2020年1月14日
「君の膵臓をたべたい」 住野よるさんの本を読み終わった。
この本の名前は、以前からなんとなく知っていたが、
とにかく題名が私には強烈過ぎて、あまり読もうとは思っていなかった。
買ってきたのはブックオフに行った時。
どんな内容かわからなかったので、しばらく本棚に積んでおいた。
確かテレビでもドラマ化して放送したような気がするが、見なかった。
今、考えるとみておけばよかったなぁと後悔している。
ものすごく感動した。
こんなに感動した本は最近あまりなかった・・・
登場人物の高校生の名前は最後に出てくるが、「僕」と「山内桜良」。
「僕」が偶然拾った1冊の文庫本から物語が始まる。
山内桜良はクラスの人気者だったが、膵臓が悪くて、あと1年しか生きられない。
それはクラスの誰にも話していなかった。
友達がいない「僕」が偶然山内桜良のつづった「共病文庫」と題名を付けられた日記を拾う。
ドラマはいろいろ展開するが、
題名の「君の膵臓をたべたい」の意味は最後に書かれていた。
いつもノロノロとしか本を読まない私が、
一気に読んだ。
涙が出て止まらなくなった・・・
けれど考えてしまうなぁ~
18歳だという高校生が、自分の寿命を知っている。
こんなことがあるのかなと思う。
ほんとだとしたら、ものすごい心の強い人だし、親もそれを知らせたということが私には考えられない。