【ニューヨーク共同】7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比229.23ドル高の3万4777.76ドルと過去最高値を3日連続で更新して取引を終えた。金融緩和が継続するとの思惑からIT関連銘柄を中心に買われた。

 朝方は4月の米雇用統計で非農業部門の就業者数の増加幅が市場予想を大幅に下回り、売りが先行。ただ、物価や米長期金利の上昇に対する懸念が後退したことから、売り一巡後は買いが優勢となった。

 SP500種株価指数は30.98ポイント高の4232.60と過去最高値を更新。ナスダック総合指数は119.40ポイント高の1万3752.24。