10日より続けてまいりました
「ホタル鑑賞の夕べ」は6月16日(土)をもって
終了させていただきます。
期間中、たくさんの方においでいただき、ありがとうございました。
また、募金もしていただき、会員一同感謝の気持ちでいっぱいです。
なお、案内・誘導は今夜で終了いたしますが
まだ若干ホタルが残っておりますので、
ご覧になりたい方はどうぞおいでください。
その際、フラッシュによる撮影や
ホタルのお持ち帰りはご遠慮ください。
募金箱:ご協力ありがとうございました
成虫のホタルは、
一匹一匹静かに光ることを終えつつあります。
一年かけて成長し、ほんの1週間から10日間ほど
ほのかな光で私たちを魅了しました。
その短い成虫の期間中に、今年もたくさんの卵を残していきました。
(このブログの前のページをご覧ください。)
ホタル鑑賞の夕べの終了と同時に
ホタルを育てる会員たちの新たなたたかいが始まります。
水槽のお掃除や、エサのカワニナの採取など
大変手間がかかります。
カワニナはどこにでもいる貝ではなくなってきており、
また、小さなホタルの幼虫には小さなカワニナが必要となるなど、
エサの確保だけでも苦心します。
その上、ホタルの幼虫の姿は決してかわいいものではありません。
(毛虫やカエルが平気な私も、
ホタルの幼虫が集まっているのを見ると、一瞬、引きます。)
でも、育てているうちにとてもかわいいと思えてくるのだそうです。
また、「自然の保全」という観点からすると、
今の育てかたで良いのか?
ゲンジボタルを育てているが
ヘイケボタルのほうが、この地域に合っているのではないか、
などなど、日々悩みつはつきません。
ご来場いただいた方、
このブログを見てくださっている皆様、
よりよい方向性を見いだすためのご意見・アイデアがありましたら
どうぞお寄せください。
2012年度 JT NPO助成事業
小雨が降っていましたが、さほど気にかからず、むしろホタルは元気にホタル川の上を行ったり来たりしていました。車の誘導、お客様への御案内、いつものとおり当たり前のように行ってくれていました。
期間中、大勢の御家族連れが御来場くださり、改めてホタルの神秘的な魅力、人をひきつける力に敬服しました。
子供たちの心に今回のホタルの飛翔はどのように残ったのでしょう?
期間中、谷貝さんをはじめとしたホタル部会の皆様はとても熱心にお客様に対応してくれました。お疲れ様でした。又、車の誘導に御協力いただいた多くの会員皆様に心から御礼を申し上げます。
来年に向けたホタル育成がすでに始まっています。スタッフブログにもありますように、自然保護、自然の真の復活とはどういうものが理想なのか?この地域の里山に適合するホタル育成とはどういうものなのか?等々、会の中でじっくり話し合い、悩みながら進めていくことになるだろうと思います。
皆様の御意見も是非お寄せください。
期間中の御来場、そしてホタル基金への御協力まことに有難うございました。