五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2022・9・2

2022-09-02 10:45:51 | 日記
〇明らかに睡眠不足だ。一日に4回抗生剤の点滴を打つ時間を夜は12時から10時に変更して貰ったのに、その前にウタタネしてしまえば10時からの点滴が11時に終わってもその後すぐに眠りにつけない。特に昨日はひどかった。今回で何度目の挑戦になるか忘れたけど、息子のAが俺の部屋から持ってきてくれたドストエフスキーの「悪霊」を読み始めたのだけど「さっぱり分からん」巻末についている「読者ガイド」によると、革命以前のロシアの人々が置かれた位置が鮮やかに描かれているし、一々のエピソードが後に大きく関わってくるから一行一行読みとばすなとあるけど、スタブローギンがパーティの参加者の鼻をつまんで会場を引き回したり、耳を噛んだりするエピソードが、ただそれだけのこととして描かれていると、今度の挑戦も分厚い文庫本上中下の内、上だけで読み通せれば上等だと云う気になって来る。我慢できず深夜「週刊文春」で香川照之のスキャンダル、ラジオで「おぎやはぎ」で時間を潰すがダメ。それでもウトウトとすると、一時間おきに懐中電灯を持った看護士が見回りに来て、そのたびに目が覚めてしまう。朝御飯用にキープしておいたタラコおにぎり、サンドイッチなどを食べてしまう内に漸く眠気が襲ってきて。
〇週刊文春では林真理子さんが実名をあげて今の朝ドラ「ちむどんどん」のひどさ、つまらなさに言及しているのに俺にはその資格がない。確か一週目か二週目で父親(大森なお)が死んだ処で、バカバカしくなって翌週から見てないのだ。せめて土曜日にダイジェストだけでもと思って二三度みたけど、本体がひどいのだからダイジェストが面白い筈がない。毎回見るたびに涙していた「カムカムエヴリバディ」がなつかしい。一度見るだけじゃすまなくて昼の再放送まで見てそのたびに涙していた前の、前の、前の作品「おちょやん」が懐かして愛おしくてたまらない。10月で次の作品になるのだね?後一か月の辛抱だね?
〇午前中に若い看護士をお供につれて婦長みたいな人が「お加減はかわりありませんか」とにこやかに入って来るのがムカムカとする。お加減は、朝からあんたの部下が計った体温や血圧や酸素濃度?や体重が記入してある俺のデータを見れば、変わりないのが分かるだろうが?このいい加減な、適当な言葉づかい、看護士になる前に小学校で言葉の使い方を習ってこいよ。見まいのメールや電話をくれる人にも同じことが云える。一か月近く入院している俺に「大丈夫?」とか聞くんじゃねぇ。大丈夫じゃないから入院しているんじゃねえか?俺はこの独房から釈放されなくて最高に苛立っているんだ。余計な言葉をかけるとただじゃおかねえよ
〇今まではお昼前に一日中の食料を買い込んでいたけど、今日からはリハビリを兼ねて毎食地下のコンビニまで行くことにした。とりあえず八時前に売店が開くと同時に朝刊と温かい珈琲とサンドイッチ二種類、それにランチ用に焼きそばとサラダを買う。朝食は完食、ランチは焼きそばの量が多かったのでサラダは夕食用に残す。ところが午後の四時過ぎ夕食用にの食料を買いにいくと弁当からパンまで全てソールドアウト。ということは夕食はサラダと病院食だけということ?病院食のメニューは鰆の塩焼きと菠薐草のお浸しと豆とキノコご飯のおにぎり。ふつうなら感謝しつつ食べる。ところが俺は食べない。エサみたいに与えられた鰆の塩焼きもキノコご飯も普通なら食べるのに食べない。いつもならパスしたいサラダだけの夕食で我慢する。ホント、お前って奴は。

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