Sydney Yajima


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竹中 平蔵

2009-11-29 03:58:11 | 世界情勢
http://www.youtube.com/watch?v=Wz6-Q3P9pBE

民営化した郵政はアメリカに出資せよのより リンク

竹中平蔵という人。

言わずもがな、郵政民営化を叫んだ小泉自民党の裏側で、絵を描いていた人物である。彼の言うようになったら、どうなったか?
いみじくも、去年の4月、リーマンが破綻する4ヶ月前の彼のビデオが存在する。
彼は、言う。
アメリカに貢献せよ。
アメリカに日本人のこつこつ貯めてきた郵便貯金を投資せよ。
当時郵貯を、もしアメリカに放り込んでいたら、今頃、日本はどうなっていただろうか?
おそらく、今どころの騒ぎではなく、日本は、根本から崩れ去り、失業率は10%を超えていただろう。なぜなら、郵貯を放り込んだ時点で、それらはすべて紙くずのように消えてなくなったであろうからだ。
アメリカへの貢献という言葉自体、私から見れば植民地根性以外の何ものでもないほど卑屈に映る。そういうことを しゃあしゃあと言う竹中氏は、日本人にとって、日本にとって、一体 誰のために、誰の利益を代表して話しているのだろうか?
と 疑問を持たざるをえない。

竹中平蔵・・・

知識もあり情報もつかんでいる。しかも 頭もいい。
ただ、たったひとかけらの 国への愛情と誠意がないために、惜しい存在になってしまった。

いかなる立場になろうとも、たとえば アメリカのCIAに勤めていようとも、たった一つの誠意さえあれば、国や家族を売るようなことはしないはずだのに。

彼の言うことを、私は 信用できそうもない。

第二次世界同時株安がくる

2009-11-28 06:14:57 | 世界情勢
来週早々から、大幅な株安がくる。
ドバイのせいだというが、実はクレジット クランチのあと粉飾でごまかしていたアメリカのキャピタルクランチの幕開けなので、こいつは、でかい。アメリカのGDPの10年分の破綻が見えてきている。修復にはその4倍の時間がかかるとも言われているので、事実上 アメリカの復活は、我々の世代では無理である。

つまり アメリカは終わる。

そして新しく興っている国々も経済が、今後、どうなるのか?

アメリカにたよって成長してきたところは、終わり、そうでないところは生き残るといったところか・・・

鎖国

2009-11-26 23:34:06 | Weblog
日本人は 古い殻を捨てるとき、必ず 前の殻を悪く言う。
明治維新のときも、江戸時代を古臭く まるで骨董品のように言った。殿様も、庶民になったら、ただの人。そう、大名行列で顔を挙げることさえ許されなかった庶民。

戦後にマッカーサーが来て、それまでの時代はすべて悪いものの象徴のようになった。しかし、死んでいった当時の若者に比べて、今の若者がどのくらい日本のことを思っているのだろう?そして、当時 戦犯として裁判で死刑になった人たちは、一体、どこがどう間違っていて、そしてどうして 死刑でなければならなかったのだろうか?

自民党が、今のようになって、日本国民は、自民党をもう一顧だにしない。
何か、ちょっと 違うんじゃないかなという感じがする。

日本が鎖国をしていた時代のことを 考える。
日本の鎖国は、日本の殿様にとっては都合がよかった。
だけど、それは何らかの形で、日本人自身望んでいたことだったかもしれない。

日本が鎖国を解いたのは、日本の都合ではなく、欧米の都合だった。それが結果として、鎖国を解き、そして 明治維新へとつながっただけだった。もし、欧米などが存在しなければ、日本は島国として今でも、それなりに、幸せに 内々で、暮らしていたかもしれない。少なくとも、私がオーストラリアに住むこともなかっただろう。

何が幸せなのか、何が不幸になるのか、よく分からないが、時代の趨勢というのは、残酷に古いものを捨てていく。

歴史の発見

2009-11-24 22:33:25 | フリーメーソン
歴史は、とんでもないところから動く。
それは、狂人であったり、血の浮いた刀の錆であったりするが、それが歴史を動かしたことは、間違いない。

もうすぐ、歴史はまた別の扉を開けようとするのだ。

それは、意外と身近なところから始まる。

たばこ増税

2009-11-23 15:58:35 | 世界情勢
タバコの値段は、オーストラリアでも1000円程度する。1箱の値段だ。
タバコの人体への影響は、客観的かつ科学的に見ても、良い影響よりは、悪い影響が多い。
異なる観点から言えば、にんじんを食べることで人体へどんな影響が出るのか、ほうれん草はどうか、肉ならばどうか、お酒はどうなのか、という延長で、タバコの葉を燃やしてそれを肺に吸い込むことは、どういう影響が出るのか?ということで言えば、良くない。
そもそも、肺にタバコの煙を吸い込むことをしなくても 人間は生きていけるが、にんじんやほうれん草、肉やタマゴなどの食物を摂取しなければ人間は生きていけない。生きていけるかどうかということが、人間に限らず生命を持つものの最も大切な基本であるならば、タバコは不要ということになる。

一方で、「たばこや酒は伝統的な日本文化の一つ。『たばこは悪』という原理主義的な考えで突き進むと、江戸時代から続く文化が失われてしまう」と文化論を盾に増税を牽制(けんせい)するのは愛煙家でもある東京都の猪瀬(いのせ)直樹副知事(63)。作家としての発言と断ったうえで、「消費者の側に立って考えるのが市場社会で、それを否定する考え方はファシズムだ。大学構内や駅の全面禁煙のように、何でも禁止して喫煙者を締め出す考え方は疑問だし、日本人が幼児化しているようにも感じる」とも言い切る。(http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091123/plc0911231104003-n1.htm より抜粋 )

しかし、タバコを吸う行為には 周囲に与える煙害の影響や、それを不愉快に感じる人々の権利を奪うことについては、どうなのだろう。それに文化というが、日本にタバコが入ってきたのは江戸時代の末期で、本来の日本文化というものではない。そもそもタバコそのものが広く世界に広まったのは、梅毒と同じ時期で、どちらもコロンブスが南アメリカ大陸から持ち帰ったものだと言われている。これが、文化だという大層な表現で、言うのなら 日本お文化とは、タバコ程度のものなのか?と疑問さえ出る。作家ならもっと言葉を大事に使ってもらいたい。それに、だ。国が国民の健康に責任を持つという立場のどこが幼稚化なのかが、私には分からない。それほど、何かが吸いたければ、猪瀬副知事が、ママのおっぱいでも吸っていればいいのである。ましてやファシズムとは言語道断だ。ファシズムの定義はなにか?それは、もともとラテン語の団結という意味から着ており、全体主義的に一つの取り決めに強引に従わせることを言う。タバコを吸うなというのではなく、一箱1000円にする議論をしているだけで、そういう過激な言葉を好む人間に、ろくな作品は書けないだろう。それでも、作家か?とここでも軽蔑する。 タバコを吸う人間の当然の権利のような振舞い方こそが、問題であり、より社会道徳や、社会の通念、公衆道徳などを考えたとき、教育の一環としてのタバコの害について、人々を啓蒙することの、どこが ファシズムなのだろう?その程度の人間で 東京都の副都知事が勤まるなら、随分とお気楽な商売だな。63歳にもなったんだから、ちょっとは、未来の子供たちのことや、社会の健全なあり方、さらにはお膝元の新宿ではびこるドラッグの問題にもっとしっかり取り組んでみろと言いたい。


世界の不均衡

2009-11-18 12:41:30 | 世界情勢
アメリカのガイトナー金融長官が、G20の枠組みで世界の不均衡を是正すると言った。だが、近代の歴史が始まって以来、世界はずーーーーっと不均衡だった。最初はイギリスが、アフリカで人間狩りをして、アメリカでオークションに掛けて売り飛ばし金を儲けた。これも不均衡。アメリカは、日本に原爆を落として、戦後ずーーーーっと軍隊を日本に置き続けた。これだって、決して対等ではない。もしオバマの言うように日本とアメリカが対等ならば、いまごろ日本の自衛隊の基地もありフォルニアあたりになければ、帳尻があわない。
それに、アメリカは自分たちだけが消費の原動力になってきたと、まるで被害者ぶるけれど、実際には だらしのない売春婦のように世界から金を借り集めて、誰も頼みもしないのに、浪費しまくってきただけで、その癖が抜けないで困っているだけじゃないか。

中国も、ずいぶんと傲慢なことを言うけれど、アメリカは さらに詭弁がつくから性質が悪い。

工藤投手

2009-11-17 06:28:29 | Weblog
46歳で、工藤が現役を西武で続けるのだという。
背番号は55番で 「行け 行け GO GO」なんだそうだ。

いいね。

彼が甲子園で投げているとき、私はその縦に切れる独特なカーブボールをみて、驚いた。当時は、巨人軍に行った槙原の最速150キロを超えるスピードの直球と、早稲田実業の荒木、それに報徳学園の金村と、その後のプロ野球界を引っ張った実力者が競い合っていた。

時代は過ぎあれから、30年近くたった今も、まだ現役で投げるなんて、すごい人だと思う。

どんなに性能のいい車でも、30年たつと、クラッシックの仲間入りなんだから、彼がどれだけすごい男か、それも、一番寿命の短いはずのピッチャーでやっているんだから、本当に大した物だと思う。

さあ、私もがんばろう。

威張っていることがいいと思うアメリカ人

2009-11-16 17:04:07 | 世界情勢
アメリカ人にとって お辞儀をすることがそれほど苦痛なことなのだろうか?
オバマ大統領が日本の天皇陛下に、深々とお辞儀をしたことが アメリカで問題となっている。
お辞儀をするとき、それは、相手に対する敬意の表れであるわけなんだが・・・・


謙譲の美徳というのは、アメリカには無理な発想なんだろうな。

イスラエルとパレスチナも 和平できないのは、そういうアメリカが介在しているからだ。


昭和

2009-11-14 21:59:40 | Weblog
昭和という時代・・・私自身育った時代として、回顧してみる。考えてみれば、そんなに悪い時代じゃなかった。
もちろん 記憶は現実を美化していくので、そのまま あのころは良かったとは言うべきではないかもしれないけれど、それでも、今より 恋愛はもっとじれったかったし、直接的に、悲しいとか 辛いという表現ではなく、もっと、運命(さだめ)とか、季節のなかのうつろいを、別の角度から見据えることがあったりもした。
熱かった。心の中はそれは、今と変わらず 人間は熱いものを持っていたけれど、表面ではそれをそのまま、出すことは恥ずかしいと思っていた人がもっとたくさんいた。
東京に行くと関西弁が 珍しがられ、真似をする人がいた時代。
今では、考えられないだろう・・・

様々な個性が それぞれの人間にはあるのだという、今では当たり前のことが、とても大発見だった時代。

ジーンズをはくだけで、これより自由な服装はない と思っていた時代。

多分、学生闘争もファッションだったのかもしれないし、フォークソングも、そのあとの妙に大人ぶったニューミュージックも、混沌とした中から生まれていった。

昭和は、大きく三つに分けられる。
戦前の昭和
戦中
そして戦後。

私にとっての昭和は 戦後でしかなく それも高度成長期の中ごろから、土地の値段がどんどんと上がり始めたころだ。

多分日本人の人口が一番多いあたり。

高倉健が好きな世代。

不器用ですから・・・

そういう男がかっこいいと映った世代の私たちは、平成生まれの人たちと、これからどう向き合っていくのだろう?

気負わず 自然体に、そのままで受け入れてもらえるのだろうか?


今の恋愛を私はとやかく言う資格はないと思う。なぜなら、平成生まれの人たちの恋愛がどんなものか、よく分からないのだから。

でも、こんな感じ、同じように持っているんだろうか?

分かってしまったという驚き
目をただ 言葉もなく見つめること
自分以外の力で引き裂かれる想い
それでも心の中にまだ残る熱い思い
何も言わずもたれかかる背中のぬくもり それに自分の若さゆえの無力感 運命だとあきらめることの不甲斐なさ 電車が粉雪の中に去っていくのを見送る気持ち それに思いがけず舞い降りた手紙 なんて、どうなんだろう???

古臭いと感じるんだろうな。ダイアルを回す指が途中で止まるなんて、携帯で、メール交換している平成の恋愛には、通じないのかもしれない。でも、いつか、その平成の恋愛も古臭いものになって、新しいものに取って代わる。知らず知らずのうちに


喜捨

2009-11-14 04:31:56 | Weblog
日本人は自民党を 捨てた。
捨てるということは、禅の言葉で、とても大切なのだ。捨てなければ 新しいものは入ってこない。
まだ使えそうなものでも、喜んで捨てる。
それを喜捨 という。

ためしに、周りにあるもので、まだ使えるものであっても、捨ててみればいい。必ず別の新しいものが、そう時間をかけずに入ってくるだろうよ。それが、人の世なので、今までの殻を脱ぎ捨てなければ、次の入れものがない。

そうは言っても、なかなかもったいなくて・・・

もったいない・・・などというのは、未練だろう。そういえば、よく小泉元首相がもったいないと言っていた。

いいから、どんどんと古いものは捨てればいい。
捨てては いけないものは、古女房と、腐れ縁の友達だけだ。


日航

2009-11-13 23:01:11 | 世界情勢
日本航空に限らず、多くの航空会社は、苦しんでいる。世界の景気が不透明なだけでなく、先行きに見通しもつかないからだ。
日本航空は、リスクをとりすぎた。言うまでもないことだが、それが今日の苦境を招いている。

街角のレストランは、街角の人々の顔をよく観察している。そして、どの人が、どんなものを注文するのかを研究して、一番売れる筋のものを提供する。しかしチェーン店になると、そういうことはできない。ただ、一般受けする味と値段をマネージメントでがんじがらめに コントロールする。客が慣らされているうちは まだ続くかもしれないが、結局は価格競争にならざるを得ない。

価格競争は、最後には利益率の収縮を招き、破綻する。


若い人というのは、しかし、いい。
言葉も生で、分かっていなくても、分かったように言い、そして、食いついてくる。いずれ、橋を渡り損ねるのだろうが、そのときまでは存分に飛び回るがいい。

橋からおちても誰も救ってくれないが、それでも向こう岸まで泳げる体力のあるやつは、たいしたもんだ。
なかなかいないが・・・

誤訳

2009-11-12 08:17:46 | Weblog
常々、私は言ってきたことがある。
それは天皇陛下を英語で、エンペラーと訳すことは、間違いなのではないか?という疑問だ。
明治になり、天皇がエンペラーと訳されたのには、当時のフランスのナポレオンの活躍や、彼が死んだ後にもフランスでは絶大な支持があったことなどを勘案すると、当時の外務省が、エンペラーと訳すのが一番良いと考えたのかもしれない。
だが、天皇はいわゆる英語のエンペラーではない。どちらかというと、カトリック教の教皇に近い存在で、しかもそれは神道であるとしたら、天皇は、英語でも、TENNOUとするべきで、下手に英語の言葉をくっつけるべきではないと思う。

軍事の最高峰にあたる大元帥や、エンペラー・・・皇帝などというのは、天皇を侮辱した表現かもしれない。もし昭和天皇が、戦争を指揮していたのではなく、軍部が勝手に暴走して天皇を利用していたのが、本当だったとしたら、また、明治天皇も大正天皇も、軍部との直接関係はなかったのだとしたら、誤訳は、ずっと今になっても続いていることになる。
少なくとも、平成天皇は、一切の軍部や自衛隊との関係はないのだし、このあたりで、人心一新のためにも、まず英語読みを、エンペラーからテンノウにすればどうだろうか?

日本語をそのまま英語にしている言葉は多い。
ならば、テンノウこそが、一番正しい英語表示である。

テンノウとは、一体 なんぞや?
ここで、外国からそのような疑問がなされるとき、エンペラーだとうやむやに、相手が疑問に思わなかったことを、今度は説明しなければならなくなるかもしれない。

そのときに、日本人が、それぞれ、どう説明するのだろうか?という疑問が当然出てくる。

日本人にとって、天皇とは何か?を突き詰めて、一体、何人の人がきちんと説明できるのだろうか?そして、連綿と続く家系が日本にあることを、どう理解しているのだろう。

歴史のなかでの、天皇の役割。日本人の深層心理に、どう反映しそれは矛盾なく存在し続けることが、できるのだろうか?もし答えが是ならば、どのような形で次の世代、そしてまた、次の世代へと引き継がれていくのだろうか?もし答えが否であれば、それはなぜか?

そういうことを、きちんと調べてみて、考えてみて、そして、様々な情報を公開して、日本における天皇の歴史的、かつ未来的役割を、知っておくことは、大切なことではないのだろうか?

そこまで考えたうえで、誤訳を指摘しているわけなのだが、どうだろう?

GOLD

2009-11-11 14:39:11 | 世界情勢
GOLDが年内に1200ドルをつけるというアナリストが続出している。USドルをゴールドに替えるべく、みんなが行列を始めた。これは、あっというまにゴールドへの資産移動が始まることになっている。

ブームはいろんなところにやってくる。
今度はゴールドだ。

ゴールドを買うといえば一昔前なら馬鹿にされた。
あのころ馬鹿にされていた人たちは、頑固に彼のやり方を守り通し、馬鹿にしていた人たちは、簡単にゴールドに乗り移る。いずれにせよ、正解はなく、ゴールドが騰がるという事実だけが残る。

あと3年と思う。

それが、向こうゴールドの需要が伸びる時間だろう。
ドルが下がることが前提になっていて、ドルを防衛する気はアメリカがないのであれば、中国は大損することになる。
これも、また中国にゴールド買いをさせる要因になっている。IMFが次々にゴールド高値を推進させている。これは、アメリカに見切りをつけ、IMFが今後通貨を出すための前哨戦だと見て間違いないだろう。

IMF ドル

これが、今後のグローバル スタンダードになる。
そこには、多くの国が参加するコミュニティー 共同体と言う形になるはずで、人事が、今までのようにアングロサクソン中心ではなく、アジア人やユダヤ人も多く中枢決定権にかかわることになる。語学が3ヶ国語以上できることが、最低必須条件になるだろう。

人が近づいてくるとき

2009-11-10 20:32:39 | フリーメーソン
もし、あなたに、よく知らない人がニコニコと近づいてきたら、あなたは警戒するだろう。それは、「この人には、何か魂胆があるにちがいない」と過去の自分の経験に照らし合わせ、(読みもしない新聞に契約させられてしまったことも含めて)いぶかるからである。

これは、ある年齢を生きてきた人なら、誰でも経験することだ。
しかし、馬鹿が、馬鹿丸出しで、自分の希望だけを優先して ニコニコと、近づいてきたら、あなたはどうするだろうか?
知恵のある人は、ずるく対応するかもしれない。彼を傷つけぬよう、なるべく穏便に追い返すことを考えるだろう。あるいはこの馬鹿をどうやって使うかを考えるかもしれない。馬鹿とはさみは使いようとは、よく言ったもんだ。

さて・・・、馬鹿は、自分が馬鹿だとはしらないので、{馬鹿が馬鹿だということを知ってしまった時点で馬鹿の意義もなくなる。なぜなら彼はもう馬鹿ではないからだ}当然、そのずるい対応に、喜んで乗ってしまう。その時点で、彼は、知恵のある人の手のひらに、裸で踊っているピエロになっているのだ。

裸のピエロは、音楽さえかけてやればいつでも喜んで踊る。
おもしろいくらいに。