五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2022・5・3

2022-05-04 05:33:48 | 日記
今日は朝起きた時からそわそわしている。11時に息子のAとその娘(つまり孫)のN が来て、一緒にランチすることになっていたからだ。いつもは老老ブレックファーストをお腹一杯食べるのだけど、今日はランチに供えてトースト四枚の処を二枚に、目玉焼きも二つを一つに、後はスープだけ。でも、ランチに何を食べるか決めてない。いつもはすき焼きだ。今日もそうしようかと思ったけど、アトレの肉屋に行くには少し時間が足りない。近所のスーパーの牛肉は国産でもNG。広尾駅前の高級スーパーの牛肉は身内で食べるには高すぎる。それに卵がないこどに気がついた。箸休めの一品も思い付かない。そんなこんなであれこれ迷った末にすき焼きを断念して、出前の寿司にする。寿司ならもし余っても俺が夕方食べればいいし、と思っていたのだけど、食欲旺盛な女子大生にその考えは通じなかった。俺は少ししか食べないでいたけど、Nは寿司を綺麗に片づいていた。それも嬉しかったけど、もっと嬉しかったのが二十歳を過ぎたNがお酒大好き女子大生になっていたこと。息子のAからそれを聞いてポルトガルの微発泡ワインのヴィーニョベルデの栓を開けたら、グイグイといけたもんだから、息子や娘が大きくなったら酒を酌み交わすなんて夢を大きくオーバー。これからは孫と酒を酌み交わすことが出来る。この孫には成人するまで何も教えることが出来なかったけど、飲み屋の親父としていい酒、美味しい酒をこれから伝授していこう。ちょうど火曜日で母の処に来ていた弟のHにも会って初対面の挨拶をしたら、後でHが素直な可愛い娘さんに育ったねと言われてお祖父さんは鼻が高くなってしまった。肉親と家族っていい。二人が帰った後、仮眠してから小説「女体」の続きに挑戦。Nにはお祖父さんは物書きだったんだぞと自慢できるような作品にしたいと思ったりする。それにしてもお祖父さんは忙しい。来週から始まる「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」の演出プランを検討し、12月に公演予定の「白金五丁目の洗濯女」の構成もメモする。「女体」以外にも「小野田家の人々」の続編「桜木家の人々」の執筆も急がなくてならないし、資料集めにも本腰をいれなくてはいけない。頭とパソコンを叩く指が何本あっても足らないぞ。食後熊沢尚人監督「おとな  り」(脚本・まなべゆきこ)を見る。予想通りの展開、でもその予想通りになっていくのにドキドキする。そしてラストシーン!面白かった。12時過ぎ沼津在住の脚本家Sさんから二年ぶりに電話がある。同い年の彼女とは脚本家になって以来のつきあいだからもう50年か。連絡できなくて心配していたからホっとする。近い内に沼津まで彼女に会いに行こう。油断するとこの世ではもう会えなくなる。★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦  出演・棟里佳+荒木真樹彦  2022年7月5日~10日
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2022・5・2 | トップ | 2022・5・4 »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事