Great Big Yes!!

引っ越ししました。
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Josh Rouse / Country Mouse, City House (2007)

2010年10月02日 | 今日の一枚。(新版)

■オススメ曲■
1曲目 "Sweetie" / 3曲目 "Hollywood Bass Player" / 8曲目 "London Bridges"

 7枚目。スペイン移住後としては2枚目となる作品。Brad Jonesがプロデューサーから外れゲストプレイヤーとしての参加に留まり、代わりにGuster等で知られるJoe Pisapiaと現地スペイン出身のPaco Locoがプロデュースも含め全面的にバックアップ。またGary Lourisが1曲バックコーラスで参加していますが、その他のメンバーは今までとほぼ変わりはありません。。

 個人的には今のところJosh Rouseの最高傑作だと思います。過去の6作品で培ってきた哀愁を帯びたソングライティング、リラックスモード全開の囁くような歌い方、ゆるいグルーヴ、そしてスペインの地に影響を受けた温かみのあるサウンド・・・全てをキチンと消化し見事に融合してみせた作品です。。
 何といっても1曲目 "Sweetie" が全てを物語っています。イントロからして既にノスタルジー溢れるアレンジですが、特に後半に進むに連れて、静かに、それでいてグイグイ引っ張っていくような "ゆるいグルーヴ" が堪らなく心地良いです。Mark Pisapiaによるシンプルなドラムがしっかりとリズムをキープし、その上をJames Haggertyによるベースが自由に動き回る。この2人のプレイの重要さは特筆すべきものだと思います。James Haggertyのベースプレイは大好きです。その他の曲もバラエティに富んでいて、それぞれに聴き所や心地良さがあって素晴らしいです。。

 アルバムジャケットの印象そのままと言えば分かりやすいでしょうか。ジャケットに関しては発売元によって後ろ向きと正面を向いた2種類あるようですが、上に掲載している後ろ向きの方がよりアルバムの内容を表していると思います。名盤です。。



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