筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

きのこ キノコ

2012年07月28日 | 活動報告

きのこ部会活動報告です。

キノコ3種の本伏せの作業が行われました。


<熊さんレポート>

* キノコが仮のお宿から引っ越して本家の母屋へ(五郎助山きのこ園)。
今年1月中旬で舞茸、2月中旬に平茸・椎茸の植菌
(原木にキノコ種を植え付ける)作業が
里山を守る会のキノコ部会
スタッフによって行われました。
そして、今回、
植菌、仮伏せされた原木を本伏せという
収穫前のステップ作業が行われました

森の木の活用・再生活動の一環です。

(森の木の活用は、その他、炭焼きと植樹のカリキュラムがあり、
 子どもたちと一緒に学んでおります。)

 
  
舞茸の本伏せ

 

    床をつくり並べる   

 

遮光ネットで覆い、静かに実りの時を待つ



   
平茸の本伏せ





椎茸の本伏せ



果たして鑑定やいかに?ではありませんが、
成果は豊作それとも不作。

すべて、キノコの菌に聞いてみなきゃわかりませんが・・・・
(以上熊さんこと、山崎さんより)

 

ちなみに昨年は猛暑で不作
今年は、どうかな?
多大な労力が、どうか実りますように。

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ひまわりのたねまき

2012年07月25日 | 活動報告

過日、里山を守る会が管理を委託されている農大跡地にて、
ひまわりの種まきの作業が行われました。
残念ながら、この土地の管理委託が今年度で終了となるため、
地域の皆さんに喜んでいただくことで有終の美を飾ろうと、
会員で知恵を出し合って、ひまわりの迷路作りを計画。
その第一段階の種まきの様子です。
(熊さんこと、山崎さんより)

 

<熊さんレポート>

種まきで使った種まき器「ごんべえ」

ネーミングがワンダフル

 種まき権兵衛(たねまきごんべえについて
  生年不詳 - 元文元年(1737年)12月26日

  三重県北牟婁郡紀北町海山区に伝わる民話。
  これをもとにした権兵衛の種まき(ごんべえのたねまき)は
  中部地方に伝わる民話。

  またことわざのひとつでもある。
 
  民話
  権兵衛は当地の武士の家に生まれたが、
  父の上村兵部の死後は武士の
身分を捨て
  父の望みであった農家となり荒地の開墾をはじめた。

  しかしもともと武士であった権兵衛には何もかもが初めてのこと。
  慣れない手つきで見よう見まねの農作業は、種をまくそばからカラスに
  食べられてしまうほどで、近隣の農家の笑いものになっていた。
  それでもあきらめず懸命に農業を続けた権兵衛は、
  やがて村一番の
農家になっていたという。

  ことわざ
  「権兵衛が種まきゃカラスがほじくる」  
  (まいた種をカラスに食べられてしまうことから)
  努力が実らないこと、無駄なことの意。

  

民話、ことわざの由来の種まき機をつかって、
里山のヒマワリ迷路つくりに参加をし

心地良い汗を流しました。



ところは筑西市(関城。船玉)の元・蚕糸試験場の農場です。
ひまわりの花を咲かせて、
地域住民に黄色い大輪と迷路散策を親子で楽しむ
場をつくろうと
里山のスタッフが知恵と体力でボランティア。

広大な迷路ができそうですね。

ところで、余った種は、袋に詰めて、
里山キャンプ親子説明会に参加してくれた皆さんに配られました。

   種の袋詰めの様子

今、おうちでまいてもらえると
農大跡地のひまわりと同じくらいの成長になるので
その様子を想像しながら育ててみてくださいね、
そしておうちのひまわりが花咲く頃、
ひまわり迷路もできていると思うので、
遊びに行ってみて。

地域住民の皆さんも、お楽しみに

 

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ハチにご注意

2012年07月22日 | お知らせ

五郎助山は里山なので
…ハチがおります。

ハチの巣


現在子育て中で活動が活発になっているようです。
ご来場の皆さん、刺されないようにどうぞご注意ください。

※黒い服や帽子は避ける。
 (黒い色に反応するのは特にスズメバチ)黒いカメラも攻撃の対象。

※ヘアスプレー、ヘアトニック、香水等の化粧品の臭いにも反応するので
 注意。(特にミツバチ)。


※ジュースにも近づいてくるので、空き缶を放置しないでください。


※近づいてきたときにむやみに振り払ったり、駆け出したりすると、
 ハチを刺激してしまいますので、
 
落ち着いて静かにその場所を離れてください。


※もし刺されたら、軽い症状の場合、里山スタッフがいるときには、
 救急箱を借りて手当てしてください。

 
 初期症状として、
 発疹、流涙、せき、嘔吐、下痢等の症状が見られる場合は、
 一刻も早く病院へ

 

 特に、全身の発疹、息苦しさ、めまい等の症状は危険ですので、
 迷わず救急車を依頼してください。

  最寄りの救急指定病院は「平間病院」です。

 


たくさんの人が訪れる五郎助山では
ハチの巣は、見つかれば取り除くようにしていますが、
ハチも生き物です。
できるだけ刺激せず、
上手につきあっていきたいものです。

 

この写真は、来訪者の安全を考え、
スプレーをかけて、
やむなく取り除いた巣です。
卵が見えます

幼虫でしょうか?

 

↓巣の中にいました。

足が透き通ってます



きれいだなあ、と見つめていたら、
「蜂の子」じゃないか、うまそうだ、
スプレーかけてなきゃ、
食べられんのにな、との声も

里山らしい情景です


 

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里山キャンプ事前説明会

2012年07月19日 | 活動報告

理事長さんのブログにもありますが…

去る7月15日(日)
里山キャンプ事前親子説明会が行われました。

忙しい中、たくさんの親子が参加してくれました。

(キャンプは、筑西市立関城西小学校4,5,6年生の希望者が対象です。)

 

 

日程を書いた黒板や、お子さんたちの名札、
ベンチテーブルなどを用意して、

参加者を待ちました。

右側は、集合をかけるときに
「コンコンコン」と叩いて知らせるボード(呼び名が分からない…)。
会員の手作りなんですよ。

 

理事長あいさつ、関城西小学校の先生のあいさつ、
キャンプ責任者からの説明等のあとに
各班(7班あります)に分かれて、
班の名前や役割分担について話し合いました。

<班ごとの話し合い ~そしていつもそこには虫がいた…>

さすが、五郎助山での学習を積み重ねてきている西小生!!
受付から説明会開始までのわずかな時間に
このようなものをゲットしておりました。

 

班名とメンバーの名前を旗に書き込みます。
(旗は、お裁縫が得意な会員が作成)

この班は「里山昆虫」という名前にしたようです

 

 レディスは「ワイルド…」
何と書いているのかな?

そして、ここにもこんなかわいいものが

 

旗が仕上がったら、テントをたてる様子を見学&練習。

少女の手の中にはカナヘビちゃん。
一緒に見てるの?

 

テントもたて終わり
できあがった旗を掲げて一同終結。
(さっき書いてた旗の名は、「ワイルド ガールズ」でしたね。)

 

さて、今年のキャンプは特に

「自分でやるということを大事にしていきます。

テントの設営、お食事作り、キャンプファイヤーの運営などなど、
ぜ~~~んぶ自分たちでやってみよう。
大変なときもあるでしょうが
きっと自分の力&一生の思い出になると思います。
そのためのサポートを会員たちが全力で行いますので
安心してチャレンジしてください。

それでは、キャンプでまた会いましょう!!

ところで、かの昆虫たちは?
もれなくお子さんたちのおうちにひきとられた模様です。
皆さん、虫かごを持ってきており
手慣れた様子でふかふかの葉っぱを詰め、
カブトやクワガタを入れて連れて帰ったようです。

万全の準備、キャンプ用品に関しても、よろしくね。

 

解散後、おじさんおばさんたちは
飯ごうやテントの点検などのお仕事をがんばりました。

飯ごうで、卵を茹でることにも挑戦。
おいしい茹で卵が作れることがわかったので
当日やってみたいと思います。
お楽しみに

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キャンプに向けて 準備が急ピッチ

2012年07月15日 | 活動報告

月31日、8月1日に予定されているキャンプに向けて
14日の全体作業日には、
池の掃除、雑木林の草刈り、食事作りの練習等、
たくさんの作業が行われ、みんなで汗を流しました。

<池のお掃除>
 
                      ハナバスをとるど~~

<雑木林の草刈り&伐採>



おっとこれは?

 木を倒しているところです。

 

 

   

蚊をいぶして撃退

            火おこし名人、山部会リーダーの所作は無駄なく見事。
                あっという間に火がついてしまいました。

 

 夏の炎もいいものです。

 …と見とれていましが、蚊をいぶすには、きれいに燃えすぎております。
 このあと、葉っぱなどを入れて、煙を出しました。

 

        休憩  

この日は、朝の6時から、委託されている農大跡地の管理作業、
それに引き続いての里山での作業でした。
皆さん、タフです。

 

 

<男料理>

男性会員のお料理名人に腕をふるってもらう機会を作ろう!!

ということで、今回は、ドラム缶ピザとご飯を炊く仕事をお願いしました。

これは、キャンプでこどもたちと作るための練習も兼ねています。


ピザの下ごしらえ。生地は手作りです。

 

できあがり 

 

 

  ご飯はお釜で 

 

みんな、お焦げをおむすびにして、
お醤油をつけて食べるのを楽しみにしていましたが、

お焦げなしの完璧な炊き上がりでした。


おみそ汁も男性会員の作品。

茨城の涸沼産のシジミ。
黒いアサリ?と思うほどの大きさです。

 

昼食
いや~、うめ~なあ~~ 

 

鳥もうらやましそうに見ていました。

 

さて、キャンプに参加される西小のみなさんへ

里山のおじさんたちが、下の写真のものを、
何やら楽しげに作っていましたよ。

キャンプで使うそうです。

何でしょう

お楽しみにね

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ホタル川清掃

2012年07月11日 | 設備

熊さんこと山崎さんより
水辺環境保全部会員によるホタル川清掃のレポートが届きました。

「ホタル鑑賞の夕べ」を終え、
新しい目標・よりよい育成のありかたを求めて
活動が始動されたようです。


<水辺環境保全部会活動報告>

飛翔から乱舞を夢見て、里山を守る会の水辺環境保全スタッフ11名が

汗を流しました。(2012年7月3日)
      
 
ホタル川の下草刈り。               


U字溝の清掃

    
今までホタルを飼育していた水槽を掃除    三段のせせらぎ?の飼育装置
                                U字溝の清掃を終え、金網を再セット  
           
                                     
ホタルの幼虫を放流                      

悪戯(いたずら)防護竹柵をセット


今年は、自宅での飼育者が増え、

さらに里山・ホタル川での自然繁殖にトライします。

エサのカワニナも必要となります。 

これから、孵化した幼虫を次から次へと放流しますので、
U字溝の大半は
カワニナ飼育の清流となります。

* 6月26日にはホタル飼育先進地をベンチマーク。
  真岡市のグランドホテル・清流様のホタル池を
  水辺環境保全部会
スタッフ14名で訪れました。
 
* 宇都宮市白沢地区のNPO法人、グランドワーク西鬼怒を視察
  清流、ホタル、稲作、野菜つくり、フクロウの森、クラフト教室等々
  さまざまな活動をしておる里山NPO法人です。
  会員100名前後で子供たち、市民を対象をイベント、作業を実施。  

  http://www2.ucatv.ne.jp/~nisikinu.snow/sub1.html
   =グランドワーク西鬼怒のホームページ

* 第一ステージでも研修旅行はありましたが、
  ひとつの旗の下でワイワイ・ガヤガヤは
良いものですね。
  鬼怒川ロイヤルホテルのひと夜も楽しいものでした。

  次の研修地を見つけて研鑽の日々と致します。
  

  皆様のところで、蛍の自然繁殖が見られるという場があれば、
  ご一報下さい。

  宜しくお願い申し上げます。

 

以上、山崎さんからの情報でした。

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里山の四季 29号 発行

2012年07月07日 | 設備

里山の四季 29号 (春の特集)ができあがりました。

広報部員が手分けして記事を集めたり書いたりし、
それをパソコンが得意な会員が
イラストレーターで編集しました。

以前は印刷も自前のプリンタで行っていましたが
コストと手間を考え合わせ
前回から業者さんに印刷のみ依頼しています。

プロの印刷は、特に写真がクリアで感激です。

 

 

今回は、総会、西小・東小の自然体験学習、
植物観察会やホタルの夕べ等のイベントの様子、
研修会参加報告、里山の生き物について、などなど、
盛りだくさんな内容となっています。

 

我が広報部員ががんばって編集しました力作をどうぞご覧ください。

(以前はエディカラーという編集ソフトを使っていましたが
 業者にデータ入稿するためにイラストレーターに替えました。
 私は、エディカラー時代には編集を担当したこともありますが
 イラストレーターになってからは,歯が立ちません。
 分厚い参考書をひもときつつ,操作を覚えてくれた会員に感謝するばかりです。)

 

会員、賛助会員の皆様には郵送もしくは手渡しで
順次お届け中。

お近くにお住まいの方は、
五郎助山管理事務所に置いてありますので、

事務所でお声かけください。

 

 

コメント (2)
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