棚田ぐらし

住み慣れた京都を離れ限界集落の棚田の里へ移り住みました。
日本の原風景といわれる棚田の景色を次世代に繋げて行きたい

畑漬けワークショップ

2019-08-28 | 棚田Hause
予報では週末大雨の天気とのコトでしたが、未だ晴れ女ジンクス健在でした。
二日間共に晴天でしたよ

遠くは奈良からも参加いただきキミ子さんともども今更ながら発酵ブームに驚いた次第
初めましての方ばかりなのに話してみたら発酵つながりで共通の知人がが続出
おそるべし発酵の世界!


畑漬けは、別名唐辛子漬けとも言うように唐辛子をたっぷり使います。


ネットの中には湯がいた甘長唐辛子。タカのツメと甘長唐辛子この2種類がポイント


各自持参された容器に漬け込みます。塩加減は各自お好みで。


最終チェックはキミ子さん


常在菌投入!


ワークショップ開くきっかけになった西沢みなみさんが義姉さんと参加してくださいました。
西沢さんのルーツは畑集落。
キミ子さんとおじいちゃんは幼なじみだったとか。昔話にも花が咲いたようです^_^


漬け込み済んだらいよいよ試食会

畑漬け60余年、先生の畑漬け



畑漬け暦2年目の畑漬け


冷蔵庫で漬けた畑漬け
あっさりしていると以外に評判がよかったです。

「畑漬けに興味を持っていただくのはうれしいけれど間違った味を畑漬けといわれるのは、集落の皆さんにも申し訳が無い。正しい味を知ってもらいそれをアレンジして各家庭で作ってもらえれば」
とキミ子さんがおっしゃったように
持ち帰られた畑漬けを家庭の味に仕込んでくださいね。

冬の畑漬けワークショップも開催予定です

発酵料理家の他谷さんが畑漬けについてわかりやすくブログにアップしてくださいました。
発酵・料理家 たやまさこ

畑漬けワークショップ

2019-08-15 | 棚田Hause
幻の畑漬けと呼ばれているお漬物が高島市の畑集落にあります。
何代か前の畑に住むおじいさんが考案したとされている発酵食品です。地元ではトウガラシ漬けと呼ばれ各家庭で受け継がれてきました。

しかし手間がかかる上近年の減塩ブームでお漬物漬ける家庭が減ってきています。
発酵食品ゆえに長期保存が出来なくて現地で食べたことがある人の間で誰呼ぶと無く幻の畑漬け と呼ばれています。

何とか受け継いでいきたいと去年から畑漬け名人きみ子さんに習いに行っています。
去年のFB投稿時から漬けてみたいとの問い合わせが多かったのですが ようやく今年、合格のお言葉を師匠から頂きました。

畑漬けは畑の水など畑の風土が醸し出す独特のお漬物です。
畑以外で作るのは ハードルが高いのですが冷蔵庫で作る畑漬け(もどき)も体験して頂きます。

畑漬けは「夏の畑漬け」「冬の畑漬け」の2タイプあります。
夏に漬けるのは、冬の下準備もかねています。(乳酸発酵させるため)
近年地元でも冬の畑漬けのみを漬ける人が増えています。
畑漬けの歴史や発酵の仕組みを学ぶ上でも貴重な夏の畑漬けワークショップだと思います。

時間が合えばきみ子さんも指導に来て頂けます。
発酵の町高島でも秘伝のお漬物です。この機会にレシピ覚えて頂ければ幸いです。

8月25日(日)PM1時から3時まで
8月26日(月)pm1時から3時まで の2回開催予定です

※デモンストレーションと試食のみの参加 1500円
※畑漬けワークショップ参加
漬け込み用容器持参(そのほかの材料こちらで用意します)3000円

冷蔵庫でも漬けられるコンパクトタイプの容器事前にお知らせくださればこちらでご用意できます。
容器代別途2000円