筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

植物観察会 2024

2024年05月19日 | 活動報告

5月12日(日)、

小幡和男先生を講師にお迎えし、

お天気の声援を受けて、

恒例の植物観察会を実施しました。

 

五郎助庵前の草むらから、

観察が始まりました。

このあたり一帯がとっても楽しい場所であることを

小幡先生の解説で納得。

 

どこにでもあると思っていた草たちですが、

一つ一つが奥深い。

 

例えば、

クサノオウ、アメリカフウロ、

タンポポ、オオバコ(車前草)などは

薬草としても使われるそうです。

 

アメリカフウロ。

ゲンノショウコにそっくり。

実がはじけて楽しい。

 

カラスノエンドウの実。

真っ黒。(花は赤紫で可愛い)

実が弾けて楽しい。

 

シロツメクサとコメツブツメクサ。

シロツメクサの名前の由来をご存じの参加者がいて

一同、びっくり。

舶来品の輸送時に

緩衝材として詰められたから。

 

道端の木々も観察。

ガマズミ、イボタノキ、

サワフタギ、ゴンズイ、カマツカなど、

白っぽい花が多い。

 

こちらの実は、

青空に映える彩り。

 

ドングリの実について。

 

 

 

森の中を通りながら

観察が続きます。

 

シラカシの新しい葉が展開中。

瑞々しい若葉。

この時期だけの托葉が観察できました。

 

このあたりに、

ほんのり赤い葉っぱが何種類かありますが、

アカメガシワの葉っぱだけ、

セロテープを貼ってはがすと、色が落ちます。

赤い毛がいっぱい生えているからだそうです。

 

小幡先生から教えていただいた

五郎助山に1本だけある宝物。

クマノミズキ。

花や実を楽しみに観察していきます。

 

今回の観察会の一番人気。

ノイバラ。

とてもいい香り。

白っぽいのと、ほんのりピンクの株が並んでいます。

(色の違いは個体差だとのことです。)

 

終盤は、山菜の解説と採り方。

柔らかいとところをポキッと。

 

五郎助庵に戻ると、

会員が心をこめて揚げてくれた

山菜の天ぷらが並んでいました。

 

皆さん、何度もお代わりして楽しんでいらっしゃいました。

 

 

以下、余談です。

 

オオカワジシャに埋め尽くされた池の一角に

白い花を発見。

 

カワヂシャかなあ、と思ったのですが…

 

地味だと思っていたオオバコの花や実が

とても楽しい、

ということが分かり、ご紹介したかったのですが、

小幡先生の解説を再現できるように

ピントを合わせることはできませんでした(涙)

 

 

 

 

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春の五郎助山

2024年05月06日 | 里山

<雑木林>

賑やな感じ

花の下のほうが控え目に開いてるの、可愛い

 

↓ 毎年定位置に姿を見せてくれます

 

↓ 満開の時期を逃してしまったけれど、

  最後の一輪を何とか見つけました。

 

初夏の陽気の中、涼しげな色合い

キノコも元気に生長

 

<とんぼ池周辺>

 

 

寝ぐせですか???

「えへ」

 

 

<以下、4月上旬の様子>

 

今年も咲いたエドヒガン

 

終わりかけでしたが、

凛とした一輪

 

レンゲ畑

 

季節は初夏へと移り変わってきました。

今年度の自然体験活動が始動します。

これからも四季折々の五郎助山を

レポートできればと思っております。

 

 

 

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