Sydney Yajima


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崩れるゴールド価格

2015-07-30 22:55:26 | 経済
人類が始まって以来、ゴールドは常に富の象徴であった。
それは 何物にも代えがたい価値があるものとされ、金貨が発明されて多くの取引に使われた。
現在でも、文化によってはゴールドをため込む民族がいて、彼らは価値観を継承し続けている。

ゴールドを実際に金属として利用する場所は限られている。
大抵は装飾品として使われるだけだ。
従って、ゴールドの消費が今以上に急に伸びるということは無い。

しかし、ゴールドには燦然と輝くカリスマ性が 古代よりあった。
美しいものの代表に選ばれ続けてきた。
女性は虚栄心を満たすために、ゴールドを身にまとう。

そのゴールド価格は、米ドルでオンス当たり幾ら と表示される。
今の価格だと1100ドルを切っている。
ご存じのとおり、下がり気味だ。
どこまで、下がるだろうか?
というのが、市場の関心事である。
米ドルが強くなるにつれ ゴールドは下がる運命になるわけだからだ。
米ドルは近々来るであろうインタレスト レートが上昇するにつれてさらに強くなる。

続きはGSMで

上海ショック

2015-07-28 00:28:53 | 経済
今日 7月28日 (2015年)
上海市場は暴落した。
8%を超える暴落で、幅広い銘柄が全て 値を下げた。

中国政府が肝いりで、国有会社に自社株購入を強制し、ショートを規制し 多くの上場企業の取引停止をし、何とか株価の暴落・・・・6月以降 300兆円以上の金が市場から無くなった穴埋めをしようとしていたのをあざ笑うかのように、市場は、反応した。

今後、この上海ショックは、世界中を震撼とさせる。

逃げ場はない。
平成大恐慌の始まりだ。
そして、準備をしてきた人にとっては、千載一遇の機会が訪れたことになる。

続きはGSMにて

カルト集団のうわさ

2015-07-28 00:26:36 | 経済
世の中には 多くのカルト集団がいる。
彼らの中には、未来を予言するというものが居たりもする。
1999年に地球は滅ばなかったし、マヤの予言も当たらなかった。
にもかかわらず、そういう話をする人がたくさんいる。

最近の話題では、9月14日に大きな事件が起こるということだ。
全米の電気の供給がコンピューターハッカーによって、止められ、パニックになるのが全ての引き金だという。

その真偽はともかくとして・・・

続きはGSMにて

トルコの決意

2015-07-25 23:22:26 | 世界情勢
シリアにいるISISに対して、トルコは空爆を行った。
特に、北シリアはトルコに直結するリスク地域になるためだ。
さらに、もっと重要なことは、トルコは米国とNATOに対して、自分たちの空港を使用する許可を与えた。
これは、今回の空爆よりも、もっと重要な進展だ。
米国はトルコに対して、何年も前から 空港の使用を申請していた。
だが トルコは今まで決して首を縦に振らなかった。

しかし 北イラク つまりトルコの本そばまで、ISIS勢力が拡大してきたことで、トルコは危機感を強くした。
そして、最近起こったISISによるトルコ国内での自爆テロによって20名以上が死傷したことが さらに拍車をかけた。

表向きは である。
しかし、もっと重要な事情がある。

続きはGSMで

東芝の不正会計

2015-07-10 20:29:06 | 経済
東芝が不正に利益を上乗せしたことで、4人の社長や副社長が辞任した。
金額は1200億円程度なので、東芝全体としては、大したことではない。
東芝に対して、損害賠償を求める集団裁判が起こっている。
これは、大きな損失をさらにかさ上げすることになるだろう。
東芝は、あまりいい製品を作らなくなった。
理由はいくつかあるが、特に大きな理由は 本当の技術のある社員や、新しいイノベーションを粘り強く育てていくための、長期の投資などが、会計ではすべて無駄に見えたため、切り捨てられたことによる。

通常 利益を底上げする会計方法がとられるのは、エージェンシー セオリーと呼ばれる理論で 特に 欧米では CEOが会社の利益によって ボーナスが変わってくるので、無理にでも利益を上げようとする。
例えば 日本でも似たようなことが行われている。
派遣社員などもその例で、なるべく 社員奴隷を安く使い、それでも高ければ、より安い海外の労働市場から奴隷を雇う。
正社員数を極力減らす。
というものだ。

だが、日本の場合 そうすることによって、CEOの給料が上がることはない。
彼らは純粋に会社のためにやったというところが、不思議な日本の会社の風土だ。
私はこれを 欧米のエージェンシー セオリーよりももっと分かりづらくしている 日本の風土病のような気がしている。
さらに言えば、
日本の風土病のなかには、お互いを信頼しあうというものが、ある。
もちろん、それがスムーズに行われればいいのだが、信頼というものは、丸投げで成り立つものではない。
特に、海外との取引を行う企業にとって、外国企業と 信頼関係で事業を構築しようとしてはいけない。
カミソリのようにとがった契約にのみ 構築できる。

あるいは、もし、そのような契約がなかった場合、絶対的に有利な 裏の力をもつ必要がある。
裏の力とは、たとえば、今回の東芝の会計を明らかにした勢力だ。
その勢力は、東芝の原発プラントとそのやり方、また、経済性を優先させて 安全性を二の次にすることに対して、何度も警告をしてきた。
にもかかわらず、東芝は目先の経営を重視し、やがて、多くの失敗を起こしたのが 3・11だ。
当然三菱なども、その責任がある。
東電の責任は言うに及ばずだが、原発を長期にわたって推進するには、絶対に事故をおこしてはならないという大前提があるのだ。
彼らは、失敗した。
失敗者には、ペナルティが課される。
それは、様々な方法で数年かけて行われる。

これらはすべて、契約以外の見えない力を持つ者たちによって行われるのだ。
例えば、なにか逆らったり、うそをついた人間がいたとする。
さて・・・どうするだろうか?

この人間を仮に ミスターXとする。
Xが、どこに住み、どのような事業を営み、その弱点は何かを徹底的に 一つ一つ調べる。
メーンバンクを調べ、そのバンクの関係者に自分のコネクションを使って、アプローチするのは初歩的な段階だろう。
やがて
調査した結果、正確なアナライズに基づき、最小の力で最大の効果が得られる攻撃を繰り返す。
いずれ、本人が、「もしかしたら・・・」と思い始めたときは、大体 すべての歯車が彼を落とし込むようになっている。というものだ。


ところで 私は、奴隷という強い言葉を何度か使った。
だがそれには理由がある。
なぜ、奴隷なのか?

続きはGSMにて

必死の中国

2015-07-09 17:22:56 | 経済
中国は、必死になっている。
今日、その結果 5。76%プラス圏に上海総合指数は値を付けた。
だが、これは、一時的なカンフル剤を投与した結果に過ぎない。
薬の効き目はあまり長くない。
このあいだに、さらなる手を打つことができるか だ。

実におもしろい。
不謹慎だとは思うが、私は ぞくぞくするほど、面白いと思っている。
なぜなら、人類で初めて、独裁者が経済という龍に一騎打ちを挑んでいると言っても過言ではないからだ。

それこそ、ガンダムとマジンガーZが リアルに対決しているようなものだ。

続きは GSMで書く。

縮む中国

2015-07-08 23:53:54 | 経済
少なくとも、1331社の上場企業が、取引停止となった。
300兆円以上の資産価値が、フリーズされたことになる。
言い換えれば、中国市場の40%が 取引できないという現状だ!

今日、5.9%さらに下げ続けている。
6月12日のピークから三週間余りで なんと32%の下落率だ。

・・・なんということだろう。

ここで、GSMの仲間なら、どうしてこんなに沢山の上場企業が、取引停止をしなければならないのか?

という疑問であるはずだ。
そうでなければ、GSM メンバーの資格はない。

しかし、この答えは、疑問のまま、分からないに違いない

情報はGSM内で そのからくりについて、話そう。

パーティーの始まりだ

2015-07-06 05:20:12 | 経済
さあみんな、パーティーの始まりだ。

ギリシャは NO と言ったんだぜ。
ユーロを離脱しても構わないと 言ったんだ。

今頃 チャイナの首脳部は真っ青になっているはずだぜ。
今日 2015年 7月6日の相場は、荒れるはずだ。
今、シドニーは朝 5時半 日本は 4時半かな?

記念すべき日だ。
今年の七夕まつりは、世界中でパーティーだ。

チャイナの行きつく先

2015-07-04 04:08:30 | 経済
経済は生き物である。
市場の指標は、まさに、その経済という龍がのたうち回った 軌跡のようなものだ。

かつて 多くの学者 国 あるいは 政治家 投資家 時には、国際金融を牛耳る者たちまでもが、その 龍と対峙し、何とかコントロールしようとしたことがあった。

だが、誰一人として、その化け物を 完全に管理下にいれることに成功したものは、いなかったのだ。

唯一できることといえば、なんとか 自分たちの上に災難が降りかからないように、用心するか、あるいは、魔法の神の見えざる手を 予見して、どこかで、ほんの一瞬の利益を出すことができるかで 成功の可否を占うのが 関の山だった。

これは 大げさでもなんでもなく、事実だ。

我々人類は、生きていくなかで、経済という化け物を生み出してしまった。
そしてそれは、我々人類をはるかに超える化け物に成長した。

今、地球を動かしているのは、アメリカでもなければ、まして 中国でも EUでもない。
この、経済という化け物が、のたうち回っているなかで、気の狂いそうなスピードとともに、動かしているのだ。






そして、この地球には 常に何人かの愚かな人間がいる。
彼らは、驚くほど鈍感で、しかも知恵がなく、さらには、貪欲なうえ、自分たちが誰よりも優れているという欺瞞の上に、傲慢な手段で、他人を恫喝しては、敵を作り そして、あろうことか、この経済という化け物をさえ、自分たちの召使いにしようと試みる者たちである。

彼らに勝ち目はないのだ。
決して、勝ち目はない。
だが、彼らには聞く耳さえない。


さあ、恐怖の劇場の幕開けだ。
続きはGSMで