2024年2月11日(日)
確か2月2日の金曜日だったと思うが、YBSテレビで夜9時から辻村深月さんの「かがみの孤城」を放送した。
以前本を読んでとても感動した記憶があるので、録画をした。
解説を読むとアニメ版だった。
アニメは最近はあまり見たいと思わなかった。
私が子供のころは漫画は大好きだった。
けれど、だんだん年をとるうちにあまり漫画を読みたいと思わなくなった。
この映画はアニメ版です。
けれど、見ているうちに原作の内容を思い出した。
良かった。
この小説は、映画にするのにはアニメのほうが良いのかもしれないなと思った。
けれど、原作は映画版よりずっといい!
2018年10月8日
辻村深月さんの「かがみの孤城」を読み終わった。
ものすごく感動した!
こんなに本を読んで感動したのは、近年、いや思い出す限りないかもしれない。
この本を知ったのは、もう何か月も前で、2018年本屋大賞を受賞したと聞いた時からだ。
辻村深月さんは山梨県笛吹市出身だと聞いたので、なおのこと興味があった。
どんな本だろうと思って、本屋に行った時、買っておいた。
そのころはまだ他の本を読んでいたので、すぐ読まずに本棚につんでおいた。
辻村深月さんの本は何年か前に映画になった「太陽の座る場所」を見てから、原作を読んだ。
そのころから山梨県笛吹市の出身だと聞いていたが、
正直、「太陽の座る場所」はそれほどの感動はなかった。
映画も山梨日々新聞社が、すごい宣伝をしていたので見に行ったが、
感想は同じだった。
読みかけの本を読み終わったので、今度は「かがみの孤城」を読み始めた。
けれど「かがみの孤城」は読み始めてからすぐに引きこまれた。
内容は中学1年生の安西こころがいじめにあって、学校に行けなくなってからの話だ。
かがみの孤城には7人の同じような、学校に行っていない子供が集まる。
そのうちに7人は雪科(ゆきしな)五中に通っている中学生だったことが分かった。
かがみの孤城で会っているうちはわからなかったが、
7人の中学生はそれぞれ生きている時代が違うことが分かった。
「かがみの孤城」は3月30日で閉鎖する。
城の外の世界では、「かがみの孤城」での記憶は無くなるという。
最後の方は一気に読んだ。
感動した!
涙が出て止まらなかった。
こんなに感動した本に出会えたことがうれしかった。
それと作者の辻村深月さんってすごい人だと思った。
まだ38歳だそうだ。
辻村深月著『かがみの孤城』刊行記念スペシャルインタビュー