俺は欲張り者だとつくづく思う。長編小説をとりあえずエンドマークをつけたもののそれで満足できず大幅に加筆訂正していたのに、途中で母をモデルにした短編小説を書き始めてしまった。かと思うと、テアトロジャージャンの再演シリーズの第一弾「デンティスト」の稽古が来週始まるというのに、明日には第二弾が音楽劇の為、出演する棟里佳さんと作曲もする荒木真樹彦さんにきて貰って、音楽打ち合わせがある。それだけでも手一杯の筈なのに、今日は今年最初の歯科の検診に出向いた後、1時から女優のKさんと俺が俳優として出演する芝居の読み合わせを始めたのだ。これはKさんには悪いけど、俺の道楽。小説を書くのも芝居を作演出するのも面白いけど、本当は子供の頃俳優になりたいという夢を持っていたもんだから、その夢をKさんを相手に実現しようとしているのだ。勿論、これは新人女優であるKさんの修行にもなる。その日がいつになるか分からないけど、人さまに見せることが出来るようになったら上演日を決めたいと思っている。乞うご期待。今日は火曜日なので母との老老ディナーはお休み。代わりにKさんと稽古が終わった後の飲み会。声を出した後なのでビールが美味い。因みに老老ブレックファーストは鰯の生姜煮WITHカイワレ、納豆、なすの漬け物、もずくと大根の味噌汁。7時前Kさんが帰った後、録画してあったNHK「倫敦ノ山本五十六」(脚本・古川健)を見る。香取伸吾が最高にいい。バラエティばかりで目立っていた彼だが、シリアスな役が意外にもいい。9時過ぎ先日買った「ロヒンギャ危機」(中西嘉宏著)を読みつつ眠りにつく。民族と宗教と政治が混ざり合って、この問題には解決の目処が見つけることが出来ない。母の血筋の人間たち15人あまりが集って今度の日曜日に白寿の祝いをしようと計画していたが、オミクロンの蔓延で会えなく中止することになった。その為に去年の内に買って冷凍している2万5千円分の蟹はどう始末したらいいのか?
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