五郎助山の水辺環境保全部会では
トンボ池やホタル川の手入れを行っています。
先日、トンボ池に元気に伸び広がるハナバスを少し減らそうと
お舟に乗って除去作業。
ハナバスがはびこってしまうと
水中に陽の光が届かなくなり、
池の生き物によくない影響があるそうです。
このハナバスは、夏にきれいな花を咲かせ、
人気が高いので、一部は残します。
除去しても、やがて元に戻ってしまうかもしれないくらい
繁殖力が強い植物です。
いっそ、レンコン用のハスを植えようか?
などと冗談が出るくらいです。
でも、ハスの若い実はおいいしですよ。
私の夏場のおやつです
楽しそうに見えますが重労働です
昨年のハナバス
食べ頃のハスの実
目玉みたいに見える1個1個を取り出して食べます。
ほんのり甘いです
6月10日(日)は
「ホタル鑑賞の夕べ」です。
水辺環境保全部会のメンバーが手塩にかけて育てたホタルが
夜空を舞います。
「人工飼育から自然発生へ」
を夢見て、日々試行錯誤を続けております。
ご来訪の皆様のご意見をいただければ幸いです。
10日においでになれないかたは、
11日以降もしばらくの間、会員が当番でご案内いたしますので、
安心しておいでください。
入り口付近で実家(旧関城町)の家族とも合流し、私と娘、孫も案内役でトンボ池に着きました。
この日は飛翔するホタルも5、6匹しか姿を見せず、せっかく神奈川から来てくれたのに、残念だなと思いましたが、当人たちは初めて見るホタルに大興奮。
ホタル部会の谷貝さん鶴見さんの説明を聞きながらしばし、幻想的なホタルの舞に酔いしれていました。
4歳と2歳の子供の心にホタルはどんなメッセージを伝えたのでしょうか?
御家族にはホタル基金にも御協力を頂きました。
遠いところ本当に有難う。
日暮れに一人はちょっと怖くて
すぐに帰りましたが、
もう少し我慢すればお会いできたのですね。
残念。
筑波山麓に自然発生のホタルが見られるところがありますが、
そこも、乱舞というほどではありません。
ほのかなあかりを探すことがかえって楽しみです。
五郎助山の今のホタルの状況も
自然に近いと言えるのかもしれません。
谷貝さんたちからホタルの「解説」が聞けるところが
五郎助山でホタルを見る醍醐味かな?
お客さまが喜んでくださって何よりでした。