筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

焼き芋食べて,園児とお年寄りとのほかほか交流

2012年11月26日 | 活動報告

11月22日(木),
落ち葉舞う晩秋の五郎助山に
園児の皆さんと,近くの入居施設のお年寄りとが集いました。


杏の会(会長・小林貫誠さん)」主催で,

当会がお手伝いしている
「里山探訪と焼き芋を食べて、園児と遊ぼう!」が行われたのです。

原発事故の影響で,昨年度は中止となりましたが,
今年再開できて,本当に良かったです。

  

この日,五郎助山のスタッフは,300本のお芋を焼きました。
お芋を焼くのに使った木の枝や落ち葉は
関城西小学校の高学年の皆さんが集めてくれたものです。
(一つ前の記事をご覧ください)

西小の皆さん,ありがとうございました。

 

焼き芋ができるまでの間,園児の皆さんは電車ごっこで里山散策。

  

 

カブトムシの幼虫がいるよ

 

ほくほくのお芋,おいしいかな?

ボランティアの皆さんもたくさん参加してくださいました。
  


次回は,主催者や五郎助山,こども園とで事前協議を重ね,
より良い活動にしようと話し合われたそうです。

3世代で賑わった五郎助山。
みなさん,これからも是非,お越しください。


当会の理事長のブログ「里山日記」にも詳しく載っていますので,
左側のブックマークをクリックしてご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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秋の自然体験活動 目白押し

2012年11月23日 | 活動報告

会員の山崎さんから,小学生の自然体験活動の報告が届きました。

<熊さんレポート>

~小学生の自然体験学習 焼き芋,落ち葉・枯れ枝拾い~

初夏に植えたさつま芋が秋の実りとなり,
里山に集合したのは,
関城西小学校の高学年生と引率の先生,
そして,里山を守る会スタッフ,総勢131名。

里山スタッフの指導のもと,
校庭の畑0.2アールに手植えしたサツマイモ苗200本が無事成長し,
先日,理科の授業で収穫したのでした。

そのお芋を新聞誌・アルミ箔につつみ,
熾火(おきび)に入れて学年代表各10名がサポート。


 

その他の生徒、5年生は「落ち葉拾い」,6年生は「枯れ枝拾い」の
自然体験作業に努めました。

拾い集めた落ち葉・枯れ枝は22日,27日の焼き芋教室に使われるのです。
生徒の皆さん,ありがとうございました。

高学年生は大きな力となって,
里山内がみるみるうちに綺麗になっていきました。
      えっさ,ほいさ 


 

教室で学ぶだけではなく,
自然の中で,皆と力を合わせる作業を通して何かを感じとったことを
お芋をほお張る笑顔の中に見つけることができました。
                      

終礼で,
6年生がサツマイモを育てた5年生に
「ありがとうございました!」
とお礼を言う姿が実に爽やかでした。

※ 里山活動がまた一段とステップアップとなりました。
  地権者の協力で里山領域が約1ヘクタール広がり,
  今後の自然体験内容を拡大させることが可能となります。
  活動の場,学びのフィールドがグレードアップとなりました。
    
  県の補助事業で,地元業者の手により,
  荒れた里山の間伐,伐倒,下草刈りが行われ,
  森の中に陽が差し込み,見渡せる領域となりました。                                     

  今後、下草刈り清掃,植樹等の働く楽しみが増え,
  次回の作業日が待ち遠しいものとなり,
  スタッフの心意気が冬の森に溢れることでしょう。
  
  来春の「野鳥観察会」が期待持てますね。

  先述しましたように,今週,来週,来月にかけて数々のイベントが展開されます。
  ご案内申し上げます。
 
 * 11月27日(火)
   観察会・焼き芋について(雨天時)11月28日(水)                           
   西小3・4年  9:20~11:20 参加人数 113名 引率者 4名

 

以上,熊さんこと,山崎さんより,報告いただきました。

 

 「宍塚の自然と歴史の会」さん
全国コンクール最優秀賞受賞!!

今朝の朝日新聞茨城版に
「宍塚の自然と歴史の会」さんが,
「第10回田園自然再生活動コンクール」で,
農林水産大臣賞を受賞したとの記事が掲載されていました。

「宍塚の自然と歴史の会」さんは
我が「里山を守る会」と同じ県内にあり,
早くから,また,大規模に里山再生活動に取り組まれており,
当会も,交流会や情報交換会で,大きな示唆をいただいています。

私たちにとってもうれしく,大きな励みとなったこの受賞,
本当におめでとうございます


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晩秋の里山

2012年11月18日 | 日記

ただいま,「秋」 全開の五郎助山です。

落ち葉が枝から離れ,残った葉と触れ合いながら舞い落ちる
「かさっ,かさっ」という音が聞こえるほどの静けさ。

心なしか,魚ものんびりしています
近づいても逃げません。
びちびちバシャバシャと何かに励んでいました。

 

キョロキョロ

 

あら,どなた?

 

雑木林の片隅で…

今年は,リンドウを見逃したかな?見つけたのは一つだけ。

 

日曜,月曜と,「里山を守る会」の会員は研修旅行に出かけています。
富士山麓にある「ホールアース自然学校」を視察してくる予定。
私は仕事のため行けませんでしたが,
参加者から研修報告を聞いて,ブログでご紹介したいと思います。

 

 

 

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西小祭り&全体作業日

2012年11月12日 | 活動報告

「里山を守る会」が表彰されました。
これを機にいっそう気をひきしめ,
活動に励んでまいります。

詳しくは理事長の「里山日記」をどうぞ。

「グリーンフェスティバル2012 森林ボランティア団体活動部門 知事賞」
http://blog.goo.ne.jp/310yama-yukijii/e/913ac9ac0a936f090567fd5351fa9943

「ソロプチミスト第33回贈呈式(社会ボランテイア部門)」
http://blog.goo.ne.jp/310yama-yukijii/e/198b448ef2853ade293e110fbd853c4e

さてさて,11月10日(土),
五郎助山は大忙し。

西小祭りと里山の全体作業日とが重なった日でした。

里山スタッフは,西小に出向いての木工クラフトコーナー
五郎助山での焼き芋づくり(焼いたものを西小に提供),
そして,全体作業&昼食づくりと,
3つのチームに分かれて,分担の仕事に励みました。



<木工クラフトコーナー>

輪切りにした木片に,好きな野鳥や野草のシールを貼り,
ペンダントなどを作ります。
 皆さんの喜ぶ顔を楽しみに,材料を準備

 作品の見本です

 

  

好きなシールを選んで貼ってね

          おかげさまで大盛況


たくさん来ていただき,うれしい悲鳴。
対応が間に合わないほどだったそうです。

 

<焼き芋づくり>

昨年は小学校の校庭で焼きましたが
今年は,薪が十分にある里山でお芋を焼きました。

 焼き芋屋さんが開けそうな腕前です

煙たなびくお山こそ~~…


 

<全体作業&昼食づくり>

蕎麦屋さんが開けそうな腕前です

 くんくん,おいしそう…

手際よくお料理ができあがっていきました

 

木工クラフト,焼き芋,そして作業&調理の各チームの皆さんの腕前に
身内ながら,感服いたします。

この日はもうひとつ,旧水府村で植樹祭が行われたそうで,
そちらに参加した会員もいました。

こんなに盛りだくさんな日に,
私は仕事で参加できず残念

 

↓ 今後も行事が目白押し

11月20日(火) 西小5・6年生 焼き芋教室
 
11月22日(木) あんずの会(高齢者施設入居者40名) 焼き芋自然体験
 
11月22日(木) 関城子ども園 園児 53名  自然体験
 
11月22日(木) 西小 1・2年生 99名  自然体験
 
11月27日(火) 西小 3・4年生 113名 焼き芋教室

 

皆様,里山の秋を満喫いただければ幸いです。

 

風もないのに,落ち葉が舞い落ちてきます

 


 
 

 

 

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丸山便り

2012年11月03日 | 設備

里山を守る会では,五郎助山と丸山の2つの里山の保全活動をしていますが,

今日は,久々に丸山での活動についてお伝えします

 

レポーターは「熊さん」です。

<熊さんレポート>

前日の雨天、曇天から一転、天高く澄みきった秋空。

歩いて里山・丸山へ歩いてきたのは「関城東小学校5年生84名」
笑顔で迎えたのは、里山を守る会・丸山スタッフ10余名。

本日の自然体験教室の授業は、先般、鎌で刈って干した稲穂の脱穀です。

「脱穀」は米をカラ(殻)と実に分ける作業で、稲扱き(いねこき)ともよびます。

足踏み脱穀機で稲穂からモミガラ(皮のついたままの米)を打ち落とします。

 
落としたモミガラをトウミ(唐箕)に入れてわらくずやちりを取り除きます。
 
脱穀された稲わらは、五郎助山に持ち込まれて名人によって「わら縄」に
なって地域住民へ販売、里山・自家消費と有効に使われるのです。
まさしく、環境リサイクルの代表ですね。

 
 
稲わらを千歯こきですいて水につけた後、木槌でたたくことで強度が増す。

 

大正時代の「縄なえ機」で「いな縄」を製造。
ずっと眺めていても飽きないものです。

 

里山を訪れる年齢の高い人々は、
異口同音に「懐かしい、昔やらされた。」と言います。
 
 
 
熊さん,ありがとうございました。
 
ところで,「縄なえ」は「縄ない」ともいいます??
私は「縄ない」で覚えていました。
ネットを検索してみたら,
両方の言い方があるようです。
地域によって言い方が少しずつ違うのかな?
 
小島さんの作業の様子は,平日の日中,五郎助山に行くと見られる確率です。
お子さんが体験でやらせてもらえたこともありましたよ。
優しい小島さんに頼んでみてください
 
 

 

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