五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2021・9・2

2021-09-03 05:33:36 | 日記
今俺が寝起きする部屋は、元々は妹の衣裳部屋で、和装関係の和箪笥と荷物が部屋の半分を占める。残りの半分の内、その又半分にベッドと机と本棚を置いた俺のスペースがある。母を夜通し介護する為に五反田のマンションを引き払って急遽ここに住むことになったので、謂わば居候状態なのだが、狭い処が却って落ち着く俺としては文句はない。それなのに最近、テレビが壊れて55型のテレビを買い換えた処、それまでの狭いスペースに大型テレビを置くことが出来ず、妹の和箪笥と俺の居住区域の間のスペースに「不法侵入」してしまった。ちょうど55型のテレビをピッタリ置くことが出来る狭い空間だ。そこに椅子を置いてテレビを見ていると、両側を和箪笥と間仕切りに囲まれていることもあって、俺が求める胎内回帰状態になって居心地がいいもんだから、放っておくといつまでもそこにいることになる。今日が正にその日。朝から体がだるくて何もする気がしない。母を朝風呂にいれ、洗濯機をまわし、老老ブレックファースト(肉じゃがの残り、トマトスライスとスクランブルエッグ、春菊の味噌汁)を終えた後は、一歩も表に出ることなく、老老ディナー(自家製チーズハンバーグ、サラダ、アオトの味噌汁)までその空間に坐り続けていた。別に見たい映画やテレビがあった訳でもない。ワイドショーや再放送のドラマを見つつウタタネしていただけだ。なにもしなかった。なにもしたくなかった。あしたはなにかするだろうか?

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