2022･7･3

母は腰と背中を延ばすのが難しくなっているみたいで、風呂に入るにも着替えさせるのが大変だ。そこで今日は服を着たまま風呂に入れることにした。勿論浴室までベッドから連れて行き、バスタブに入ってもらうのも一苦労なのだけど、俺もズボンを腰近くまで濡らして入れてしまえば、浮力で体全体が浮くので服を脱がしやすいのだ。バスタブの中で裸になった母に「どう?気持ちいい?」と問いかけると、母は「うん」と頷く。「よかったね」と俺はいつものように頭から背中、下半身と洗っていく。その後、車椅子にバスロープとその上にオムツを置いておいてから、バスタブの傍まで寄せて、そこに濡れたままの母の体を移動させる。体が濡れていると手が滑る。でも何とか車椅子に移動させることが出来た。後は床擦れの治療薬を塗り、オムツをして、いつものように髪の毛を梳かしてあげて、全身をタオルで拭く。これだったら毎日でも出来そうだ。部屋に連れ帰り、今度はご飯。マンゴーと牛乳、それに昨日の残りのスープ粥を美味しそうに食べてくれてホッとする。その後、薬を飲ませて、母を寝かしつけた後、俺のご飯の支度。肉じゃが、納豆とろろご飯、和風サラダ、なすの糠漬け、しじみの味噌汁で漸く一息つく。食後、芝居の来場者に配るアンケート葉書を印刷しようとするが、やり方を忘れていて、印刷に手間取る。それとデザイナーのSさんからおくられてきた当日配るチラシの原稿をチェックなどしてから1時からのリハに臨む。明日にはゲネを控えている。今日が最後のリハ。この段階に置いても台本の改訂、台詞の追加、削除。更には演技の注文が数々。それに応えてくれた荒木さんと桑原さんのお蔭で何とか理想の形にすることが出来た。感謝。リハ終了後、すぐに母の部屋に戻って、オムツの取り替えとご飯の用意。リハの始まる前にランチとしてパンを食べて貰ったこともあって、夕方は牛乳とスイカのみ。結構疲れた。再び母を寝かしつけて桑原さんとChさんとリハ終了の乾杯。いよいよ明日からだ★テアトロジャージャン次回再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」(作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦 出演・荒木真樹彦＋桑原なお  2022年7月5日＆6日(開演19時)、7日～10日(開演14時)、なお全公演ソールドアウトになりました。以後予約される方は補助席かキャンセル待ちになります。ご了承ください。開場はいづれも30分前、 料金3500円、会場はテアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3  O-KAビル3階  日比谷線広尾駅から徒歩10分、JR恵比寿駅東口より徒歩15分、都バス恵比寿三丁目下車徒歩3分)  予約お問い合わせ専用電話は090ー9964ー2231ですが、AUの為つながりにくくなっていますので、予約お問い合わせはメール jerjan.hiroo4f@gmail.com でお願いします。