筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

山入り&新春恒例自然博物館ツアー

2012年01月07日 | 活動報告
1月7日(土)、
大切な新年最初の行事
「山入り」が執り行われました。

早く到着した会員が
みんなのために
火おこし。



<里山のお社で安全祈願>

今年は、太々神楽(だいだいかぐら)に
現役で参加しているという会員が
本格的な衣装をまとってお祓いや祈願を行いました。
※太々神楽→詳しくは、このページの最後をごらんください。





笛の音色が響く中、会員ひとりひとりが
榊を供えて参拝





<仕事始め>

お清めをしてから、木を1本伐採。






無事に作業が終了しました。
今年も事故やけががなく
作業や体験活動などを行うことができますように。


山入りのあとは、
<新春恒例 茨城県自然博物館ツアー>

会員21人が車に乗り合わせて、
坂東市にある博物館へGo

博物館では、
学芸員で、里山を守る会の会員でもある
小幡先生が待っていてくださって、
ガイドツアーをしてくださいました。
個人で行ったら見逃してしまいそうな見どころを
わかりやすく紹介してくださいました。

まず紹介されたのが、
辰年にちなんだ 






これ、実は「かかし」(吉村誠さんの作品)です。
茨城県常陸太田市で開催された
「第24回里美のかかし祭り」で
グランプリを受賞した作品だそうです。
藁や竹でできています。
しっぽにのっけたサッカーボールがかわいい。

わかりにくいですが、
隣に「リュウノヒゲ(植物)」も展示されています。

タツノオトシゴもいました


そして、本日のメイン、
企画展「恐竜発掘」を見学

企画展示室に入る前に、
「緊急公開」という展示について紹介がありました。



12月11日に
ジュニア学芸員の高校生が
古代ゾウ「ステゴロフォドン」の化石を発見するという
快挙をなしとげたのだそうです。
「恐竜発掘」の企画展は1日9日で終了しますが、
この特別展示は、1月27日まで、自然博物館で公開され、
その後、29日から常陸大宮資料館→県庁
と移動展示されるそうです。


企画展示室に入ると
恐竜や大型動物のホネがたくさんありました。
その中で、実は、
このコーナーがとても大事なのだそうです。

「当館の調査研究で化石から巨大ザメを復元」




これから見に行く方は、
是非じっくりご覧ください。


博物館の皆さま、
大変お世話になりました。
今後とも、
よろしくお願いいたします。

そして夕方は新年会。
市内の居酒屋にて、親交を深めました。


太々神楽について
 私も初耳でしたので、ウェブページで調べてみました。
 「全国祭りガイド」というページから転載させていただきます。
 「太々神楽は高千穂系で十二神楽と言われ、
  享保年間より200年の歴史があり途絶えることなく続いています。
  玉串奉奠のあと以下の八段が行われます。
  五行の舞、那岐・那美の舞、猿田彦の舞、
  翁の舞、八幡舞、蛭子の舞、連れ舞、岩戸開きの舞
  蛭子はえびすで、奉納物を釣竿で釣り上げる趣向、
  岩戸開きでは餅撒きがあります。
  神楽の曲に合わせて大玉串をあげ、第一座から八座までを演じます。」
  
  何と、五郎助山に近い関本神社
  でも、春と秋に奉納されている神楽です。
 
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (里山ファン)
2012-01-09 12:59:23
とても良いブログですね。
これからも楽しみにしています。
返信する
コメント、ありがとうございます! (おおくぼ)
2012-01-09 17:38:17
コメントをいただき、
とてもうれしいです。

ネタ探しに悪戦苦闘しておりますが、
読んでくださる方がいて、
とても励みになります。

これからもよろしくお願いいたします。
返信する

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