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■オススメ曲■
1曲目 "Quiet Town" / 3曲目 "It Looks Like Love" / 7曲目 "Givin' It Up"
6枚目。99年のデビュー以来ずっと活動の拠点としてきたナッシュビルを離れ、スペインへと移住してからの最初の作品。レコーディングはスペインとナッシュビルの2ヶ所で行い、Brad JonesやMarc Pisapiaなど少人数の編成でアットホームな雰囲気の中で行われたようです。。
前作「Nashville」でアメリカでの活動の総決算とも言うべき内容を聴かせてくれたJosh Rouse。今作では生活の拠点をスペインへと移したこともあり、その影響が曲にも、もっと言えばアコースティックギターの弾き方にも表れています。そもそもアルバムタイトルからしてスペイン語ですし曲名にもチラホラと。。
スパニッシュ、ボサノヴァなどワールドミュージックの要素が元々の哀愁メロディーと入り交じりアコースティックを基調としたアレンジも相まって、前作のクールな印象とは対照的に随分と温かみのあるサウンドに仕上げられています。ミュージシャンが住んでいる環境に影響されることはよくある事だと思いますが、このハートウォーミングなサウンドを聴く限りスペインでの生活が肌に合ったんだなと思いますね。夕暮れの地中海の風景が目に浮かぶようです。。
この作品からレーベルをアメリカのRykoから自主レーベルであるBedroom Classicsへと変更しています。移住の影響からなんでしょうけども、自分のペースで作品がリリース出来る利点はあるものの、流通や宣伝という意味では若干不利な状況に。それでも一定のクオリティーとリリース頻度を保っているのは脱帽です。。
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