棚田ぐらし

住み慣れた京都を離れ限界集落の棚田の里へ移り住みました。
日本の原風景といわれる棚田の景色を次世代に繋げて行きたい

冬来たりなば春遠からじ If winter comes, can spring be far behind

2017-01-06 | 棚田ジャム
新しい年が始まりました。
昨年末ぎりぎりに予想だにしない別れを迎えお正月気分はまったく無いままでした
でもいつまでも悲しんでばかりもいられません。胸を張ってそちらへ向かえるように私もがんばらなければね!



昨年末に取材を受けた県の情報誌が完成したと送って頂きました。
今年一年ももっと畑の棚田、棚田ジャムを知ってもらえるように努力します。応援お願いいたします。


表紙にも棚田ジャムが登場


目次にはうちの庭のエンジェルが!


集落の重鎮

初の顔出し!おまけに年齢もばっちり(汗


今年は苦手な営業もがんばる決意をしたのですが・・・

棚田ジャム奮闘記 2016夏

2016-10-21 | 棚田ジャム
高島に縁を得て今年で11年。居を構えて10年になります。早いな~
荒れてはいるものの棚田の庭も周りの景色になじんできました。

集落の皆さんにも仲良くしていただいています。
ですが限界集落・・・・10年の間にもどんどん村人が減ってきました。

2013年の未曾有の台風で流された棚田も数知れず、そのまま放棄田になってしまってます(涙
オーナーさんによる田んぼ作りも お世話するほうの高齢化により募集定員を減らしてます。
以前は 田植えの日も収穫の日も行政が手伝ってのお祭行事でしたのに・・・・

賑やかなお祭だったころ模擬店に何か出しませんかと依頼されて庭で採れたブルーベリー、ルバーブをジャムにして売っていました。
おかげさまで評判が良くてリピーターが出来たりしてました。



年々減少する棚田の美しい風景、いつまで残せるのだろう。
少しでも長く次代につなげていきたいと考えるようになっていました
ジャムを作ることにより、村に人を呼ぶことが出来たらいいなぁと本格的に販売することを考えたりしていました。




願えばかなう、荒れた放棄田を好きに使ってくれないかと声をかけていただきました。
長い間田んぼとして利用されず草だらけでしたが人力で土木担当の相方が耕し畝を立てました





そうして春に蒔いたルバーブの苗を定植しました。
今年植えた苗の収穫は来年からになります。

農作業に励む姿を見て新しくうちの田んぼも使ってくれないかとお声かけていただきました。

日当たりの良い此方にはブルーベリーを植えることにしました

そして暑い夏の間うちの土木担当者、がんばって小屋を建てました。
ヒヨドリから実を守るためにネットも張りました。



夏の水遣りを少しでも安定するために土木担当者が用水から水を引いてくれました






そうして出来た棚田ジャム

ルバーブジャム ブルーベリージャム ウメジャム
そしてこの冬には柚子ジャムも作る予定です。どうぞよろしくお願いいたします。


林道の峠から伊吹山の朝焼けをみて決意を新たに


棚田ジャムの最新の情報は
https://www.facebook.com/tanadaJam/?ref=aymt_homepage_panel