気まぐれフォトダイアリー

富士山、風景、身近な花の写真ブログです。読んだ本の感想も載せています。
最近は回想ブログが多くなりました。

菜の花の沖(3)司馬遼太郎

2024年07月08日 22時00分25秒 | 読んだ本の感想
今読んでいる本は 菜の花の沖(3)司馬遼太郎だ。

高田屋嘉兵衛の物語だ。

読み方がのろいので、一冊読むのに、だいぶ時間がかかっている。

でも焦ることはないし、他人に借りた本でもないので、かまわない。

読書家からみれば、話にならないのだろうが。


面白い。

一冊目を読むときは、それほどでもないような気がしたが、

今は面白い。




少し前に源氏物語を十冊買った。

TVの大河ドラマでも放送しているので、影響されて買ってしまった。

少し読み始めてみた。


面白くない。


まぁ、これは私の読解力がないからだと思うが・・・

十冊もいっぺんに買って、今では後悔している。



でも、そのうちにまた読んでみようかと思っている。


「菜の花の沖」、これが大河ドラマになればいいなぁと思っている。


私のことだが、誰に強制されるわけではないし、読みたい本を読めばいい。



高校の時の同級生を思い出すけれど、

あの頃、彼女は源氏物語を読んでいた。

すごいよね。

面白かったのだろうか?

読解力のない私は、ふと疑問に思ってしまう。



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源氏物語を買ってしまったけれど・・・

2024年05月16日 22時11分24秒 | 読んだ本の感想


2024年5月16日

何を思ったか、紫式部の源氏物語を10巻買ってしまった。


果たして私が、

難しい古典を読めるだろうか?


まぁ、読めるかどうか、ぼつぼつ読んでみよう。






高校時代、同級生の一人がこの源氏物語を読んでいた。

すごいよね~

今思い出しても、よく読んでいたなと思う。



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「成瀬は天下を取りにいく」を読み終わった

2024年05月15日 18時37分24秒 | 読んだ本の感想



2024年5月15日

成瀬は天下を取りにいくを読み終わった。


宮島未奈さんの原作です。



この本を知ったのは、2024年の本屋大賞を受賞したからです。


主人公は成瀬あかり。


読みやすく、面白かったです。



しばらくブログを書かなかったからか、編集画面が変わって書きずらい。

私だけでしょうか?

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「窓際のトットちゃん」 黒柳徹子 を読み終わる

2024年04月11日 22時03分36秒 | 読んだ本の感想


2024年4月11日

「窓際のトットちゃん」 黒柳徹子を読み終わった。


この本は1981年に発行された本で、今年でもう43年にもなる。

私がまだ若いころブームになった。

けれどなぜか読まなかった。


43年も経って、アマゾンで中古を探した。

表紙もついていたが、汚くなっていたので、捨ててしまった。



読んだ感想は、よかった。

70歳を超した高齢者の私が読んでも感動した。


トットちゃんが通ったトモエ学園の話だ。

小林校長先生がすごくいい先生だった。

こんないい先生がいたんだなと思う。


トモエ学園があったのは昭和12年から昭和19年まだだったという。

戦争で焼けてしまい、7年しかなかったそうだ。


若い頃この本を読んでいたらどうだろうと思った。

感動はしたと思うが、年をとっての今の感動とは少し違うだろう。


とても良い本だった。



さぁ、次は何を読もうかな?

「菜の花の沖」も途中だし、どうしよう。

細かい字は老眼なので、読みずらい。

少しでも大きな字の本がいいな。


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久しぶりに感動した本「かがみの孤城」(回想)と映画版アニメ

2024年02月12日 10時43分48秒 | 読んだ本の感想
2024年2月11日(日)

確か2月2日の金曜日だったと思うが、YBSテレビで夜9時から辻村深月さんの「かがみの孤城」を放送した。

以前本を読んでとても感動した記憶があるので、録画をした。

解説を読むとアニメ版だった。


アニメは最近はあまり見たいと思わなかった。

私が子供のころは漫画は大好きだった。

けれど、だんだん年をとるうちにあまり漫画を読みたいと思わなくなった。


この映画はアニメ版です。


けれど、見ているうちに原作の内容を思い出した。

良かった。


この小説は、映画にするのにはアニメのほうが良いのかもしれないなと思った。


けれど、原作は映画版よりずっといい!

















2018年10月8日


辻村深月さんの「かがみの孤城」を読み終わった。


ものすごく感動した!


こんなに本を読んで感動したのは、近年、いや思い出す限りないかもしれない。



この本を知ったのは、もう何か月も前で、2018年本屋大賞を受賞したと聞いた時からだ。

辻村深月さんは山梨県笛吹市出身だと聞いたので、なおのこと興味があった。

どんな本だろうと思って、本屋に行った時、買っておいた。


そのころはまだ他の本を読んでいたので、すぐ読まずに本棚につんでおいた。



辻村深月さんの本は何年か前に映画になった「太陽の座る場所」を見てから、原作を読んだ。

そのころから山梨県笛吹市の出身だと聞いていたが、

正直、「太陽の座る場所」はそれほどの感動はなかった。


映画も山梨日々新聞社が、すごい宣伝をしていたので見に行ったが、

感想は同じだった。




読みかけの本を読み終わったので、今度は「かがみの孤城」を読み始めた。



けれど「かがみの孤城」は読み始めてからすぐに引きこまれた。


内容は中学1年生の安西こころがいじめにあって、学校に行けなくなってからの話だ。

かがみの孤城には7人の同じような、学校に行っていない子供が集まる。


そのうちに7人は雪科(ゆきしな)五中に通っている中学生だったことが分かった。

かがみの孤城で会っているうちはわからなかったが、

7人の中学生はそれぞれ生きている時代が違うことが分かった。


「かがみの孤城」は3月30日で閉鎖する。

城の外の世界では、「かがみの孤城」での記憶は無くなるという。






最後の方は一気に読んだ。


感動した!


涙が出て止まらなかった。

こんなに感動した本に出会えたことがうれしかった。


それと作者の辻村深月さんってすごい人だと思った。

まだ38歳だそうだ。




辻村深月著『かがみの孤城』刊行記念スペシャルインタビュー


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菜の花の沖(二)司馬遼太郎を読み終わる

2024年01月28日 22時30分21秒 | 読んだ本の感想


2024年1月28日(日)

菜の花の沖(二)司馬遼太郎を読み終わった。


以下の感想は私の備忘録として記録しておきます。


淡路から兵庫に出てきた嘉兵衛はおふさと駆け落ちして暮らすが、まだ貧乏で苦労していた。

中古の小さな船を持つようになり、淡路から兄弟を呼んで、一緒の船に乗るようになる。


いかだで材木を運んだり、かなり危険な航海をしている。






本の中の一部を抜粋。



嘉兵衛は品物を俵に詰めるについてもいっさい品質と量目のごまかしをしなかった。

この嘉兵衛の性分は、後年、かれの商いのすべてに貫かれたために、高田屋の俵物についてはひとびとは検査をせず、見たままで値を立て、買った。


これを読んで、嘉兵衛が将来成功したのは、まじめな仕事をしたからではないかと思った。







船を持つようになって、故郷の淡路に里帰りをした。

村八分で淡路を出たが、帰ったときはみんなに歓迎された。


ある程度成功したからだろう。


全部で6巻まである。

やっと2巻まで読んだ。

時間がかかるけれど、ぼつぼつ読んでいこうと思う。


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司馬遼太郎 菜の花の沖①を読み終わる

2023年10月03日 21時49分56秒 | 読んだ本の感想






2023年9月29日

司馬遼太郎 菜の花の沖①を読み終わった。

「菜の花の沖」を読もうと思ったのは、bsプレミアムで再放送を見たのがきっかけだった。

2001年に放送していたのも、途中から見て感動したのを覚えている。


2023年の再放送も、気づいたのは4話からだった。


アマゾンで単行本の中古を買った。


司馬遼太郎の名前は知っていたけれど、本は読んだことがなかった。

けれど、1話を読み始めて、とても面白かった。


全部で6話まであるけれど、少しづつ読んでいこうと思っている。



江戸後期、淡路島の貧家に生まれた高田屋嘉平は、悲惨な境遇から海の男として身を起こし、ついには北辺の蝦夷・千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく。


貧乏な嘉平は網屋の娘おふさと知り合う。

最後は豪商になる嘉平だが、住む家もない嘉平に、よく金持ちの網屋の娘のおふさが嫁いだものだと、感心した。


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「おそろし」宮部みゆき を読み終わる

2023年08月19日 19時23分32秒 | 読んだ本の感想


2023年8月19日

宮部みゆきさんの「おそろし」を読み終わった。


時代小説だった。

三島屋変調百物語事始の副題の通り、

第一話 曼殊沙華

第二話 凶宅

第三話 邪恋

第四話 魔鏡

最終話 家鳴り

からなっていた。


どれも怖い話だが、無いとは言えない話だとも思えた。


感想はまぁまぁ面白かった。


いつも思うことだが、宮部みゆきさんって、すごい小説を書く人だなぁと思う。

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「村上海賊の娘」和田竜を読み終わる

2023年06月29日 16時28分00秒 | 読んだ本の感想


2023年6月28日

「村上海賊の娘」上巻 下巻をやっと読み終わった。

上巻474ページと下巻486ページだった。


読みやすい本だと思うが、私はあまり夢中になれなかった。

時代小説なので、昔の人の名前が難しく、読んでいて、時間がかかりすぎたので、途中で誰が誰だったかわからなくなってしまった。


主人公は村上景(むらかみきょう)。

村上武吉 海賊能島村上家の当主の娘。

この景が男勝りで、すごかった。


一向宗門徒の源爺、孫の留吉らがてくる。

時代が戦乱だったからかもしれないが、一向宗門徒って、すごい信仰心が強いんだなと思った。

南無阿弥陀仏と唱えれば、救われる。


もう一度読めば、内容がもっとわかりやすくなるかもしれないが、

まぁ、それはないかも。



とにかく、時間がかかったけれど、読みきれてよかったです。



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黒牢城~米澤穂信を読み終わる

2023年01月05日 16時28分13秒 | 読んだ本の感想





2023年1月4日

「黒牢城」米澤穂信をやっと読み終わった。

TVで「黒牢城」が直木賞をとったと放送してるのを見て、

すぐ、アマゾンで本を買った。


米澤穂信さんの本は「満願」を読んでから面白いなと思うようになった。


この「黒牢城」だが、期待しながら読み始めたけれど、はじめはあまり面白くなかった。

時代小説なので、人の名前がなかなか覚えにくい。



読むのをやめようかと思った。


それでもと思い、読み続けていくと、何となくわかってきた。

時代の推理小説のようだった。


有岡城の荒木村重は織田信長に反旗を翻して、毛利の援軍を待っていた。


荒木村重の有明城には官兵衛が幽閉されていた。


後の黒田官兵衛だ。

難しい事件が起こると、村重は、土牢に降りて、官兵衛に意見を聞いていた。

官兵衛は軍師だと知っていたが、ものすごい知恵者のようだった。

官兵衛は有明城が解放されて、味方のものに救助されたそうだ。

1年くらい土牢に入っていたので、その時に膝を痛めたそうだ。

大河ドラマの黒田官兵衛も見たけれど、有明城に幽閉されていたのはよく覚えていない。

そういえば片足がびっこだったような気がするが、その時の後遺症だったのだなと今思う。

黒田官兵衛の大河ドラマ、もう一度見てみたい気がする。


「黒牢城」の小説だが、なかなか面白かった。


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「李王家の縁談」林真理子を読み終わる。

2022年10月04日 19時36分43秒 | 読んだ本の感想













2022年10月3日

林真理子さんの「李王家の縁談」を読み終わった。


林真理子さんの本は初めて読んだ。

梨本宮伊都子妃(なしもとのみやいつこひ)が自分の娘を李王家に嫁がせたり、

李王家の縁者を日本の華族に縁組をするなどの話が主だと思います。


皇族の話がたくさん出てくるので、私は詳しくないので、内容がうまく書けません。


でもいろいろ宮家のことが分かったような気がします。


梨本宮伊都子妃も第二次世界大戦に日本が負けてから、皇族離脱して、大変だったようです。



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夜に星を放つ~窪美澄を読み終わる

2022年09月05日 23時56分11秒 | 読んだ本の感想


2022年9月4日

窪美澄さんの「夜に星を放つ」を読み終わった。

窪美澄さんの本を読んだのは初めてだった。

TVで直木賞をとったと放送していたので、

どんな本か気になって、買って読んでみた。


感想は、読みやすくて、心にしみる感じがした。

5編の短編からできていた。


中にはコロナの時代になってからの小説も入っていた。


どの短編も良かったが、最後の星の随(まにま)にの感想を書こうと思う。

主人公の僕は小学4年生で、

春に生まれた弟は海(かい)君といった。

かわいかった。

けれど、本当のお母さんではなく新しいお母さんの子供だった。

本当のお母さんと、お父さんは離婚していた。

理由は教えてもらっていない。

新しいお母さんは、はじめは優しかったが、

そのうちに、学校から帰ってきても、マンションのドアガードがかかっていて、中に入れてもらえなかった。

それを見た近所のおばあさんが、家に入れて休ませてくれていた。

午後5時になるとドアガードは外された。


父親はこのことを知らなかった。


これを読んでいて、切なくなった。

実のお母さんには会えるけれど、決まった日しか会うことができず、

お母さんには、午後5時までドアガードが外されないなんて言えなかった。


最後はお父さんもこのことが分かり、一応ハッピーエンドのようになったけれど、

素直には喜べないなぁと思った。


これが現実なんだろうな。

前後してしまったが、「僕」はいい子だなぁと心から感心した。



5編の小説からできているけれど、よかったです。

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希望荘~宮部みゆきを読み終わる

2022年08月22日 22時35分07秒 | 読んだ本の感想



2022年8月22日 

宮部みゆきさん原作の希望荘を読み終わった。

この小説は4部からなっていて、

聖域

希望荘

砂男

二重身(ドッペルゲンガー)


どれも良かったが、私は希望荘が特によかった。


どの主人公も探偵事務所を経営している、杉村三郎という38歳の男性だ。

杉村三郎は山梨県の出身だそうだ。

私も山梨県なので、特に興味を持った。


ただ一つおかしいのは杉村三郎の実家は梨農家だと書かれていた。

それに山梨の名物は梨とブドウだという。

ブドウは当然そうでも、梨ではなくて、桃でしょう。


それとも私の住まいは郡内なので、甲府方面では梨も作っているのだろうか?

小説の内容はどれもおもろかったけれど、梨がどうしても腑に落ちなかった。


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流星の絆~東野圭吾を読み終わる

2022年07月19日 10時51分51秒 | 読んだ本の感想






2022年7月19日

東野圭吾さんの流星の絆を読み終わった。

482ページの割と厚い本だった。



兄妹3人で流星を見に行った。

流星は雨で見れなかったが、家に帰ったら両親が惨殺されていた。


親の仇をとろうと、兄妹3人で誓った。



犯人らしき相手に、やっと出会ったが、

その息子に妹が惚れているようだった。


時効寸前、本当の犯人が分かった。



意外な人物だった。




長い小説だったけれど、いろいろ考えさせられたり、面白かった。

面白いというのは語弊があるけれど、

まぁよかった。



この本もブックオフで買った本だが、

最近はブックオフにも行っていない。


新刊は高いし、

そのうち、何か安くて、面白い本はないだろうか?



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「Iの悲劇」米沢穂積を読み終わる

2022年06月06日 16時09分00秒 | 読んだ本の感想






2022年6月5日

米沢穂積さん原作の「Iの悲劇」を読み終わった。

まぁまぁ面白かった。


市長肝いりの限界集落へのIターンプロジェクトの物語だ。

限界集落へ人を呼び戻す。


始めは10世帯が入ったが、徐々に村を離れていった。


最後は意外な結末になった。

読んでいて驚いた。

まさにミステリーだ。



結末は、

そして、誰もいなくなってしまった。



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