筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

看板設置のお知らせ&雪景色

2012年01月28日 | お知らせ

事務所常駐の森さんから
お知らせが届きました。

「子どもいきいき自然体験フィールド100選」の案内板が
変更となり、取り付け作業が行われました

設 置 日  :    平成24年1月26日
設置場所   :   里山ポストのとなり(旧案内板と同じ場所)
設置依頼   :    茨城県教育庁生涯学習課
取り付け業者:   (株) 広洋社    作業員2名

イラストが楽しい

 

ところで、先日は関東地方が雪景色。
五郎助山も雪景色

平日でしたので、残念ながら写真を撮りに行けなかったのですが、
森さんが昨年の写真を送ってくださいました。

 

<昨年の雪景色>

入り口の道路

 

 

トンボ池

 

五郎助庵(まだ休憩所の屋根がなかったころ)

古いベンチテーブルもなつかしいなあ

 

 

今後、小学校の体験学習などの行事が次々に予定されています。
行事に参加したスタッフからレポートが届く予定なので、
どんどんブログにアップしたいと思います。
どうぞお楽しみに!

 

 

 

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野鳥観察会のお知らせ 2

2012年01月27日 | お知らせ

野鳥観察会の詳細が決まりましたので、ご案内いたします。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 

日 時     平成24年2月18日(土)
          ※ 雨天時 2月19日(日)に順延

         午前 10時00分~12時00分

場 所     里山 五郎助山(筑西市上野・関城分署近く)

参加費     一人200円(保険代・他)
          親子(大人 200円+子供一人につき、100円) 

対 象     小学生 以上
             
(保護者の方と一緒なら、未就学のお子さんも可)
         先着30名様
         
講 師     茨城県自然博物館 学芸員
         石田 容之先生

服装・持ち物  汚れてもいい服装、水筒
         ※双眼鏡など、観察に必要な用具は里山で用意いたします。
          (自然博物館からお借りします)   


連絡先     里山事務局長 TEL 090-7906-1082 (日向野)
         又は,五郎助管理事務所(FAX 0296-37-1239

 

同様の内容のお知らせが、
筑西市の広報紙「ピープル」2月1日号に掲載される予定です。


お待ちしておりま~す

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里山のミニミニ文庫

2012年01月26日 | 

五郎助山の事務所に、

自然のなかで読むと楽しいかなと思う絵本が60冊ほどあります。

私の家に眠っていたものや、古本屋で見つけた本を

ケースに入れて置いておきました。

「コカリナ文庫」といいます。

 

コカリナは木でできた小さな笛。

コンパクトで持ち運びに便利。

この文庫もそのようなイメージです。

昨年は「被災松のコカリナで奏でる「故郷」 石巻でコンサート」

なんていうニュースもありましたね。

東日本大震災で被災した松がコカリナに生まれ変わり、

演奏会が開かれたのだそうです。

 

中にある本の中から、冬に読みたいものをご紹介。

 

 『冬の虫 冬の自然』

(たかはしきよし/絵 奥本大三郎/文  福音館書店)

身近な場所で冬を越す生き物の姿が描かれています。

何もいないように見える冬の草原や雑木林にも

目をこらせば、春を待つ生き物を見つけることができます。

精緻な絵を楽しみつつ、生き物さがしがしたくなる本。

(絶版重版未定)

 

『ふゆめがっしょうだん』

(富成忠夫/写真 茂木透/写真 長新太/文 福音館書店)

冬芽」って顔に見えるんです。

冬芽の写真と、リズミカルな詩。

五郎助山にもいろいろな冬芽がありますよ。

この本片手に冬芽探しに散策しみては?

 

『いっぽんの木』

(ウルコ・ラポンデール/さく よこやまかずこ/やく ほるぷ出版)

ふりしきる雪のなかに立ついっぼんのブナの木をめぐる季節の移ろい。

端正な絵と言葉少なに語りかける文章。

ベンチテーブルに座って、じっくり読みたい本。

(これもまた絶版重版未定)

 

 

事務所に置いてありますので、

読みたい方は中にいるスタッフにお声かけください。

 

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NHK 「ニッポンの里山」放映中

2012年01月23日 | 日記

現在、NHKBSプレミアムにて

「ニッポンの里山~ふるさとの絶景に出会う旅」

という番組が放映されているのをご存知ですか?

 (月~金 7:45~7:55  再放送11:30~11:40)

「人と自然が共に暮らす里山 命響き合う美しい風景に出会う旅」

というキャッチフレーズで、  

日本各地のスケールの大きな里山の風景と人々とのかかわりが

美しい映像で紹介されています。

 

何と、我が五郎助山&丸山もこの番組と関連の深い

「写真家 今森光彦さんと記録する ニッポン里山100」 

に応募してあります

 

そこでは

「子どもの声が響き渡る里山」という点を強くアピールしてみました。

 

資料送付直後にNHKから

「資料は大切に扱います」というメールがありました。

撮影については残念ながらまだ連絡がありません。 

 

どこかで何らかの形で紹介されればうれしいな、とひそかに期待しています。

  

なお、茨城県では1月19日(木)に

土浦市の宍塚の里山が取り上げられました。

(「オオタカが巣立つ谷戸 茨城県土浦市」)

宍塚の里山では「NPO法人宍塚の自然と歴史を守る会」さんが

大変幅広い活動を展開しています。

私たちも大いに参考にさせていただいています。

 

 

さて、写真家今森光彦さんは

人柄・作品ともにとてもステキです。

写真だけでなく最近は精緻な「切り紙」の作品も作っておられます。

そして、琵琶湖のほとりに自身の里山を持ち、

多彩な活動を展開しています。

 

昨年の夏、今森さんの切り紙の個展に出向き、

 「里山を守る会」の資料をお渡ししたりもしました。

サイン会の場でしたので、失礼かと思いましたが、

資料をお見せすると「必ず目を通します」と

受け取ってくださいました。

 

 

今森さんの著書

萌木の国

 

 

里山のことば

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厳寒の五郎助山

2012年01月21日 | 設備
冬らしい冬




作業日や体験活動で賑わう日以外の五郎助山は
しん、と静かです。

朝8時。
まだ、全面結氷しているトンボ池


氷ってきれい









植物は?

やまぼうしの実
おいしいので、全部食べられてしまったかと思いましたが、
いくつか残っていました


冬芽~春の準備~




これ、春先おいしいんだ
下草刈りでも必ずとっておいてもらえる
タラ


何かのわたぼうし


厳寒の中、花を咲かせる


茶色の雑木林で数少ない彩り





2月に野鳥観察会が予定されていますが、
鳥に詳しい会員によりますと、
今年は渡り鳥が少ないとか。
確かに、出会える鳥が例年より少ないかも。
でも、よく耳をすますと、小鳥のさえずりや
羽ばたきの音が。

ずっと後ろ向きでしたが、
一瞬こちらを向いてくれた





中で、カマキリのきょうだいたちが
寄り添ってるのかな


夏にカブトムシやクワガタを寄せるクヌギの大木
樹液を出すため、誰かに傷つけられ、
幹にこぶができて太く太くなりました
最近、カブトムシももうけにならないのか、
傷つけられることも減りました



一人でゆっくり散策したい方は、
早朝か、休日の午後か
平日がおすすめ





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炭部会 「初窯」

2012年01月18日 | 設備
1月7日(土)に火入れした竹炭が無事焼きあがり、
1月14日(土)の午後、窯から出されました。

まずは、祈願



だるまさん
お願いいたします



焼き上がりはどうかな?
ドキドキ



見えてきた





黒々とした炭が出てきました
(焼けすぎて、白くなっちゃったときはがっかりですが、
 今回は大丈夫なようです)




火を消すタイミングはとても難しく、
悩みに悩むそうです

炭部会の皆さん、
長丁場の作業、
お疲れさまでした!!

窯は無事空っぽになりました
次の火入れを待ちます




炭焼き小屋には
こんな竹の作品も飾ってあります



窯出し前の祈願のときのだるまさんは
ここにいたんですね



五郎助山には、木炭を焼く窯もありましたが、
震災で壊れてしまったので、
修理する方向です。
以前、このブログでご紹介した
福島県の高野善兵衛師匠に指導を仰ぐ予定です。
修理が始まりましたらまたレポートしたいと思います


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定例作業日 おやつ・お食事 編

2012年01月15日 | 全体作業

1月14日(土)は、五郎助山の定例作業日でした。

作業内容については、前日のブログでご紹介してありますので、
まだの方は、是非ご覧下さい。

今日は、作業の合間のお楽しみ、
食事・おやつについてです。


<10時のお茶>

こんなうれしいおやつが

サンドイッチです。
巨峰ジャムがサンドされています。

大好評

次々に手が伸びていました。


うめぇ~なあ~


このジャムは、
昨年11月に研修でおじゃまいたしました
やまぼうし自然学校さんでいただいたものだそうです。

ごちそうさまでした!!

(やまぼうし自然学校さんの巨峰ジャムです。
 調理後に撮ったので、ラベルが少しはがれてしまっていてすみません)



<お昼ごはん>

カレーです。
囲炉裏を囲んでパクパク。


作った女性スタッフは、
この右側の厨房で楽しくおしゃべりしながら食べています。


そして今回はデザートつき

会員の差し入れの
ところてん

天つきでこうやって突いて


ぽん酢をかけて


いただきま~す



満腹


このように定例作業日には、
女性スタッフの腕によりをかけた食事がいただけます。
みなさん、会員になって、
おいしいひとときをご一緒に過ごしませんか



次回は、炭焼き部会の活動、
今年の初窯(竹炭)の窯出しの様子をレポートいたします。

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1月 定例作業日 お仕事編

2012年01月14日 | 全体作業

厳寒の五郎助山



1月14日(土)は五郎助山の定例作業日でした。

8時30分に会員が続々と集合。
まずは、作業内容と分担について打ち合わせ。

「ラン系のこういう葉っぱは残しておきましょう」
との提言あり



その後、午前中約3時間、
季節風に立ち向かいつつ、
落ち葉さらい、下草刈り、伐採した木の後始末などが行われました。

<落ち葉さらい>

さらって、集めて


運んで、入れて




私も参加しましたが、
寒風の中でも身体はぽっかぽか。
意外と体力勝負。
おもしろかったです。

休憩用テーブルの近くに落ち葉の山を作っておきました。
食後に飛び込んで遊んだりすると
いい運動になるし、とても楽しいと思われます。



<下草刈り>



<伐採した木の整理>
左側は、山入りで神主役を務めた会員。
熊手、わらじ、しめ縄なども作れる、
オールマイティな方です。



刈り払い機やチェーンソーは、
講習を受けた会員が操作しています。
私もやってみたいと申し出たら、
危なっかしいからやめときな、と言われました。
確かに、お食事作り担当のとき、
よく包丁で手を切るので、
刃物関連は遠慮しておいたほうがいいと思われます。


作業の賑わいの中
日差しを浴びて揺れていた葉っぱ



さて、このようにお仕事をがんばった方には、
五郎助山ではとてもおいしいお食事が出ます。

女性会員による手作りのご飯やおやつについて
次回ご紹介いたします。

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野鳥観察会のお知らせ

2012年01月09日 | お知らせ
恒例の
野鳥観察会
の開催が決定しました

調整中の部分もありますが、
とりあえず、わかっていることをお知らせいたします。
連絡先・費用等につきましては、
追ってお知らせいたします。

2月18日(土) ※荒天時は19日(日)に順延

場所:五郎助山

講師:茨城県自然博物館
    主任学芸主事
      石田容之先生



真冬の里山は野鳥と出合えるチャンスがいっぱい。

空を見上げれば
こんなかっこいい鳥が飛んでいますし、

…小さくてわからないか


こんな人なつこい鳥がすぐ近くまで
飛んできてくれます。





↑ジョウビタキかな~~~


鳥については素人なので、
野鳥観察会で、
プロの指南を受けたいと思います。
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山入り&新春恒例自然博物館ツアー

2012年01月07日 | 活動報告
1月7日(土)、
大切な新年最初の行事
「山入り」が執り行われました。

早く到着した会員が
みんなのために
火おこし。



<里山のお社で安全祈願>

今年は、太々神楽(だいだいかぐら)に
現役で参加しているという会員が
本格的な衣装をまとってお祓いや祈願を行いました。
※太々神楽→詳しくは、このページの最後をごらんください。





笛の音色が響く中、会員ひとりひとりが
榊を供えて参拝





<仕事始め>

お清めをしてから、木を1本伐採。






無事に作業が終了しました。
今年も事故やけががなく
作業や体験活動などを行うことができますように。


山入りのあとは、
<新春恒例 茨城県自然博物館ツアー>

会員21人が車に乗り合わせて、
坂東市にある博物館へGo

博物館では、
学芸員で、里山を守る会の会員でもある
小幡先生が待っていてくださって、
ガイドツアーをしてくださいました。
個人で行ったら見逃してしまいそうな見どころを
わかりやすく紹介してくださいました。

まず紹介されたのが、
辰年にちなんだ 






これ、実は「かかし」(吉村誠さんの作品)です。
茨城県常陸太田市で開催された
「第24回里美のかかし祭り」で
グランプリを受賞した作品だそうです。
藁や竹でできています。
しっぽにのっけたサッカーボールがかわいい。

わかりにくいですが、
隣に「リュウノヒゲ(植物)」も展示されています。

タツノオトシゴもいました


そして、本日のメイン、
企画展「恐竜発掘」を見学

企画展示室に入る前に、
「緊急公開」という展示について紹介がありました。



12月11日に
ジュニア学芸員の高校生が
古代ゾウ「ステゴロフォドン」の化石を発見するという
快挙をなしとげたのだそうです。
「恐竜発掘」の企画展は1日9日で終了しますが、
この特別展示は、1月27日まで、自然博物館で公開され、
その後、29日から常陸大宮資料館→県庁
と移動展示されるそうです。


企画展示室に入ると
恐竜や大型動物のホネがたくさんありました。
その中で、実は、
このコーナーがとても大事なのだそうです。

「当館の調査研究で化石から巨大ザメを復元」




これから見に行く方は、
是非じっくりご覧ください。


博物館の皆さま、
大変お世話になりました。
今後とも、
よろしくお願いいたします。

そして夕方は新年会。
市内の居酒屋にて、親交を深めました。


太々神楽について
 私も初耳でしたので、ウェブページで調べてみました。
 「全国祭りガイド」というページから転載させていただきます。
 「太々神楽は高千穂系で十二神楽と言われ、
  享保年間より200年の歴史があり途絶えることなく続いています。
  玉串奉奠のあと以下の八段が行われます。
  五行の舞、那岐・那美の舞、猿田彦の舞、
  翁の舞、八幡舞、蛭子の舞、連れ舞、岩戸開きの舞
  蛭子はえびすで、奉納物を釣竿で釣り上げる趣向、
  岩戸開きでは餅撒きがあります。
  神楽の曲に合わせて大玉串をあげ、第一座から八座までを演じます。」
  
  何と、五郎助山に近い関本神社
  でも、春と秋に奉納されている神楽です。
 
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