Great Big Yes!!

引っ越ししました。
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Nick Heyward / From Monday To Sunday (1993)

2011年04月12日 | 今日の一枚。(新版)

■オススメ曲■
1曲目 "He Doesn't Love You Like I Do" / 2曲目 "Kite" / 7曲目 "January Man"

 僕にとってのNick Heywardは「North Of A Miracle」でも、Haircut 100の「Pelican West」でもなく、このソロ4作目にあたる「From Monday To Sunday」です。もちろん前者の2枚が名盤であることに異論は無いんですが、やっぱりそれ以上に思い入れっていうのがあるわけで。。

 一番最初に聴いたNick Heyward関連のアルバムがコレでした。とにかく1曲目のギターリフで撃沈、一瞬にして虜になったのを覚えています。またアルバムの中では "Kite" が一番好きで、リフはもちろん、無機質で単調なリズムも、哀愁漂うメロディーと声も、全編に渡って妙にクールなところも、そしてなにより "午後になって、トランペットを吹く" と歌うところでちゃんとトランペットが鳴る粋なアレンジも、全てが絶妙。今でも顔がニヤけてしまいます。。

 Geoff Emerickがプロデュースをし、数々の凄腕ミュージシャンがバックアップした83年「North Of A Miracle」、セルフプロデュースで作り上げた93年の「From Monday To Sunday」。この10年で歌い方は随分とリラックスした感じになってますし、アレンジは相変わらず凝ってはいるもののサウンド自体は生っぽく、すごくスッキリした印象です。80年代と90年代の違いがそのまま音に表れたような気もしますが、さらにその後、95年「Tangled」と98年「The Apple Bed」では時代に寄り添うようにロックサウンドへとシフトしていくことに。それはそれで個人的には好きなんですけどね。。

 良くも悪くも時代にあった音を作る器用さを、そしてそれを高いレベルで消化出来る才能を持ってしまったのかなと。唯一、一貫して変わらないのはソングライティングの質の高さと素晴らしい声でしょうか。。
 何にしても、その後の自分の音楽的嗜好を考えるとやっぱり「North Of A Miracle」ではなく「From Monday To Sunday」を最初に聴くべくして聴いたんだなと思える、そんなアルバムです。再発したCherry Redに感謝。。



MySpace / ■Official HP

つぶやきと間違い。

2011年04月08日 | ひとり言。
■わかったもんじゃない。
 斉藤和義の「ずっとウソだった」をYouTubeで観て "これぞロッカー!" と思った今日この頃。世間では新学期が始まったということで自分も何かを始めようと思いまして、とりあえずアカウントを取ったままずっとほったらかしにしていたTwitterをちゃんとやってみようと。。
 ひと月ほど前にアカウントを取ったのはいいものの、結局誰かにその存在を教える前に放置状態にしてしまっていたので未だフォロー数ゼロ。笑 まぁブログの更新通知とかもツイート出来るらしいしのでフォローして頂ければそれだけでも便利だと思います。他に何をつぶやくかわかったもんじゃありませんけどね・・・よろしければぜひ。。
http://www.twitter.com/great_big_yes

■Bruno Mars / Doo-Wops & Hooligans (2010)
 本当は斉藤和義を聴きたかったんですけどね。変わりに全然違うのを聴いてました。このブログの傾向からすれば例外中の例外になるアルバム、Bruno Marsのデビュー作です。。
 そもそも聴くようになったキッカケはTrainと間違ったから。笑 たまたまこのアルバムの中の曲を聴いて「おっ、Trainが早くも新作か?」と勘違いし、よくよく調べると世間では大ヒットしたらしいBruno Marsっていう人の曲だと判明。輸入盤だと1000円切ってるしモノは試しにと言う事で購入、という流れでした。。
 ジャンルで言えばダンス&ソウルなのかなと。もともとプロデュース業や客演、楽曲提供をこなしていたらしく、楽曲アレンジが多彩でサウンドも "今どき" な感じ。その辺はさすがです。。
 良い曲を書くと言う点ではBruno MarsもTrainも同じ。なのでTrainファンならBruno Marsを、Buruno MarsファンならTrainをチェックしてみるのも新しいジャンルを模索する上でアリなんじゃないかなぁと思いました。。

努力と反省。

2011年04月02日 | ひとり言。
ウソをつく気にもなれず。
 ここ数週間はなんとなく音楽を聴く気にもテレビを観る気にもなれず、仕事以外の自由時間はただひたすらに文庫本やマンガなんかを読んで過ごしてました。とりたてて何かを自粛している訳でもなく普通の日々を普通に過ごしてたんですけどね。せっかくのエイプリルフールにウソをつく気にもならなかったのが自分でも意外でした。。

努力をする努力。
 少し前に誰かが言ってて "なるほどなぁ" と思ったのが「ほとんどの人は努力をする努力で終わってしまう」という話。目標があってそれに向かって実行し続けるのがホントの努力であって、実行に移すまでの過程は努力でも何でもないと。でもそれも努力の1つだと勘違いしやすいんだとか。。
 やりたいんだけどやる気にならなくてダラダラしてしまうとか、何かを始めるまでに時間がかかるとか、そういうことも含めて自分もよくあるなぁと反省しました。その割に最近はずっと本ばっかり読んでて何も始めてはいないんですけど・・・

The Decemberists / The King Is Dead (2011)
 最近でこそあまり音楽を聴く気にはなれなかったんですが、その前までは当然ながら普通に聴いてました。今年に入ってからまだそんなにチェックはしてないんですが、今のところ1番リピート率が高いのがThe Decemberistsの新作です。。
 今年の頭に発売されて気になってた1枚で、これが初The Decemberistsなんですが見事にハマりました。評判通りの良作です。フォーク、カントリー、ロックのバランスも個人的にはこれくらいがちょうど良いですね。曲自体も文句ナシに良い。。
 そう言えば購入時にディスクを取り出してみたらなんと2枚入ってました。「DVD付きの方買ったんだっけ?」「いや、明細は通常盤だぞ」「もしかして業者の入れ間違いか?」なんて淡い期待を寄せてみたものの、見事に同じディスクが2枚・・・どうしようか困ったもんです。まぁとにかく2011年の早い段階で良い作品に出会えました。レビューはまた後日と言う事で。。