before dawn

青年海外協力隊でトンガにて活動、インドの大学で教壇に立つなどしていましたが今は母国で働いています。笑うことが一番大事。

生きるって

2010-12-23 12:31:31 | 日本での暮らし・考える事・思う事

祝日って すばらしい、、、 10時間近く寝て 生き返りました。

祝日に見るマスト番組 「いいとも」 を観てたら 戦場カメラマンの渡部陽一さんが

「インドが一番好きですね。仕事でも、プライベートでも。衣服、食事、ひとつひとつとっても毎日がドタバタで自分が映画の主人公になったような気がします。」

って言っていた。

そうだったなあ。

インドに限らず、いわゆる発展途上国といわれる国々での生活は、

毎日がドタバタで、生活の一つ一つがうまくいかなくって、ドタバタがおきるたびに現地の人と泣き笑いして、

ひとつのドタバタを解決しようとたくさんの人と協力して

毎日が 笑い顔 泣き顔 怒り顔 喜び顔 驚き顔 嬉し顔 があふれていて

人生の喜怒哀楽が毎日毎日繰り広げられていて、

毎日 「生きている」って感じてた。

だから 海外で働くことが大好きだったんです。

渡部さんの言っていること、共感。

日本に限らず 先進国の 更に大都会の日々では 買い物も食事も、移動も、入浴も、洗濯も すべてスムーズにできて

日本人同士だから言葉の壁もなく 意思疎通も簡単にできる。

でも なんでだろうね。

言葉が違って、意思疎通が難しいときのほうが、

感情を表情で伝えようとするから、「心の中の思いを精一杯伝える」っていう 人間が本来すべき作業を自然と行うことができる。

そういう生活のほうが、きっと私は好きなんだな。

精一杯の人と人の繋がりが。

純粋で、シンプルな 人と人の繋がりが。

途上国だと、人々の表情が本当に豊かで色がある。生きているなって感じる。でも 日本だと人々の顔に色がない。

今 仕事で これまでの交流プログラムとは違う インフラ整備とか土木工学の研修要素を含んだプログラムの立案にちょっとかかわった。
正直、「交流プログラム」だと物足りなさを感じていたから(協力隊で2年間現地の人とどっぷり生活をともにしていると、わずか9日間の交流プログラムだと どんなにすばらしく充実したプログラムを組んで大成功しても、個人的に物足りなさを感じてしまう、、、)
こういう研修要素も含んだプログラムにもっとかかわりたいなあー キャリアになるし、気持ち的に割り切れるしね。

30代、どういう方向に進んでいこう、、、