Sydney Yajima


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11,000トン!!!

2011-04-05 14:48:28 | Weblog
放射性の薄い排水を、東電は11,000トン排出する。
農水省にも許可はなく、ただ、これをすることで、さらにもっと深刻な危険を回避するためだという。

アメリカは怒っている。
なんで?
フランスは国際法廷で争う構えである。

みんな助けてやろうとしてくれている国たちを怒らせている。

海は一つだ。
そして 海は、日本だけのものではない。
まして、東電のものではない。

おまえら、いい加減にしろ。

私だって、怒っている。
何様なのつもりだ?と

まずは、もっと情報を公開して、
「これをしなければ、あと、数時間後に、こういう問題が起き、ヤバイです」と、なぜ言わん?

東電の社長は、つまらない経費をあちこち削って、AGENCY THEORYよろしく、私服を肥やしていたんだろう。


復興のためのストラテジー

2011-04-05 00:11:22 | フリーメーソン
さて、ここから、復興のために、ストラテジーを組まなければならない。

一つ目 まずは、ビジョンとミッションをピラミッドのトップに持ってくる。
ビジョンは、言い換えれば夢であるが、夢というのは、この際、まあ、どうでもいい。
言葉は悪いが、今は夢を語っている場合ではないからだ。
しかし、ミッション ステートメントを考える必要は あるだろう。

ミッション ステートメントは、変化するということは 常識として始めに一応断っておく必要があるかもしれない。
なぜなら、ミッションステートメントは、外的環境の変化によって、フレキシブルな対応をしなければならなくなるからだ。

例えば、あるユダヤ人の学校では、教師のミッションステートメントは、「すべての子供たちは良い子」というものであった。
それを、通常の学校に当てはめて同じように、活用できるかどうかは、売春婦やらドラッグ ディーラーがいるシドニーのウエストの小学校に行ってみれば、考えが変わるはずだ。
ともかく、これは極端な例だけれど、、同じミッションで一律ということは、難しい。

私が、唱えるとしたら、今の段階でのミッションは、普通の生活を取り戻す。ということだろう。
これを、タイムリーな短期から中期 つまり、3ヶ月から2年の範囲でやり遂げることだ。
ゴールは、仮に、2年としよう。
そして目標は、普通の生活 である。ここがピラミッドの第二段階だ。
普通の生活は何か?ということになるが、まずは、屋根のある家、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、車などの移動手段、食料に着るものなどなど、当たり前に平均的な日本人が享受できるものがひととおり、そろっている状態と、明日のことを心配しなくてもいいという最小限のストレス軽減を約束することだ。

三段階目にはストラテジーが必要になる。
ストラテジーには、外的要素が 妨害をする。
例えば オイル価格が高騰するなどの、マクロエコノミーの変化によっても、うまく、すばやく切り替えて対応しなければならない。したがって、ここは柔軟、かつ かなり頭のいい集団が必要になるだろう。
政治的に、経済的に、うまく乗り切れることのできる力のもった集団・・・つまり、ここには、官僚の頭が必要になってくる。彼らが、誰もが納得できるストラテジーをすぐに組み立てるのに もっともふさわしい能力と技術を持っている。

四段階目に考えなければならないのは、意外に思うかもしれないが、バリューチェーンだ。
バリューチェーンとは、例えば、あなたが、ケーキ屋さんを経営しようとする。
一番の売れ筋は、ショートケーキだとしよう。
そうすると、まずは材料。
ここが、バリューチェーンの最初。
第一になる。
そして材料を使ってケーキを作る。
ここが第二
ケーキはある程度冷凍で保存が利くかもしれない。
ある程度のストックを作っておくことで、クリスマスに対応できる。
そこで、ケーキを保存する倉庫が必要になる。
こお倉庫は、直接には、バリューを上げることには貢献はしないが、必要なので、バリューチェーンの範疇に入る。
これが第三
そして、次に、必要なものが、ロジスティック、配達である。
顧客に配達をする
これが、第四
そして顧客に届く。
そこが、第5
最後に、顧客のアフターサービスが必要になるだろう。
無論、ここが 第6
大体大まかながら、お分かりいただけただろうか?

ここで、細かく、今まであった東北地方のバリューチェーンを見直さなければならない。
どんな形態のビジネスが あったか。それらは、今後も存続ができるだけの人的な資源があるか?インフラはどうか?
例えば、観光。
関係するビジネスとしては、鉄道。温泉。レストラン。ホテル。旅館。釣り宿 などなどである。
また、漁港が多く、漁業としてのビジネス。
漁船、漁師 その家族や、道具、海の状況などなど 精査に見直す必要がある
あるいは農家
塩害、いつになると再出荷できるか それまでの時間。労働力、肥料、土地の破壊度、トラクターなどの機械 などなど、精査しなければならないだろう。
そして、それらをすべて賄うために、必要なこと・・・

ここからが、第5段階になる。
これは、現実としての \ と 人。
これが、あとどのくらい残っていて、どのくらい投資できるのか?それに見合うだけの人数をどうやって集めてくるか?

最後に、これらをすべてにおいて 数字にする作業が残っている。数字を集めて初めてストラテジーを官僚が描くことが出来るのだが、問題は、その数字の正確さと、すばやさである。
このために、政府は今、全力でその数字を集めなければならないときだ。

その数字が集まる過程で、バランススコア カードを作ることができる。

此処から先は、かなりめんどくさい話になるが、続ける。

まず、一番大切なことは、より今からよくなっていくということである。これが、核になる。
そして、そう、できれば、ここは、今まで・・・・つまり地震が来る前よりも もっと良くすることを、ある程度前提にする。
そのためには、当たり前のことをしていてはいけない。

まずは、スポンサーを増やさなければならない。
より、資金が集まれば、大きな事業を立ち上げることが出来るからだ。

計画には、人の確保が必要だ。
そしてその人に求められる資質は、新しい事業に対して耐えられる忍耐力と、そのために行われる訓練と攻撃力さらには守備力を兼ね備えているか、今後、兼ね備えることができるかどうか である。
まずは、肉体的に丈夫であるということ。
そして、正しい指導者がいるということ。
さらには、正しい道具・・・インフラストラクチャーを共有していることだ。

さらにKPIスコアーカードという概念がある。これは、数字を出す方法だ。
数字と一概に言うけれど、数字に出しやすいものと、数字に出しにくいものが 世の中には存在する。
例えば、顧客満足度などというものだ。
しかし どんなビジネスでも、ストラテジーを建てるためには、ありとあらゆるものを数字で管理する必要がある。
そう、この、津波による被害を立て直すのは、大きなビジネスなのである。そして、今 日本は、日本人は、その大きなビジネスチャンスをつかんでいるのだ。
そのためには、数字で徹底的にストラテジーを組まなければならない。

冷徹な言い方になるが、人は嘘をつくが、数字は嘘をつかない。
そのためには、正しい数字である必要がある。
時間との勝負になる。
今までのビジネスの形態を変える必要も出てくるかもしれない。
無駄は許されない。
そうしなければ 成功は覚束ないからだ。