筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

晩秋の行事いろいろ

2012年12月02日 | 設備

12月1日(土)は,茨城でも雪(みぞれ)が降り,
一気に冬に突入です。

去る11月にはたくさんの行事があり,
訪れた方々の歓声が響き渡った五郎助山。

昨年は,原発事故の影響で,恒例の行事が次々と見送りになり,
とても寂しかったのですが,
今年は復活&増加
里山会員はうれしい悲鳴です。

 

西小のみなさん,いつもありがとう

~落ち葉掃き&小枝拾い,そしてごほうびの焼き芋~ 

 

 

 

こちらは,ドラム缶ピザ。
近隣の小さなお子さんやお母さんが,
焼き芋,ピザ焼き,自然体験を楽しまれました。

 

 

 

みなさん,また来てください

 

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丸山便り

2012年11月03日 | 設備

里山を守る会では,五郎助山と丸山の2つの里山の保全活動をしていますが,

今日は,久々に丸山での活動についてお伝えします

 

レポーターは「熊さん」です。

<熊さんレポート>

前日の雨天、曇天から一転、天高く澄みきった秋空。

歩いて里山・丸山へ歩いてきたのは「関城東小学校5年生84名」
笑顔で迎えたのは、里山を守る会・丸山スタッフ10余名。

本日の自然体験教室の授業は、先般、鎌で刈って干した稲穂の脱穀です。

「脱穀」は米をカラ(殻)と実に分ける作業で、稲扱き(いねこき)ともよびます。

足踏み脱穀機で稲穂からモミガラ(皮のついたままの米)を打ち落とします。

 
落としたモミガラをトウミ(唐箕)に入れてわらくずやちりを取り除きます。
 
脱穀された稲わらは、五郎助山に持ち込まれて名人によって「わら縄」に
なって地域住民へ販売、里山・自家消費と有効に使われるのです。
まさしく、環境リサイクルの代表ですね。

 
 
稲わらを千歯こきですいて水につけた後、木槌でたたくことで強度が増す。

 

大正時代の「縄なえ機」で「いな縄」を製造。
ずっと眺めていても飽きないものです。

 

里山を訪れる年齢の高い人々は、
異口同音に「懐かしい、昔やらされた。」と言います。
 
 
 
熊さん,ありがとうございました。
 
ところで,「縄なえ」は「縄ない」ともいいます??
私は「縄ない」で覚えていました。
ネットを検索してみたら,
両方の言い方があるようです。
地域によって言い方が少しずつ違うのかな?
 
小島さんの作業の様子は,平日の日中,五郎助山に行くと見られる確率です。
お子さんが体験でやらせてもらえたこともありましたよ。
優しい小島さんに頼んでみてください
 
 

 

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ホタル川清掃

2012年07月11日 | 設備

熊さんこと山崎さんより
水辺環境保全部会員によるホタル川清掃のレポートが届きました。

「ホタル鑑賞の夕べ」を終え、
新しい目標・よりよい育成のありかたを求めて
活動が始動されたようです。


<水辺環境保全部会活動報告>

飛翔から乱舞を夢見て、里山を守る会の水辺環境保全スタッフ11名が

汗を流しました。(2012年7月3日)
      
 
ホタル川の下草刈り。               


U字溝の清掃

    
今までホタルを飼育していた水槽を掃除    三段のせせらぎ?の飼育装置
                                U字溝の清掃を終え、金網を再セット  
           
                                     
ホタルの幼虫を放流                      

悪戯(いたずら)防護竹柵をセット


今年は、自宅での飼育者が増え、

さらに里山・ホタル川での自然繁殖にトライします。

エサのカワニナも必要となります。 

これから、孵化した幼虫を次から次へと放流しますので、
U字溝の大半は
カワニナ飼育の清流となります。

* 6月26日にはホタル飼育先進地をベンチマーク。
  真岡市のグランドホテル・清流様のホタル池を
  水辺環境保全部会
スタッフ14名で訪れました。
 
* 宇都宮市白沢地区のNPO法人、グランドワーク西鬼怒を視察
  清流、ホタル、稲作、野菜つくり、フクロウの森、クラフト教室等々
  さまざまな活動をしておる里山NPO法人です。
  会員100名前後で子供たち、市民を対象をイベント、作業を実施。  

  http://www2.ucatv.ne.jp/~nisikinu.snow/sub1.html
   =グランドワーク西鬼怒のホームページ

* 第一ステージでも研修旅行はありましたが、
  ひとつの旗の下でワイワイ・ガヤガヤは
良いものですね。
  鬼怒川ロイヤルホテルのひと夜も楽しいものでした。

  次の研修地を見つけて研鑽の日々と致します。
  

  皆様のところで、蛍の自然繁殖が見られるという場があれば、
  ご一報下さい。

  宜しくお願い申し上げます。

 

以上、山崎さんからの情報でした。

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里山の四季 29号 発行

2012年07月07日 | 設備

里山の四季 29号 (春の特集)ができあがりました。

広報部員が手分けして記事を集めたり書いたりし、
それをパソコンが得意な会員が
イラストレーターで編集しました。

以前は印刷も自前のプリンタで行っていましたが
コストと手間を考え合わせ
前回から業者さんに印刷のみ依頼しています。

プロの印刷は、特に写真がクリアで感激です。

 

 

今回は、総会、西小・東小の自然体験学習、
植物観察会やホタルの夕べ等のイベントの様子、
研修会参加報告、里山の生き物について、などなど、
盛りだくさんな内容となっています。

 

我が広報部員ががんばって編集しました力作をどうぞご覧ください。

(以前はエディカラーという編集ソフトを使っていましたが
 業者にデータ入稿するためにイラストレーターに替えました。
 私は、エディカラー時代には編集を担当したこともありますが
 イラストレーターになってからは,歯が立ちません。
 分厚い参考書をひもときつつ,操作を覚えてくれた会員に感謝するばかりです。)

 

会員、賛助会員の皆様には郵送もしくは手渡しで
順次お届け中。

お近くにお住まいの方は、
五郎助山管理事務所に置いてありますので、

事務所でお声かけください。

 

 

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「ホタル鑑賞の夕べ」のお誘い

2012年05月21日 | 設備

「NPO法人 里山を守る会」では
ホタルの飛び交う里を夢見てホタルの育成を行っています。
ホタル部会の会員宅で手塩にかけて育てた幼虫を
過日、ホタル川に放流しました。
6月中旬から、成虫が見られるのでは、と楽しみにしているところです。

そこで、ホタル飛翔の喜びを一般の皆様と共有いたしたく
6月10日から、「ホタル鑑賞の夕べ」を計画いたしました。
是非お越しください。

たくさんの幼虫を放流いたしました。
そのうち、何匹くらいが無事成虫となって姿を見せてくれるか、
ドキドキしながら待っているところです。

かつて、そこかしこの田んぼや小川で見られた
ホタルの光のほのかな明滅が味わえることと思います。

ご来場の皆様とともに、静かに鑑賞しつつ、
ホタルの成長や育成について、
語り合えましたら幸いです。

 

気候等により、ホタルが見られる日が変動いたします。

 

※里山会員の案内・誘導に従って、駐車、ご移動ください。

※将来的には自然発生を夢見て、川や池の整備を行っております。
 川や池の端を崩したり踏み固めたりすることのないよう
 足下にご留意いただければ幸いです。
 (張ってあるロープの外側よりご覧ください)

当日「ホタル基金」ということで
募金箱を設置いたします。
1口100円です。
ご協力、よろしくお願いいたします。
(ホタルの育成や研修に使わせていただきます)

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里山「宮の杜」

2012年05月12日 | 設備

筑西市には魅力的な里山がたくさんあります。

連休中、
「宮山ふるさとふれあい公園」
というところでイベントがあって行ったついでに、
公園内にある里山の写真を撮ってきましたので、
ご紹介いたします。

5月4日、こどもの日のイベントが行われていました。
こいのぼりがたくさん泳いでいます。
市内の小学生が作ったこいのぼりもたくさんありました。

特設ステージで、太鼓や吹奏楽の演奏、歌謡ショーなどが行われていました。

 

にぎやかなステージをあとにして、森の中に入ってみました。
キャンプ用のテントが設営できる場所がありました。

 

     広い炊事場もあります。   

 

観音堂がありました。

 

 弘法大師は…

         けろっぴとおともだち  

 

 

鳥居をくぐります

この先に「宮山観音古墳」があります

 

    両側が古墳になっています

 信仰心を感じる場所

 

手入れされた雑木林がありました。
散策路が整備されており、
小さな花が咲いていました。

 

                

    

                

 

参道を歩きながら見上げるときれいな花

 

里山「宮の杜」入り口の看板と、ここを守る団体の掲示板

    

 

 薪がたくさんあった

 

     「鹿島神社」

 遺跡もあります

 

       遺跡は岩場 

 

五郎助山と比べると、杉が多いです。
神社があるせいでしょうか?

そして、起伏に富んでおり、散策しているととても良い運動になります。

 

  スズメノエンドウかな?

  ナルコユリのようです

背中に水滴がついて、難儀している虫

 

古木の洞(ほら)にきのこ発見

 

イベント会場とは対照的に、

誰にも会わない、静かな散策路でした。

時々訪れてみたい里山です。

 

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速報 炭窯復活!

2012年04月29日 | 設備

今日(4月29日)に花を撮りたくて里山に行ったところ、
思いがけず作業するひとたちで賑わっていてびっくり

炭部会のメンバーが、
高野善兵衛師匠のご指導のもと、
炭窯を作る仕事をしていました!!

 

思えば半年近く前…

震災で崩れてしまった炭窯を
無念の思いで取り壊しました。

 

そして、待ちに待った修復のとき。

内側は今回は煉瓦ではなく、
大谷石を使ってあるそうです。

その作業風景は
理事長のブログ「里山日記」に詳しいので、
左側のブックマークをポチッとどうぞ。


 

師匠の説明を聞く会員

記念撮影

 

 

次ページもアップしたばかりですので、
見て下さい

里山の春をお伝えする内容です。

 

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五郎助山の設備-其の弐- 樽の小屋

2012年03月04日 | 設備

5月27日(日)

春の植物観察会開催予定。

詳細は決まり次第お知らせいたします

 

今回は、久しぶりに五郎助山の施設紹介をさせていただきます。

時々、写真の片隅に登場する樽の小屋。
これは、醤油樽に屋根をつけたものです。

実は中に写真が展示されているんですよ。
入り口からのぞくと…

まだの方は、是非のぞいてみてください。

 

<雑木林の四季と樽の小屋>

  

 

 

 

 

春の植物観察会前には、
こんな風景も見ることができるでしょう。

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「大きな木と遊ぶ広場」

2012年02月01日 | 設備

前回の作業日のあと、
里山会員の山崎さんから、

このようなメルマガが届きました。

 五郎助山をアウトドアのホームグランドしている
 「ののはな自然育児の会」と
 「森のようちえん・ごろすけ」のおさな子たちに
 里山のおじさんたちが新春のプレゼントを致しました。
 大きな木と遊ぶ広場です。
 まもなく、おさなごたちの笑顔と歓声が、
 この広場に響き渡ることでしょう。

はて、どこだろう??

私もこの日、作業に参加していましたが、
落ち葉さらいをしていて気づきませんでした。

そこで、28日に久々に五郎助山に行って確認。
ここでしょうか?
きっとここだ

以前枯れ草に覆われていた場所がすっきり。
倒木は、枝が整理され、
思わず渡って歩きたくなる

渡ってみました。

先のほうがちょっと中に浮いているので、
まん中あたりで力を入れると
ゆさゆさ揺れてた~のし~い

 

↓これ、
 好きなところに転がしていって
 椅子やテーブルにしてランチしたら楽しいだろうな。
 一人ではちょっと重いので、
 お友だちやおうちのひとと一緒にね。

年輪を数えてみようかな

 

 

 

そういえば

作業日に、このような作業をしていたっけ

作業後の食事の時にも
おじさまたちは、このお仕事のことをひけらかさず…

こういう形で知ることができ、
ちょっと感激した私でした。

こどものこころを忘れていなければ、
年齢制限なしでどなたも楽しめる場所かと思いますので、
我が里山のモットー
「自分の責任で自由に遊ぶ」
にのっとって、
我を忘れてみてください。


 

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厳寒の五郎助山

2012年01月21日 | 設備
冬らしい冬




作業日や体験活動で賑わう日以外の五郎助山は
しん、と静かです。

朝8時。
まだ、全面結氷しているトンボ池


氷ってきれい









植物は?

やまぼうしの実
おいしいので、全部食べられてしまったかと思いましたが、
いくつか残っていました


冬芽~春の準備~




これ、春先おいしいんだ
下草刈りでも必ずとっておいてもらえる
タラ


何かのわたぼうし


厳寒の中、花を咲かせる


茶色の雑木林で数少ない彩り





2月に野鳥観察会が予定されていますが、
鳥に詳しい会員によりますと、
今年は渡り鳥が少ないとか。
確かに、出会える鳥が例年より少ないかも。
でも、よく耳をすますと、小鳥のさえずりや
羽ばたきの音が。

ずっと後ろ向きでしたが、
一瞬こちらを向いてくれた





中で、カマキリのきょうだいたちが
寄り添ってるのかな


夏にカブトムシやクワガタを寄せるクヌギの大木
樹液を出すため、誰かに傷つけられ、
幹にこぶができて太く太くなりました
最近、カブトムシももうけにならないのか、
傷つけられることも減りました



一人でゆっくり散策したい方は、
早朝か、休日の午後か
平日がおすすめ





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