原発を止められない本当の理由

原発の稼動をやめてから、ずいぶんと経つ。
日本は、原発などなくてもやっていける。
エネルギーの価格が高くなるなどということは、被害者への補償などの、すべてのコスト計算ができない現状では説得力がない。
しかし、日本は原発を稼動しなければならない。

なぜなのか？
その本質の理由を　ＧＳＭに書く。

戦争は人がするものなのか？ 機械がするものなのか？

鉄砲が日本に伝来するまでの戦は、刀であれ槍であれ、集中力と精神力がものを言った。
だが、鉄砲が伝授されるや否や、すぐさま、それが取って代わる。
これが、時代の流れである。
誤解を恐れずに言うならば、精神力は今の時代には必要のないものだ。

すべて、テクノロジーの有利な国とそれを購入できる軍隊が、勝つ。
もっとも、核戦争になれば、どこも同じだという意見がある。
そのとおりで、核戦争になり、核の冬がやってくる時代になったなら、私たちは　皆　死ぬ。

死ぬのだから、死んだあとの経済活動については、あなたも私もなんの興味もないはずで、したがって、私の経済についての話は、仮に、戦争が起きたとして、そして、それはテクノロジーの戦いで、なおかつ、核戦争にはならない。という条件がつく。
この条件の下、ＧＳＭに書いてみたい。