傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

サミットから緩和ケアを考える

2007年06月07日 | 緩和ケア
主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)が開かれてましたね。

興味を持ってみているのは温暖化対策、今さらながら遅すぎますがとうとう米国が動き出そうとしています。

そこで日本がイニシアチブをとろうとしているのにも注目です。


安倍首相、政策はさておき、好印象を持っていることがあります。

それは夫婦で歩く時、手をつないでいること。

これはいい。

あ、緩和ケアの視点からですよ(笑)

そこまで考える人間は、あまりいないかもしれませんが、

まず手をつなぐ、という行為を日常に当たり前として定着する

手をつなぐ、つまりスキンシップに抵抗感が減る

誰かが辛い思いをしているときに、躊躇うことなく自然にスキンシップをとれるようになる

相手ががん患者でもできる

周りにいる人が緩和ケアに参加できる

という構図です。

それを首相がテレビを通し示すことで国民へのアピールになり、国民も少しずつスキンシップの違和感をなくしてくのではないでしょうか。

別の意図があってアピールしていようとなんだろうと、私は続けてほしいと思っています。