五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2022・1・13

2022-01-14 05:09:48 | 日記
色々書きたいことがあるけど、今日のビッグニュースは暮れに帰国したものの成田から宇都宮のホテルに隔離された後、今度は自分の家で自主隔離させられていた妹夫婦が漸く「釈放」されたことだろう。病気で入院したならともかく、元気なのに食べたいものも食べられず、行きたいところにも行けず、ただただ部屋にいなくてはいけない生活をすることになるなんて、想像するだけで辛い。いや、俺なんかより母だ。子供たちのことをどれだけ認識できているか分からないけど、お正月については子供たちからそれぞれに電話があるものの、誰も来ないわねぇと嘆いていたことがあったのだ。その度に次男のTは栃木県で、末弟のHは千葉県で息子や娘夫婦や孫たちとお正月を過ごしているのさと説明しておいたのだけど、妹については何故近所の自宅に戻ってきているのに顔を出さないのか、いくら説明しても理解できない様子で、あの娘はどこにいるのかしら?と哀しい顔をしていたのを何度か見ていたもんだから、今日、最後の検査を終えて、その足で駆けつけてくれた妹(娘)の顔を見て、母の喜びはいか程のものだったか想像するにあまりある。家族みんなが集まっての白寿のお祝は、中止せざるえなかったけど、明日(14日)は母の99歳の誕生日を妹夫婦と俺とだけですることになる。二人が引き上げた後、母を寝かしつけてから自分の部屋でNETFLIXでアップされていた「新聞記者」(藤井道人)を何気なく見始める。映画版は勿論見ているし、モデルとなっている望月衣塑子さんのことも、ドラマの背景になっている赤木さんの自死のことも公文書改竄問題のこともよく知っている。だからこのドラマのストーリー展開については大凡想像がつく。それにしてもだ。潤沢な予算と、政権への忖度をゼロにすると、ここまでの内容が語れるのかと感動してしまって、全六回の内四回まで(180分)見てしまった。

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