死亡事故を起こした元東京地検特捜部長 在宅起訴へ
元東京地検特捜部長の石川達紘弁護士(79)
2019年3月22日 4時12分
去年、元東京地検特捜部長で79歳の弁護士が運転する乗用車が急発進し、歩道を歩いていた男性がはねられ死亡した事故について、検察は弁護士が誤ってアクセルを踏み込んだことが原因だとして、近く過失運転致死などの罪で在宅起訴するものとみられます。
2019年3月22日 4時12分
去年、元東京地検特捜部長で79歳の弁護士が運転する乗用車が急発進し、歩道を歩いていた男性がはねられ死亡した事故について、検察は弁護士が誤ってアクセルを踏み込んだことが原因だとして、近く過失運転致死などの罪で在宅起訴するものとみられます。
元東京地検特捜部長の石川達紘弁護士(79)は去年2月、東京 港区の歩道を歩いていた37歳の男性を、運転する乗用車ではねて死亡させたとして、過失運転致死などの疑いで書類送検されています。
関係者によりますと、石川弁護士は「アクセルを踏んだ記憶は無い」と供述していますが、車は弁護士がエンジンをかけたまま外に出ようとした際に急発進し、男性をはねた時には100キロ以上のスピードが出ていたということです。
また、車の誤作動をうかがわせるデータも残されていないということで、東京地方検察庁は弁護士が車を降りる際、誤ってアクセルを踏み込んだことなどが事故の原因とみて、近く過失運転致死などの罪で在宅起訴するものとみられます。
石川弁護士は昭和40年に検事に任官し、ロッキード事件などの捜査を担当したあと、東京地検特捜部長や名古屋高検検事長などを歴任し、ゼネコン汚職事件などの捜査を指揮しました。
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