1月26日(日),青空のもと,
「落ち葉を集めて,希少生物を守ろう」を実施しました。
NPO法人里山を守る会、認定NPO法人・コモンズ、
認定NPO法人・日本NPOセンターとの共催。
(株)損保ジャパン、日本興亜損保(株)の協賛,
筑西市教育委員会の後援を得ての
大イベントでした。
<ご挨拶&オリエンテーション>
コモンズの大野さんのご挨拶
損保ジャパンのみなさま
講師の中川先生(右),潮田先生(左)
ミュージアムパーク茨城県自然博物館の学芸員さんです。
早速,「里山を守る」とはどういうことか,お話しいただきました。
<焼き芋の準備>
焚き火はスタンバイOK!
おいもを新聞紙で包んでから,水に浸して,絞って,アルミホイルで巻きます。
<落ち葉かき>
A,B,C の3つのエリアに分かれました。
道具を持って,いざ,作業場へ。
大人も子どもも,
集めて,集めて
熊手にほうき,かごに網,
運んで,運んで,エッサホイサ
遊べや遊べ・・・(遊びつつ,踏み固めてくれています)
いやはや,楽しそうです。
上野教育長さん,ご来訪。
休憩時間にご挨拶をいただきました。
<伐採体験>
枯れそうになっているクヌギの大木を伐採します。
ロープを引いて伐採をお手伝いしてくれるお子さんは,
ヘルメットをかぶって準備。
お清めをして,樹に感謝・・・「よろしくお願いします」と樹にご挨拶
受け口,追い口と切っていき,あとはロープで引くだけ。
「ピー」と笛が鳴りました。引っ張れ,引っ張れ!
ドド~~~ンと地響きがして,定めた方向にきっちり倒れました。
年輪を数えたところ,樹齢は57年!!! 樹高は22mでした。
それにしても,平らでとてもきれいな切り株です。
受け口と追い口の高さがぴったり合っています。
そして,瑞々しくて,いいにおい!
次にノコギリ部隊出動。
枝を落とします。
小さな木こりたち
最後にチェーンソーで玉切り
おがくずの感触
樹の伐採の際,
樹の名前,樹齢,樹高などについてクイズを行いました。
樹齢と樹高を予想して,近かったお子さんには,クオカードを進呈しました。
クヌギとコナラの木は大変似ています。
見分けるポイントは,木肌。
コナラより,クヌギのほうが赤みを帯びています。(コナラは白っぽい)
倒した木には,「クヌギエダイガフシ」と思われる虫こぶがついていました。
別の樹のものですが,参考までに写真を載せます。
<おいもを食べよう!>
お疲れさまでした。
おいもが焼けました。
おいしいですか?
食後は,虫の観察。
自然博物館の先生方が,雑木林でつかまえてきてくれた虫がいろいろ。
カブトムシの幼虫のオスメスの見分け方
カブトムシの幼虫を手にのせてみたよ
コロッとしてひんやりする
土の中の生き物の拡大模型
<終わりの会>
皆さん,是非また,当会の行事にご参加ください。
次は
2月22日(土)の「野鳥観察会」です。
詳しくは,当会のホームページの「イベント情報」をどうぞ!
⇒ http://www.tikuseisatoyama.com/
会員一同,ほっとして,お昼を食べながら反省会。
本日の活動の一つ,「落ち葉かき」のおかげで,
今年はこんな植物が増えるかなあ,と期待しています。
皆さま,本当にありがとうございました。
キンラン ササバギンラン
リンドウ クモキリソウ