筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

わんぱく自然塾~ネイチャーゲーム&ポイントラリー~

2016年06月19日 | 自然体験活動

6月12日(日),

初夏の緑いっぱいの里山で,

わんぱく自然塾が行われました。

塾生が見つけたアゲハのような・・・

「アゲハモドキ」

 

「絵馬」に願いごとを書いてこよう!!

という前回の宿題に応えてくれて,

塾生の絵馬が出揃いました。

 

友達をたくさん作りたい!

わんぱくになる!!

里山名人になりたい!!!

などなど,それぞれの願いや決意が書かれていました。

この一年間でかないますように。

 

さて,始めの会で日程確認をしたあと,

早速ネイチャーゲーム。

 

「動物なきまね合唱団」

録音された生き物の鳴き声を3種類聞く

→言葉に置き換えて紙に書く(「ワンワン」「カッコー」など)

→好きな生き物の鳴き声を言いながら歩き,

 同じ生き物と思う人とグループを作る・・・

というゲームです。

犬は「ワンワン」など,日頃無意識に言葉に置き換えていますが,

動物の姿を見ずに,

鳴き声を聞いて言葉で書くのは結構難しい。

みんなそれぞれ工夫して鳴きまねをしながら歩き,

苦戦しつつもグループを作ることができました。

 

塾生の独創的な鳴き方が楽しかったです。

 

次は「カモフラージュ」

茂みの中に,自然の中にはないものが置かれていて,

その数を当てます。

ピカチュウのぬいぐるみ,せんたくばさみ,

恐竜の模型などは一目瞭然。

でも葉っぱやカブトムシ,キノコの模型は見逃してしまう塾生多数。

 こんなところに恐竜が・・・

 

カモフラージュの振り返り

見つけにくかったのはどれ?

自然のものに似ているからかな?

 

 

ネイチャーゲームのあとは,

ポイントラリー。

 地図でポストの位置を確認

 

お題「ホタルは今どうしているでしょう?」

・・・「寝てる?」「たまご?」

 

「トタンの隙間から何が見えるでしょう?」

「くさっぱら?」

「ソーラー発電システムが見えるよ。」

 

今度のお題は藪の中の探検。

みんなこわごわ藪に入ります。

出てくるときは,自信に満ちた顔!!

 

ニホンミツバチの巣箱観察。

ハチは何匹いるでしょう?

ミツバチ愛好会の部長さんが

特別に巣箱の中を見せてくれました。

 上の段の巣は穴が閉じられていて

 下の段は開いていますね

 何でだろう?と考えるのも楽しい。

 

その他,用水路などの水の音の違いを聞き分けたり,

いろいろなお題にチャレンジして,

ポイントラリー終了。

 

そんなこんなで,今回もあっというまに解散の時間。

 

次回は「流しそうめん」です。

器やお箸は竹を使って自分で作ります。

 

どうせなら,竹でいろいろ工作しちゃおうかな?

などなど,

スタッフ会議で,アイデアが広がっています。

塾生の皆さんどうぞお楽しみに。

 

 

♪ちょっとご報告

ターザンロープに看板がつきました。

塾生の一人が,宿題で書いてきてくれました。

ありがとう!!!

 

塾生が見つけた生き物その2

 何じゃこれ???

マクラギなんとかっていう名前らしいです。

皆さんも調べてみてください。

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6月 定例作業

2016年06月17日 | 全体作業

6月の定例作業が行われました。

まずは,作業分担箇所の確認。

今回は,池のハスの除去と水辺の草刈り,

雑木林の下草刈りがメインです。

 

夏のトンボ池を彩ってきたハナバスですが,

きれいな反面,繁殖力が旺盛で,

あっという間に池全体を覆ってしまいます。

 

そこで少々残念ですが,今年から

小さいうちにハスを除去することになりました。

池の中での作業は,重労働。

すっきりきれいになり,

トンボ池ができたときの状態に戻りました。

 

池の隣のホタル川もきれいにしました。

 

こちらは林縁の下草刈り。

たくさん生えて,近隣にタネを飛ばしてしまう

ニワウルシも刈り取りました。

 

雑木林の隅っこに,

ニホンミツバチの巣箱が置かれています。

活発に活動していました。

 

たくさんの仕事を終え,

みんなで里山カレーに舌鼓。

 

食事のあとは,作業ミーティング。

部会報告や行事の確認を行って,

解散となりました。

 

次回,わんぱく自然塾について

ご報告いたします。

 

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「植物図鑑」にちなんだ植物観察会

2016年06月12日 | 自然体験活動

6月5日(日),茨城県生物多様性センターの要請により,

中高生を対象にした植物観察会を行いました。

 

映画「植物図鑑」の公開に合わせたものです。

 

原作は有川浩の「植物図鑑」で,

植物に詳しい男の子との

風変わりで甘酸っぱい恋愛物語。

植物図鑑 (幻冬舎文庫)の詳細を見る

 

中高生に植物に関心を持っていただこうという企画でしたが,

部活で忙しいからか,

当会の観察会への応募は少なく,

当日遊びに来たお子さんたちを誘い,

里山会員も参加して観察を進めました。

 

生物多様性センターからいただいた資料をもとに

セリ,ツリガネニンジン(葉っぱのみ),

ヤブガラシ,ヘクソカズラ,タンポポといった植物を探して歩きました。

 

資料にはなかったけれど,

ナワシロイチゴがきれいな花を咲かせていました。

池でワイルドに遊ぶ子たちを発見

        

池の周辺やホタル川の植物を観察

 

 

少人数での,和気あいあいとした観察会でした。

 ムラサキシキブ

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都市農村交流 こぼれ話

2016年06月08日 | 自然体験活動

5月に行われた都市農村交流では,

蔵前小の皆さんの到着を待つ間,

関城東小,西小のお友達は,

小幡先生のナビゲートで,

五郎助山の草花を観察しました。

自由時間に蔵前小のお友達に教えてあげられるように,

というスタッフの思いから,急遽企画されたミニ観察会です。

 

ミョウガとヤブミョウガ

五郎助山では,ミョウガとヤブミョウガという良く似た植物が

隣り合わせで生えています。

(ミョウガはたぶん,外から持ち込まれたもの)

 

「カブトムシのすみか」を観察

昨年秋に,

蔵前小の皆さんにもご協力いただいてさらった落ち葉が

たくさん入っていてふかふかしています。

 

そっと落ち葉をどかしてみました。

カブトムシの幼虫がすくすくと育っていました。

「手にのせてごらん」

 

 

クヌギとコナラの木肌の違いを感じよう

 

「足元に,芽が出ているね。」

「掘ってみよう。

 ドングリがくっついているね。

 クヌギかなコナラかな?」

 

交流会の植物観察の下見として行われた

ミニ観察会でしたが,

大変内容が濃く,同行できた私もわくわくしました。

 

 

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