五郎助山の事務所に、
自然のなかで読むと楽しいかなと思う絵本が60冊ほどあります。
私の家に眠っていたものや、古本屋で見つけた本を
ケースに入れて置いておきました。
「コカリナ文庫」といいます。
コカリナは木でできた小さな笛。
コンパクトで持ち運びに便利。
この文庫もそのようなイメージです。
昨年は「被災松のコカリナで奏でる「故郷」 石巻でコンサート」
なんていうニュースもありましたね。
東日本大震災で被災した松がコカリナに生まれ変わり、
演奏会が開かれたのだそうです。
中にある本の中から、冬に読みたいものをご紹介。
『冬の虫 冬の自然』
(たかはしきよし/絵 奥本大三郎/文 福音館書店)
身近な場所で冬を越す生き物の姿が描かれています。
何もいないように見える冬の草原や雑木林にも
目をこらせば、春を待つ生き物を見つけることができます。
精緻な絵を楽しみつつ、生き物さがしがしたくなる本。
(絶版重版未定)
『ふゆめがっしょうだん』
(富成忠夫/写真 茂木透/写真 長新太/文 福音館書店)
「冬芽」って顔に見えるんです。
冬芽の写真と、リズミカルな詩。
五郎助山にもいろいろな冬芽がありますよ。
この本片手に冬芽探しに散策しみては?
『いっぽんの木』
(ウルコ・ラポンデール/さく よこやまかずこ/やく ほるぷ出版)
ふりしきる雪のなかに立ついっぼんのブナの木をめぐる季節の移ろい。
端正な絵と言葉少なに語りかける文章。
ベンチテーブルに座って、じっくり読みたい本。
(これもまた絶版重版未定)
事務所に置いてありますので、
読みたい方は中にいるスタッフにお声かけください。
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