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引っ越ししました。
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特集:Cosmic Rough Riders

2005年08月03日 | 今日の一枚。(旧版)
前回「The Jayhawks」が好評だった特集シリーズの第2弾!Cosmic Rough Riders!今回もただひたすらに絶賛させていただきます。では、張り切ってどうぞ!
「Enjoy The Melodic Sunshine」2001年
記念すべきPoptonesからのデビュー盤。実際は自主レーベルからアルバムを2枚リリース済みで、1stから3曲、2ndから9曲、新曲3曲の計15曲。(日本盤はさらにボーナストラック2曲)
いわゆるこの時点でのベスト盤的な内容で、抜群のメロディーとハーモニー、サイケデリックっぽいサウンドにThe Byrds好きの僕は一発でやられた!笑 出身がグラスゴーというのも納得のクオリティー。デビュー当時はやはりというか当然のようにTeenage Fanclubと比べられたりもしてたなぁ。。確かにその辺りが好きな人にはたまらんやろな。僕もその一人やし。笑 本国では10万枚以上の売り上げを記録、Poptones初の大ヒットとなりました。
「Pure Escapism」2001年
4月に日本盤発売となった「Enjoy The Melodic Sunshine」に続いて12月にリリースされたいわゆるB面集。最初は日本独自企画として発売されたものの意外に?好評だったため、その後、本国イギリスでもリリースの運びとなった作品。ありきたりの表現ですが、B面集とは思えない程イイ曲だらけ!実際、インディーズ時代の曲も含めたベスト盤的内容の前作に比べて、1番バンドの状態が良いときに制作された曲が入ってるだけあって、なかなか侮れない作品です。次のアルバムへの期待が膨らむ中、この後にとんでもないニュースがぁ!!
「Too Close To See Far」2004年
Daniel Wylie脱退!このニュースには愕然とした。ソングライティングとボーカルを務め、結成メンバーでもあったDanielが脱退って事は「解散」って事も??いろんな情報をかき集めてるうちに、どうやらケンカ別れではなく友好的な脱退だという事、すでに新作にもとりかかっていて自身のレーベルからリリースするという事、そのレーベルからはDanielのソロもリリース予定でCosmicsのメンバーも参加してる事がわかった。とりあえず一安心。
そして届けられた新作がコレ。ボーカルをもう一人のソングライターであるStephenがやってる以外は何も変わらなかった。良いメロディーとハーモニーは健在!Stephenのボーカルもなかなか良い。むしろDanielよりもしっくりきてるかも。笑 違いを強いて挙げるなら、サイケデリックっぽさが薄れたくらい。その原因は次に紹介するDanielのソロ作で。。
「Ramshackle Beauty」2004年
Cosmicsと同じ日にリリースされたDanielのソロ作。同時に2枚の傑作が聴けたこの時 (購入した日、即ち発売日) は最高に幸せでした。なんか分裂した事によって好きなバンドが増えて僕的には得した気分です。笑 さすがにCosmicsのメインだっただけあって、こちらもメロディーとハーモニーは絶品!このソロ作では作詞作曲からアレンジ、プロデュースまで全て一人でこなしてます。バンドでは出来なかった事を好きなように思いっきりやった感が曲に滲み出てて壮快です!
何かのレビューでライターさんが言ってました。Cosmicsが「Mr.Tambourine Man」ならDanielは「霧の5次元」やと。確かに。。初期Cosmicsのサイケデリック感はDanielがもたらしたものやったんやなぁと改めて実感。


理想的な脱退劇というか、一般的には似たような音楽と思われがちの両者ですが聴けば妙に納得、「それがやりたかったんかぁ」と思わせる作品です。ほんと、「Mr.Tambourine Man」と「霧の5次元」なんて良く言ったもんです。唯一変わらないのはグッドメロディーとグッドハーモニー!これは一緒にやってた初期Cosmicsから変わってません。
Danielは今年の7月に新作をリリースした模様。僕はまだ未聴ですが、もちろんチェックします!Cosmicsも早く新作を!!


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