく、私の予想では これから36時間後 48時間以内に どこかに大きなのが来るということである。
3月1日ということになりそうだが・・・そうなると、例えば、早朝であるのか、あるいは午後になるのかで、被害が変わる。
いずれにせよ、無事を祈る。

シドニー西部は今夜、洪水被害が襲うことになりそうだ。
もう、しっちゃかめっちゃかなのだ。

男になる方法

2012-02-28 17:06:22 | Weblog
人間のオスは、たくさんいるが、男は少ない。
6時半の早朝。私は、ドアをノックする音に起こされた。
玄関には、昨日約束した、コンクリーターのダニーが立っていた。
前歯のないダニーは、深い彫りを持つ、オーストラリア人のコンクリーターだ。
コンクリーターとは、コンクリートを専門にしている業者のことだ。
私の家のリビングルームが、手狭になってきたので、20平方メートルほど、広げることにした。
そこで、基礎になるコンクリートを打ってもらうために、彼を呼んだのだ。
確かに、昨日、6時半に約束したが、きっかり来るのには、驚いた。
後で分かることだが、これには理由がある。
コンクリートは常に時間との勝負で、きちんと仕上げるためには、時間にルーズであってはできないのだ。
私は、感心した。

ダニーは54歳になる古いタイプのオーストラリア人だ。
シンプルで、タフで、訛りがきつくて、言葉は乱暴だが、気は優しい。
とてもセンシティブで、自分の人生や家族のことも、包み隠さず話す。

私は、そういう連中が好きだ。

彼は、コンクリートだけを35年間やってきた。
35年間、とてもシンプルで、誰にでも出来そうなことを、黙々とやっていると、不思議なことに底光りする男の何かが生まれてくる。
これは、一言で言い表すことは難しいが、例えば、勉強が出来て、いい大学を出て、弁護士になったとしても、底光りする男のセクシーさは生まれてはこない。

「俺は、この地球を十分にコンクリートで汚した。もし、間違って天国に行ったら、上から見下ろせば俺の汚した跡がたくさん見えるはずだ。だから罪滅ぼしに、俺は植樹をしているんだ。仕事がひとつ終わるたびに、一本。」

この、無学な男の半分ほどの誠意が、今の日本にあるだろうか?

捕鯨問題

2012-02-27 21:57:53 | 政治
捕鯨問題について、書く。

捕鯨は日本の食文化だから、捕鯨をしても構わない。
捕鯨問題は人種差別だ。ノルウェーに、オーストラリアは文句を言わないではないか。

このあたりが、日本人の捕鯨推進派の主張だろう。

まだ他にも日本には言いたいことがたくさんあるに違いない。

そして、たとえば、オーストラリア国籍をもつ、私あたりに、文句を言う。
「捕鯨をしてはいけないのか?」と。
言っておくが、私あたりに 文句を言ってもしょうがないのである。
捕鯨問題に、それほど関心があれば、どうか、オーストラリア政府に言って欲しい。

ただ、オーストラリアは、日本の捕鯨船を、歓迎していないということは、確かだ。
捕鯨をするなら、日本近海でやってくれ。というオーストラリア人がいた。多くの オーストラリア人は、「日本で取る分には文句はいうつもりはないよ」と言うのである。「だが、この近海の鯨たちは俺たちの友達だから、取るな」と言うのだ。

文化というのは、さまざまだ。
犬の肉を食べる文化もあれば、猿の脳みそを食べるという文化もあるし、人肉を食べる文化も確かにパプアニューギニアには、20世紀まであったはずだ。
それぞれの文化を、尊敬し、保持していくべきだというのであれば、犬を食べることも、猿の脳みそを食べることも人肉を食べることさえも、尊重し、保持していくことを、諾としなければ、公平ではないだろう。
私の言いたいことは、「日本だけが、文化として、特別に許される」という考えは、日本人だけ特別あつかいをしてもらっても、かまわない。という、どこか、贔屓扱いを願っている子供の論理ではないか?少なくとも、科学的立証のできる範疇の話し合いではなく、多分に情緒的で、しかも、エゴイズムの匂いがぷんぷんするのである。

もちろん私だって、オーストラリアあたりに、文句を言われる筋合いはないという日本人の気持ちも、分かる。ミンク鯨は、とても増えている。これを食料とすることは、いいことなのか、いけないことなのか、科学的見地に立った議論の余地はもちろん、あると思う。オーストラリア人も、カンガルーを食べる。カンガルーを食べるのは、たくさんいるからだ。という。ミンク鯨だってたくさんとれるのだ と主張すれば、その主張は、全く無理ではないはずだ。

私は捕鯨そのものを、反対しているわけではなく、どうやれば、オーストラリアと理解しあえることができるのか?ということを、考えているのである。なぜなら、今の、日本にとって、多くの未来の食料品は、南半球から輸入しなければ、生きていくことはできなくなるからだ。すでに、ひどい被爆環境で汚染されている、あなたがた日本の環境は、これからますます大きな問題になっていき、いずれ、あなた方は、とても困った食糧難の状況になっていくからである。そのときに、オーストラリアと兄弟のように仲良くならずに、我を通して、捕鯨をし続ける、あなたがたに、私はとても危惧を感じるのである。

私は関西で育った。
だから、鯨をたくさん食べて育った。ハリハリ鍋も、ベーコンも、竜田揚げもそれに、関東炊きに入っているコロも、食べて育った。だから、鯨を食べることに、私自身はまったく躊躇がない。しかし・・・
だからと言って、本当に大事なことを見失ってはいけないと思うのである。

オーストラリア人たちは、人種差別をする。という。
そうだ。彼らのなかには、ひどく 人種差別をする人たちが、たくさんいる。私だって、毎日そういう経験をずっとしてきている。生易しい人種差別ではない。それこそ、殴り合いの喧嘩さえ、したことがあるのだ。こんな穏やかな私でさえ。
しかし、全部が全部、人種差別をする人たちではない。とても気のいいオーストラリア人もたくさんいる。
だから、そういう風に 全部が全部と、考えても、またそれは間違いだ。

肉食そのものに、反対する人たちがいる。私はそういうナイーブな話をするつもりはない。それは、セックスと同じで、それぞれの人が、自分の感覚で気に入ったようにすればいいことだし、誰かに自分のやりかたを押し付けることは、すでに、超えてはいけない境界線を無視している。捕鯨をして鯨を食べる文化を、いけないと押し付けてくるオーストラリア人たちにも、同じ事が言えるのではないか という議論ならば、私は、「そうだ」と答える。彼らは、たしかに、とても無礼に自分たちの考え方を押し付けて着ている。それは、彼らの人とかかわりあう時の話し方や距離感や、その文化が、そういうやり方だからだ。
日本の捕鯨が日本の文化なら、ずけずけと「捕鯨をするな」と主張するのは、オーストラリアの文化の一端で、そこおに、人種差別の意識があるのも、また文化なのである。

では、日本人はどうだろう。
日本人はそれほど、高潔で、誰をも、差別しないだろうか?
日本人は、韓国人や中国人に対して、どのように接しているだろう?
みんなが、みんなとは言わない。あなたは違うかもしれない。しかし、多くの日本人の中には、差別を平気で行える人たちがいることも、確かだ。

私は、決して差別を正当化しようとはしていない。差別はどんな場合であっても、いけないことだ。
オーストラリアを正当化したいとも 思わない。
日本を悪者にしたいとも思っていない。

純粋に、日本の未来にとって、オーストラリアと仲良くすることが、とても重要であり、そのためにあらゆる障壁を取り除き、努力をするべきだと言っているのである。
日本の未来は、オーストラリアにかかっていると言っても過言ではないのだ。

どうか、日本の未来の子供たちにとって、どう大人たちが振舞えば 得なのか、それとも、損になるのかを考えてあげて欲しい。




沖縄基地問題

2012-02-27 19:28:52 | 政治
「君ら、沖縄に行くときは、遊びに行く気持ちで行ったらいかん。懺悔の気持ちで行かなあかんぞ」
私が高校生のとき、(いまから30年前・・・・)世界史のH先生が、そう諭してくださった。
しかし、私には、違和感があった。
誰が何と言ったって、私は、沖縄には、遊びに行きたい気分なのである。アロハシャツを着て、街を歩き、そして、ビーチにごろりと横たわって、波の音を静かに聴いていたい。そんな気分なのだ。
なにも自分は沖縄に対して悪いことはしていないのに、なんで、懺悔せにゃならんのか、到底理解できない。
そう思った。

年齢を重ねるにつれ、さまざまなことが分かる。
そのなかで、もっとも大きいことは、現在の多くの日本人が沖縄に負っている借金がある。それが米軍基地だ。
これは、吉田内閣時代からの、長年にわたる沖縄への債務である。
アメリカに日本は、戦争で負けた。
そして、アメリカの基地を日本に置く事を 飲み込んだ。
安保条約によって、日本は、米軍を日本中に配備されたのである。

日本にとって、プラスの面もあった。
軍備費に金をかけず、誰を殺すこともなく、70年間のほほんとやってこれた。
この間に、アフガニスタンは、一度はソ連に攻められ、今はアメリカに攻められている。
朝鮮半島では、今も緊迫状況が続き、ベトナムでも多くの血が流された。

沖縄が返還されて、日本領土になったが、米軍基地はそのまま残った。それから、すでに40年近く経った。

ここまでは、ざっとした歴史だ。
歴史から学ぶことが、たくさんある。

最近中国が脅威だという議論が多いけれど、歴史的に見て、中国が、日本を侵略したことは、ない。
元寇は中国というよりも、モンゴルに占領された中国や朝鮮人が、モンゴルに雇われて日本に来たに過ぎない。
一方アメリカは、どうだったか?
過去数十年間で、何度 戦争をしただろうか?

日本には原爆を落とし、ベトナムでは枯葉剤、朝鮮では絨毯爆撃、そして、イラク 湾岸、それに、アフガニスタン、など、枚挙にいとまがない。

日本が独自の軍部を持つという発想が増えている。
間違いであるとは言わない。それが、日本の国土を守るためであるならば、だ。
しかし、その日本の軍隊が、アメリカを守るために、その手先となって、中国に攻め込んだり、イランに攻め入ったりするのは、ごめんだ。アメリカはこれからも、戦争をするだろう。そういう国なのだ。しかし、そのために、血を流す日本人がいてはいけないのだ。

言っておくが、日本が責められる理由はないが、アメリカ基地を置く日本が攻撃対象になる理由はたくさんある。
日本人たちは、アメリカの軍隊が日本にいることによって、アメリカからの攻撃を受けなくてすんでいるのだということを、アメリカ以外のどこかの国から、攻撃されるのを防いでもらっていると 勘違いしている。
アメリカは日本を守っているのではなく、日本に駐留しているアメリカ軍を守っているに過ぎない。

沖縄の基地問題について、考えてみたい。

最低でも県外・・・
この言葉に、沖縄の人は、感激し、たとえ自分たちが経済的に苦しくなろうとも、この選択をしようと決めた。
しかし、決定権が自分たちにあるのではなく、それは、アメリカにあることを知らされたのである。

日本という国は、政府などなく、政府という、伝書鳩がいるだけである。

東電の問題でも、政府は一切 民草の心配や苦労を分かち合うことはない。
彼らの問題は、円高であったり、企業活動であったり、あるいは、政治的駆け引きと外交問題などであるだけだ。
沖縄の問題も、その線上にある。

沖縄の基地問題を解決するのは、アメリカの一番怖れている方法をとるしかない。
それが唯一の方法だ。
それは、沖縄が、沖縄の問題に、真剣に取り組むという方法しかない。

私の言いたいのは、責任のありかもはっきりしない上に、腰抜けの日本政府に陳情するくらいなら、馬の耳に念仏を唱えるほうが、はるかにマシだということだ。

沖縄に米軍基地がたくさんあるから 日本で一番安全で守られているのは、沖縄だということを、言った人が居た。
本当に、分かっていない。
もし、戦争になったら、沖縄は、敵にとって、一番最初に叩いておくべき、砦だ。

沖縄は、おそらく、世界でトップ3に入るもっとも重要な攻撃地点になる。

私が敵将なら、まず 沖縄、グアム そしてハワイを通常兵器で、先制攻撃する。そして、一気にアメリカ国内で、大々的に、細菌テロを起こし、人口の半分を殺す。此処まで、1箇月。そして、アメリカ人に降伏かそれとも、継続かを迫る。当然、アメリカは核爆弾を使用するはずだ。そのため、自国には甚大な被害が出る。しかし、放射能は拡散されるので、それは世界中を悩ますことになり、次第に、それを使用した アメリカを糾弾する論調となっていくはずだ。そこで、アメリカに最後通告を出し、アメリカが核爆弾を始めたことを明らかにした上で、こちらも核爆弾を使用すると脅す。


沖縄の基地問題は、平和なときを想定して論じてはならない。最悪の事態で、始めて、沖縄の住民のうち、何パーセントが生き残ることができるかを 考えるべきなのだ。これは、普天間基地が沖縄の別の場所に移動したとしても、あまり変わらない。
戦争で、人が殺されたあと、残ったものがどれほど憤慨し、理不尽さを訴えても、誰も耳を貸さない。
戦争とはそういうものだ。

だから、自分たちの問題について、沖縄の人が考える。そして結論が出たら、それに向かって、沖縄自身が行動しなければ、何も変わらない。日本政府に何とかしてもらうというのではなく、ワシントンで、話し合いをするのだ。たとえ日本の外務省あたりが、「ちょっと待ってくれ」と言っても、知らん顔してやるしかない。もう、十分、待ったではないか。
外務省も、交換条件を用意してくるはずだ。それは沖縄の経済問題についての好条件だろう。
しかし、ワシントンに本気で話し合いに乗り込む気概がなければ、外務省も吹かしているはずだ。
要は、その実行力を沖縄自身が持つかどうかだろう。




社会不安 

2012-02-23 00:37:45 | 政治
年金問題、地震、原子力と被爆、円高による雇用不安、金融不安・・・・

日本中に広がる大きな社会不安は、今後ますます大きくなり、そして、どこかで国民はひとつの現象を起こすであろう。
日本人は通常、多くの苦難に耐えうる資質を持っているが、ある程度の苦痛を、長期間受け続けると、ヒステリー反応を起こす。
それが、幕末であり、あるいはパールハーバーであった。

今のままなら、あと数年で、その時期が来る。
そのとき、あなたがどこにいるのか、私には知る術もないが、それにしても食料への不安は、何よりも大きく圧し掛かってくることになるであろう。


南相馬の子供たちへのチャリティー (外国人たちが主催しています)

2012-02-22 00:59:00 | 政治
MIsericordia di Prato (the most largest and oldest Italian association volunteers) invite in the City of Prato (Florence Italy) the Children of Minamisoma.
Hopefully this will help their spirit and their health
all the collected fee at this event will be used (100%) for transportation of children on this project and also for their needs
VENUE : ITALIAN CULTURE CENTER
TICKET ; 3,000 yen (1 person)
HOST ; MISERICORDIA JAPAN
Please order you ticket before the event
BOOKING & INQUIRY
090 8520 0736
08032509456
090 91392135

Event Program

AMAZING LIVE CONCERT & RITMICAL GYMNASTIC

Accordion and Piano By
Maestro Enzo Diamario & Maestro Moreno Bussoletti

Very Warm Italian Canzone Group

Beautiful arias from the Italian Opera by Soprano and Piano

Amazing International Jazz Band

Incredible Performance of Jr Soka Club Ritmical Gymnastic

Lottery Prices

DeIicious Italian Buffet By
One Life Japan Salvatore Cuomo

Chiyoda-ku, Tokyo, Japan


ダーウィンでの式典

2012-02-22 00:02:47 | 政治
オーストラリアのダーウィンに70年前 何が起こったのか、ご存知のだろうか?
日本軍は、爆撃機を飛ばし、ダーウィンの市街を攻撃、273人の命が失われた。

もちろん、その後、日本が蒙った空爆に比べれば、わずかな人数だといえるかもしれないが、それでも日本は、オーストラリアの一般市民を殺したことには違いない。
アメリカとオーストラリアの、合同式典が盛大に行われた。

この意味するところは、実は深い。

ダーウィンに、アメリカが新しく基地を作ると言うことは、以前書いた。
最初の規模は小さいが、いずれ、沖縄を越える規模になるだろう。つまり、現在のグアム沖縄の大戦力をオーストラリアに割くことによって、リスクヘッジをしようという考えだ。
今の段階で、かりに中国がアメリカを攻撃しようとしたら、わずかな時間でグアム沖縄を殲滅することができる。
なにしろ目と鼻の先だ。
しかし、強力なバックアップをするためには、広い土地と、燃料。それに十分な生活環境を持った場所が必要で、その場所は多くの兵士を養うことが出来る場所でなければならない。

ダーウィンを選んだアメリカの戦略は、ちょうど、中国、そして中東へといつでも移動できるという理由からだけではない。
もはや、日本という国そのものに、同盟国としての信用を失ったというべきであろう。

TPPについて、日本には、反対だといっている人がたくさんいるけれど、分かっていない。
TPPに入りたいのは、日本の産業のほうであり、アメリカもオーストラリアも日本を歓迎しているわけではないのだ。
日本は、自分たちが入るかどうかの決定権をもっているつもりで、賛成だとか反対だとか言っているが、それは、例えば、自分のことを好きでもない女の子に、勝手に付き合うか付き合わないか悩んでいるようなものだ。相手にされていないのに。


6トリリオンの偽米国債権

2012-02-18 15:07:39 | 経済
スイスのチューリッヒで見つかった1934年米国債権券のにせものの件について書いてみたい。
このニュースは、今までの偽札 (例 スーパーノート)にくらべて、規模と悪質さにおいて、桁外れに大きいと世界中を驚愕させた。
6トリリオンといえば、現在のアメリカの赤字国債の半分に匹敵するのである。
それが、どれほどのものか ちょっとピンとこないかもしれないが、日本のバブルがおおよそ 700兆円で、当時の交換レートからいえば、おおよそその6トリリオンに匹敵するだろうといえば、分かってもらえるだろうか。
そう あのバブルの馬鹿騒ぎを日本中が出来る金額だ。

その偽者を、8人のイタリアの詐欺師たちだけで行ったとは、とうてい思えない。
どこか、国家的な組織で、輪転機を回して作った偽券であるはずだ。

スイス・・・といえば、かつて金ジョンウンの留学先ではなかったか。
とすれば、スイスと北朝鮮には、多くの行き来があることになる。

北朝鮮は、アメリカに「朝鮮動乱のときの補償として65トリリオンを支払え」と2010年に言っている。この法外な要求に世界はただ、無視して冷笑した。
今回の事件がまた北朝鮮のテロ行為であるならば、10%にすぎないと考えているだろう。
しかし、問題はアメリカが、「そうだね」と言ってくれるかどうかである。
アメリカは、軍事再編を始めている。今年は、選挙の年でもある。強い大統領をアメリカ国民は求める傾向にあり、オバマはイランへのプレッシャーをされに強くしている。しかし、北朝鮮は、どこか無視され冷笑されて そして放置されつづけている。
例えば、今回の6トリリオンのペーパーは、すでに価値は ゼロであり、北朝鮮にしてみれば、その印刷コストや、さまざまな根回しに使った大きなエネルギーのすべてが無駄になったことになる。

北朝鮮は、ずいぶんがっかりしたに違いないが、今後別の偽札を作ってくることは 容易に想像できる。
アメリカは自国の貨幣のクレディビリティーを守るために、別のルートで圧力をかけていくことになるだろう。
それは、北朝鮮が、アメリカドルだけではなく、中国の人民元のフェイクを作っていると言う事実を公表することで、中国から北朝鮮への圧力を導き出せる方法である。
中国と北朝鮮が、商業的に結び合っている現在では、北朝鮮はより中国的になっていくしかない。
来月に原子爆弾かもしくは、ミサイルの実験を行う可能性もあると指摘されている北朝鮮だが、果たしてどうなるか。


日本の既成権力者たちは、頭が弱い

2012-02-18 09:03:06 | 政治
昨日から、つらつらと考えていたが、はた と膝を打ったことがある。
それは、今の日本が 駄目になった原因について、気がついたからだ。

日本の戦後、多くの戦争の生き残りの男たちが その腕っ節の強さ、右腕一本で権力を握っていった時代。
その中に、田中角栄もいたし、あるいは笹川良一もいた。
さまざまな業種、業界に そういう男たちがいる。本田宗一郎も、松下幸之助もそうだった。
そして彼らが、その力で生き延びながら、どんどんと、ビジネスを開拓していった。
彼らは、「できる」男たちだった。
なぜなら、無から立ち上がるバイタリティーと、リスクを背負う度胸、それに、人を集める能力や、それをマネージメントする力量を兼ね備えていたからこそ、生き延びて権力を握っていくことができたのである。
彼らの力量とともに、多くのビジネスが立ち上がり、日本は本当に豊かになった。
ところが、その男たちが やがて年を取って 死ぬわけだ。
これは、おおよそ 戦後50年ごろから、始まった。
老人になった男たちの多くは、自分の既得権益を、子や孫に受け継がせた。

受け継いだ子や孫たちは、ではどんな青春時代をすごしてきただろうか。
彼らは、生まれたときから金持ちの子供だった。
家には家政婦がおり、アルバイトをしながら夜間に通うわけでもなく、エアコンの十分効いた部屋で家庭教師をつけて、大学に入り、そして、親父のあとを継いだ促成栽培である。だからビニールハウスの外には、害虫がいるということさえ、本で読んだ知識くらいしかない。脅された経験も、突き落とされて這い上がったことも、口の中が血で真っ赤になるほど殴られた経験もなく、ただ、伸び伸びとお育ちになられたわけだ。

その二世たちは、どんどんと重要な地位に抜擢されていく。北朝鮮の今と、その様子はほぼ変わらない。

実力のある人間たちは、おもしろくないだろう。
「こんなガキに、なんで偉そうに使われなきゃいけねえんだ」と思っているはずだ。
それで、実力のある人間たちは、あほらしくなるのである。
で、どうするかというと、そういう企業には残らなくなる。

企業には、アホ息子とその機嫌取りをする能無しだけが残り、やがて、事故を起こし、詐欺をしたり、と、さまざまなありえない崩壊劇が始まる。これが、今の状況だ。

言っておくが、日本には能力や実力をもてあましている人間たちが、山ほど居る。その人たちは、先代の周到に作ったシステムによって、排除されている。システムは、二世のアホ息子たちを守るためのものだ。例えば、それは江戸時代の参勤交代や鎖国などと同じものである。どんな会社であっても、コネがなければ出世もできなければ、もしかしたら、入社もできないかもしれない。実力がないからではなく、そういうシステムを、戦後の生き残りの能力を持った男たちが、そのずば抜けた洞察力でさまざまに張り巡らせておいた 巨大なパズルが日本中に出来上がっているからで、それを一人の実力で立ち向かうことなど、とうていできるものではないからだ。

そして、今の日本の既得権力者たちはとても頭が悪いという結果になってしまった。
それが、さまざまな事故を起こしている。東電も氷山の一角でしかない。

これからも、この腐ったシステムは次々に、思いもよらない事故を引き起こすであろう。

私は、経済やファイナンスが好きで勉強してきた。
日本は、とても稚拙なストラテジーしか取らなくなった。リスクも取らないし、アグレッシブさもない。のほほんと、船にのっかって風向きに任せているカモメのようだ。
これから 嵐が来るというのにもかかわらず、増税を言い出したりもする。
これは、油のあまり残っていない車で、砂漠の真ん中へ向かって加速するアクセルを踏み込むようなもので、途中で運転手が白骨になって発見されるのは、数年後という話に近い。
今は、世界の経済の混乱期なので、新しい手をうつのは、とても危険なときなのだ。


増税によって、消費が落ちるのは目に見えている。
幼稚園児がロケットを運転して宇宙旅行をしているような今の日本の企業や政府。

上にいるのは アホばかり


枝野さん、あなたは震災後、はじめて、まともなことを言っている。

2012-02-17 19:27:00 | 政治
投資をすると、それに見合う株式が発行される。
その株式保有率が50%を超えると、株主は、会社に対して議決権を得る。つまり、会社を乗っ取れる。
あたりまえの、資本主義のイロハだ。
東電の国有化は、このイロハに乗っ取っているはずで、少なくとも資本主義のルールの中で、枝野市の言っていることは、間違っていない。
しかし、経団連の会長である米倉さんは、枝野氏に批判的で、「勘違いしている」とまで言い、その上で、国が経営権を取って今まで良かった試しがないとまで切って捨てている。
しかし、東電に任せた結果が、今の状態で、国は、東電を買収したいから金を出すのではなく、東電が泣きを入れてきたから、金を出す代わりに経営権をよこせといっているのに過ぎない。
つまり、東電の社長や役員は、全員クビになるだろうし、また、電気料金の値上げなども簡単にはできなくなるということだ。
それを原発大好きの米倉会長は、嫌悪しているらしい。
しかし、いやしくも経団連の会長ならば、資本主義のイロハをご存知のはずで、間違ってもこんな、「勘違い」発言はしないはずである。一瞬私自身、このひとは、頭がどうかしたんじゃないかと疑ったほどだ。

国が経営すると、非効率になる云々という議論もあるが、これも的外れ。どんな会社であっても、金を出した資本家の言うことを聞かなければならないし、資本家はその会社に、さまざまな 要求をすることが出来る。その要求の内容は、もちろん利益を上げるということも含まれるし、また、会社のありかたや社会的道義 環境問題 地域共同体との融和 雇用問題などについても、もちろん要求することが出来る。

一番の大きな「勘違い」をしている人がいるとするならば、今のままなら、東電は破産するということを、認識していない人がいることなのである。そして、まぎれもなく米倉さん あなたはその一人だ。

枝野氏が言うところの、「それなら経団連が金を集めて、東電を買収して民間でやってくださったら、こっちは大助かりです。」というのは、本当に的を得た言葉で、枝野氏が、震災後、はじめてまともなことを言ったと、私は実に彼を評価している。
これは感情的な皮肉ではなく 会社の成り立ちそのものに帰った資本主義のイロハを言っているだけなのだ。

金を払う
その金を払った人間が、その対価のモノを得る。
あたりまえのことだ。

それが、感情論だという人間やマスコミは、小学校へ行きなおしてもう一度、ちゃんと勉強してきて欲しい。

Minimum Wages

2012-02-16 21:43:47 | 政治
アメリカは中国の人権問題を、議題に出す。
クリントンも何度もそのことに注文をつけてきた。

しかし、アメリカは決して中国のMinimum Wagesについては、文句を言わない。

一週間に数ドルの給料で働いている人がいても、構わない。それぞれの国にそれぞれの貨幣価値があるという。
けれど、アメリカの最低賃金の百分の一以下で働いている人々がいたなら、それは、奴隷ではないか?とは、思わないだろうか?
実際に、いまでも、形の変えた奴隷制度が存在する。

奴隷の定義とは、「奴隷制とは、経済的搾取を目的として、一人の人間が別の人間を完全に支配することである」とある。

それが、今の世界経済に、形を変えて当てはまることは、ないだろうか?
現在の最低賃金論争は、アメリカならアメリカで、日本なら、日本で、オーストラリアならオーストラリアで行うことは、それぞれの国の事情によって行われいてる。それがそれぞれの国において、選挙にかかわる人権運動であるということだから、勝手にしろ、他の国とは、直接 関係ないといえるとするならば、その百分の一というあまりにも違いすぎる賃金で、第三国で、長時間働いている人々たちの人権はどうなんだろう?

アメリカは、人権問題と言うけれど中国の最低賃金問題は、決して言わない。なぜなら、彼らにしても日本人にしても 安い中国の人件費は、経済的搾取の目的であるからだ。つまり、中国人は アメリカ人にとっても、日本人にとっても、定義どおりならば、奴隷なのである。
そしてその支配を中国共産党に、委ねているに過ぎない。


地震

2012-02-16 19:38:42 | 政治
この地図を見て欲しい。
そして この地図と見比べてみたら、あなたの住む地域の危険度がどれほどのものか、すぐに理解できるだろう。

もし という言葉は、もはや存在しないといっても、言い。
これが、現実で、そして、あなたはもしかしたらその危険な船に乗って いまから氷山へ突っ込もうとしているのかもしれない。

もし 地震が起こったら、という言葉は、すでに虚しいと私は繰り返す。

地震は現実に起こる。
祈ることや嘆くことで、なんとかなるほど弱い相手ではない。
祈ることで何とかなるのであれば、私だって一緒になって祈ってあげる。
しかし、それはなんの、助けにもならないであろう。
なぜなら、私の祈りの力など、高が知れているし、それが大地震にどれほど効くのかと問われれば、おそらく、蚊が刺したほどの力もないであろうと、残念ながら答えるしかない。

嘆くことは、さらに何の助けにもならないだろう。
嘆くことで、命が助かることもない。

地震は起こる。
確実に、それは起こる。
そのことを、踏まえたうえで行動することが、今できる最大の防御であるだろうし、また原発が今後、どのような悲劇的な事故を起こすかということは、もちろん、計算に入れておかなければ、あなたは多分、助からないだろう。

私は、こうして警告を書いている。書き続けている。それが、不快な感じをあなたに与えるであろうことも承知の上で、書いている。
あなたが、「あのときにあの馬鹿な男の忠告を聞いて行動しておいて良かった」と思ってくれさえすれば それでいい。

愚かな行動かもしれない。
杞憂かもしれない。
何も起こらない。

昨日は、大丈夫だったし、今日も大丈夫 テレビではいつものとおり、お笑い芸人たちが楽しいショーをやっているじゃないか。
そんなふうに思っているなら、今、あなたと同じようにテレビを見たくても、見れない人たちが、冷たい海の底で、自らの肉体を、シャコ海老の餌となって肉体をついばまれている状況を、むごたらしくも現実として 想像してみたら、どうだろうか?
そして、そのシャコ海老を餌に丸々肥った かつを。それを刺身で食べている、人間の業の深さを想像してみてはどうだろう?
「そんなこと、どうして言えるんだ?この馬鹿野郎。お前は遺族の気持ちを、考えたことはないのか?」
と、お叱りの声が聞こえる。
が、あなたが、私をいくら叱っても、現実は、変わらないのである。
私の書いているのは、今の現実の描写なのである。
そして、これを読んでくれている人たちに、どうか助かって欲しいと願っているのだ。





地震

2012-02-16 09:22:29 | 脱原発に一票
前回のHAARPの結果は、カリフォルニアにM5.5の地震が来たことだった。
そのときの、BBCの放送では「リモートエリアに地震が起きました」と言うものであった。
リモートエリアってなんだろう?
ふと思った。
まるで、そこに地震が来ることを予想して あるいはまるで故意的にそこへ起こしたかのような印象を受ける言葉だった。

ところで、
今、もっともっと、巨大な おそらく東日本大地震に近い規模のHAARPのブレが観測できたので、これは24時間以内にかなり大規模な地震が襲ってくるようだ。
場所と正確な時間はまだ分からない。
この惑星のどこかで、もうすぐだということだ。

中国かもしれないし、インドネシアかもフィリピンかもあるいはイスタンブールかもしれないし、もちろん日本かもしれない。
すまないな、頼りない予想で。

HAARPが動き始めた

2012-02-13 23:41:41 | 脱原発に一票
HAARPの動きが、急激に活発になってきている。
地震の約24時間前にこういう動きがある。
過去のアーカイブも見ることが出来るので、例えば去年3月10日のデータを参照されたい。

これが、どの地域にどの程度の地震となって現れるのかは、分からない。
だが、向こう24時間以内に、この惑星のどこかで大規模な地震が起こる可能性を示している。

一応、あなたの地域である可能性を考えて行動してほしい。

福島第一原子力発電所 二号機の温度とキセノン

2012-02-12 23:35:13 | 脱原発に一票
キセノンが出ていると 核分裂が起こっている証拠だと聞いたことがあるけれど、今回の温度の急激な変化と関係があるのだろうか。

いずれにしても、どうか無事であって欲しいと願うばかりだ。

東電も政府も、それに原子力保安委員会も、信用できなくなっているので、日本人たちは、どうしたらいいのか、分からなくなっているだろう。
おそらく、日本人たちは、東京から以北が、かなり汚染されていることをすでに知っていて、その上で、なんらかの安心を得るために、何をするかと言うと、大抵、安易な方法を選ぶに違いない。
例えば、PCB汚染でやかましく言っている時代であっても多くの農家は、平気でビニールハウスのゴミを燃やしていた。
それが、危険な物質を出すことは明白であっても、「そうだがや?」などと言いながら、平気で燃やしていた。
今も、そんな感覚で恐らくは、お笑いを見たり、スポーツ番組を見たりしながら、過ごしているのだろう。

3・11以降、変わった人がいるかと思えば、何も変わらない人もいる。
だが、私は、少なくとも、変わった。

浜松原発や、敦賀原発など、日本には危険な地域がたくさんあるけれど、そこに住む日本人たちは、福島のことを自分のこととは、考えないで過ごしているひとが、ほとんどだったりする。

夏になると、蚊取り線香をつける。
冬になると、コタツを出して暖をとる。

こんなふうに、季節の移ろいを、なんとなく暮らしている市民にとって、原発の爆発という未曾有の事態が起こっているなどと言われても、実は ピンとこないのだ。

ガンや白血病、それに甲状腺異常などという物騒な言葉が毎日、インターネット上では、行きかっているが、普通の人々にとっては、どこか遠くの、他人の話だということなんだろう。

それなら、それでいいじゃないか。と私の中の誰かがつぶやく。