何が感染源なのか、ポテトサラダではないことが分かった。これからは、このような食品には、注意しなければいけないのかどうかしっかり、調査をしてほしいと思います。
【ポテサラO157】製造元からO157検出せず
埼玉県熊谷市のスーパー「食彩館マルシェ籠原店」に入る総菜店「でりしゃす籠原店」が販売したポテトサラダを食べた客から腸管出血性大腸菌O157が検出された問題で、ポテトサラダを製造・納入していた群馬県高崎市の食品加工会社に立ち入り調査を行った同市保健所は23日、ポテトサラダからO157を検出しなかった、と発表した。
埼玉県は、ポテトサラダを製造していた食品加工会社が感染源となった可能性が高いとみて高崎市に調査を依頼していた。同市保健所は21日午後に続き23日も、食品加工会社に立ち入り調査を行った。同日夕方、記者会見し、詳細を説明する予定。
ポテトサラダを販売した総菜店は、フレッシュコーポレーション(本社・群馬県太田市)の運営で、各店でポテトサラダにリンゴやハムなど他の具材を加えて販売していた。
この問題では、系列店で販売されたポテトサラダを食べた女児(5)が一時意識不明の重体となったのを含め、埼玉、群馬で計10人のO157感染者が見つかった。