ネフローゼ症候群については3カ月前に寛解と告げられた私だが、当分は慢性腎臓病患者を続けなければならないらしい。いまだに主治医からはランニングや筋トレの許可が出ない。なので毎日ウォーキングに精出しています。ただ平地を歩くだけでは負荷が少ないので、最近は近くの円海山へ日参しています。円海山は山と言っても海抜150メートルほどふもとからの標高差は100mもありません。リハビリには手ごろな山です。今はちょうど時候も良く、暖かな日差しを浴びながら豊かな緑の中を歩くのは非常に気持ちが良いものです。
毎日同じ道を歩いていると、道端のひとつひとつの野草についてもなんとなく愛着を感じるようになってきました。しかし、日頃よく見かける草なのに私はそれらの名前を存じて無いのです。この歳になるまでそういうことに無頓着に生きてきた。まことに迂闊な性分であります。それで、早速インターネットで調べだすと、これがトリビアな知識に満ち溢れていて中々面白い。なんとなく牧野富太郎先生の気持ちが分かるような気がしてきました。
畑の側を通りかかると、白い花の群生に出会いました。
これはハナニラと言うのだそうです。そういえば細い葉っぱが食べるニラによく似ています。アルゼンチン原産で元は園芸用として日本に移入されのですが、繁殖力がとても強くて野草化してしまったようです。残念ながら毒が゜あって食べられないそうです。それで、「花ニラは食べられるがハナニラは食べられない。」と言われています。花ニラは八百屋さんでも売られている蕾や花の付いている食用ニラのことです。一般に植物の品種名はカタカナで表記しますね。花ニラはあくまでニラであってハナニラとは別品種だということてすね。