筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

五郎助山のチャレンジ~お料理編~

2012年06月25日 | 日記

6月25日(日)に、「ホタル鑑賞の夕べ」の反省会がもたれました。

反省と今後の展望を話し合ったあとは、
和やかに会食。

メニューは野菜やドジョウの天ぷら、鶏の唐揚げ、
キュウリのつけもの、トマト、そして差し入れの豆腐一丁ずつという
ヘルシーメニュー。

作業日も含め、このようなときの食事は
「山百合部会」という女性会員の手により提供されています。
材料も、女性会員が育てた野菜、お米、
自家製の味噌等をふんだんに使った贅沢なものです。
私も時々手伝いますが、
まかない料理のノウハウをたくさん教えていただいています。

ただ、昨今は、
女性に限らず、男性陣もお料理上手な方が多数入会し
腕をふるう機会を待っているように感じていました。

そば打ち名人やアウトドア料理の達人がいるので、
彼らの腕を是非披露していただきたい。

などと思っていたところ…

理事長さんの音頭で、
次回の作業日の昼食は「男料理」でいってみよう!!

ということになりました。

7月の里山キャンプでお子さんと食事作りをするので
その練習も兼ねて、
メニューは
ドラム缶ピザとスープ。
おにぎりもほしいな。
いつもはガス釜で炊いているご飯を
薪を燃やしてお釜で炊いちゃえ

…とみんなノリノリ

お釜やへっついは、持っている会員から借り
お米なども持ち寄って…、と
あっという間に話がまとまりました。

もちろん私たちも
ちょっとは参加させていただければと思っています。

7月の作業日が楽しみです

皆様も是非
草刈り&アウトドア料理を体験しにおいでください

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風が過ぎて

2012年06月21日 | 活動報告

6月には珍しい台風襲来。

里山では、樹が倒れてしまいました。

根こそぎ倒れています

早速会員が集まり、撤去作業

 

すっかりきれいになりました。

 

いつもながら、迅速です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ホタル鑑賞の夕べ」を終了いたします

2012年06月16日 | お知らせ

10日より続けてまいりました
「ホタル鑑賞の夕べ」は6月16日(土)をもって
終了させていただきます。

期間中、たくさんの方においでいただき、ありがとうございました。
また、募金もしていただき、会員一同感謝の気持ちでいっぱいです。

なお、案内・誘導は今夜で終了いたしますが
まだ若干ホタルが残っておりますので、
ご覧になりたい方はどうぞおいでください。

その際、フラッシュによる撮影や
ホタルのお持ち帰りはご遠慮ください。

 募金箱:ご協力ありがとうございました

 

成虫のホタルは、
一匹一匹静かに光ることを終えつつあります。
一年かけて成長し、ほんの1週間から10日間ほど
ほのかな光で私たちを魅了しました。

その短い成虫の期間中に、今年もたくさんの卵を残していきました。
(このブログの前のページをご覧ください。)

ホタル鑑賞の夕べの終了と同時に
ホタルを育てる会員たちの新たなたたかいが始まります。

水槽のお掃除や、エサのカワニナの採取など
大変手間がかかります。

カワニナはどこにでもいる貝ではなくなってきており、
また、小さなホタルの幼虫には小さなカワニナが必要となるなど、
エサの確保だけでも苦心します。
その上、ホタルの幼虫の姿は決してかわいいものではありません。
(毛虫やカエルが平気な私も、
 ホタルの幼虫が集まっているのを見ると、一瞬、引きます。)

でも、育てているうちにとてもかわいいと思えてくるのだそうです。

また、「自然の保全」という観点からすると、
今の育てかたで良いのか?
ゲンジボタルを育てているが
ヘイケボタルのほうが、この地域に合っているのではないか、
などなど、日々悩みつはつきません。

ご来場いただいた方、
このブログを見てくださっている皆様、
よりよい方向性を見いだすためのご意見・アイデアがありましたら
どうぞお寄せください。

 

2012年度 JT NPO助成事業

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホタル鑑賞の夕べ

2012年06月11日 | 活動報告

6月10日(日)ホタル鑑賞の夕べがスタートしました。

 

会員が自宅で手分けして育てたホタル

 

明るいうちはじっとしています

 

成虫になってからしばらくたつホタルもいて、
卵も産んでいました。

黄色い小さい粒が卵

 

7時ごろ、光り始めたホタル

ホタルが光を放ち始めると
周囲に集まった方々が歓声をあげていました。

普通は7時30分頃から光るので、
この日は人の気配を感じたのでしょうか?

テーブルの上のペットボトルには
150匹ほどのホタルがいて、
7時30分頃、次々に飛び立つことを予想していましたが、
1匹、2匹と飛び立つ程度でした。

それでも、舞い上がるホタルを
みなさん、喜んで見てくださいました。

ホタル川でも
先日放して生き残っていたホタルが光り始め、
こちらのほうが元気に飛び回っていました。

 

ホタルの夕べは11日から16日ごろまで行われます。

 

たくさんの募金をありがとうございました。
会員一同、身がひきしまる思いです。

 

 

 

暗くて足下が見えない中、
懐中電灯の使用を最小限にしてご来場いただき、
ありがとうございました。

 

昨夜
ペットボトルの中に残っていたホタルをすべて放しましたので、
11日も光るホタルが見られることと思います。

 

<お願い>

フラッシュによる撮影はご遠慮下さい。

また、懐中電灯でホタル川を照らすこと、
ホタルの持ち帰りはおやめください。

 

ご協力よろしくお願いいたします。

 

2012年度 JT NPO助成事業

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トンボ池のハナバス&ホタル鑑賞の夕べ

2012年06月08日 | 活動報告

五郎助山の水辺環境保全部会では
トンボ池やホタル川の手入れを行っています。

先日、トンボ池に元気に伸び広がるハナバスを少し減らそうと
お舟に乗って除去作業。

ハナバスがはびこってしまうと
水中に陽の光が届かなくなり、
池の生き物によくない影響があるそうです。

このハナバスは、夏にきれいな花を咲かせ、
人気が高いので、一部は残します。
 

 除去しても、やがて元に戻ってしまうかもしれないくらい
 繁殖力が強い植物です。
 いっそ、レンコン用のハスを植えようか?
 などと冗談が出るくらいです。
 でも、ハスの若い実はおいいしですよ。
 私の夏場のおやつです

 


 

楽しそうに見えますが重労働です

 

昨年のハナバス

食べ頃のハスの実
目玉みたいに見える1個1個を取り出して食べます。
ほんのり甘いです

 

 

6月10日(日)は
「ホタル鑑賞の夕べ」です。

水辺環境保全部会のメンバーが手塩にかけて育てたホタルが
夜空を舞います。

「人工飼育から自然発生へ」

を夢見て、日々試行錯誤を続けております。
ご来訪の皆様のご意見をいただければ幸いです。

10日においでになれないかたは、
11日以降もしばらくの間、会員が当番でご案内いたしますので、
安心しておいでください。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホタルが飛んでいます

2012年06月02日 | お知らせ

現在、五郎助山にホタルが飛んでいます。

すでに毎夕何人かの方々にご来訪いただき、
楽しんでいただいているようです。
みなさん、懐中電灯等の使用を控え、
また、ホタルを持って帰りたいというお子さんに
「里山で見ようね」とおっしゃっていただくなど、
マナーを守った鑑賞のしかたをしていただき、
感謝の気持ちでいっぱいです。

私も昨夕、広報部会の集まりのあと、寄ってみました。
こけしが立っている辺りまで、ふわふわと飛んでくるホタルがいました。

ホタル川では、
ホタルが一つの場所に集まっていたり
上のほうと下のほうに分かれることがあったり、
葉に足を滑らせたか、ポトンと落ちてしまうものがいたり…
(弱っているかも、ということでした
 成虫で生きられる時間は、何日でもないそうです。)

観察しているとおもしろく、2時間くらい飽きずに観察しました。
水辺環境保全部会のリーダーもいて
10年にわたる育成の苦労・努力、ホタルの生態など、
たくさんお話を伺うことができました。

毎夕、会員が自主的にホタル川に来ているようですので
お越しの際は、是非、話しかけてみてください。


会員が育てたゲンジボタル

 

水辺環境保全部会員からのメッセージ

<ホタル鑑賞の夕べにさきがけ、ホタル飛翔>

 水辺環境保全部会(旧ホタル部会)のメンバーは、
 スタッフ18名で蛍の人工飼育を実践しております。

 私も自宅の水槽に部会リーダーから頂いた成虫ホタルから、
 1年かけて採卵
 
孵化~幼虫~さなぎ~羽化~成虫~飛翔の飼育。

 エサとなる巻貝・カワニナ採集を実践してきました。

 5月24日~30日まで羽化装置から多数の蛍が成虫となり地上へ。


 里山守る会のHPに最初10日からと掲載しましたが、
 気持ちが通じたのか、

 すでにかなりの蛍が地上に飛び出しました。
 「蛍鑑賞の夕べ」は10日に行いますが、
 蛍の光の点滅は今夜(6月2日)あたりから見ることができます。

 

ホタルの人工飼育には、さまざまな難しい課題が山積しています。
水辺環境保全部会の皆さんは、試行錯誤しつつ、
「里山」という自然の中で、
ホタルが飛び交う喜びを共有したい、
という思いのもと
大事にホタルを育てています。

現在、自然発生はたやすいことではありませんが、
水辺環境を整えることで、ホタル川で育ったホタルが
五郎助山を舞うこと、
それが私たちの夢です。

おいでになる皆さん、
どうか、ホタルを驚かさないよう、
そっとご覧いただけますようお願い申し上げます。

お車は、里山駐車場におとめください。
ホタルは光で交信する生き物ですので、
人工的な灯りに混乱します。
懐中電灯などの灯りを使うことは極力ご遠慮ください。
(特にホタル川近辺でホタルを照らすことのないよう、
 
ご配慮をお願いいたします)

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする