今日は榛名の低山・五万石。この山は呆気なく登頂と
書かれることが多く、大方は周囲の低山巡りの序に
一寸立ち寄るという程度の山で爺イも数回訪れている。
但し、明確な登山道は無いので毎回適当なコースで
登っていたが昨年、新ルートを探ろうとした時
とんでもない岩尾根に遭遇し取りつく勇気がなくて
回避しているので怪物退治の気分でリベンジ登山。
先日と同じく林道・蛇ヶ岳線の起点から歩き出す。
何回ものS字カーブを経て推定で0.8km進むが途中に
最近数が減って来たマムシ草、赤い実が実るまで
無事に成長してほしい。
登山口は白杭付近に二つあるがそのうちの西側を使う。
進路の植林地は何となく尾根風で幅広に間隔が空いている。
この境界杭の様な標柱の所で右からの道と合わさると
早くも目印テープが目につく。
前面に山体の東西尾根が見える処でふっと目印が見え
なくなるが実際はそのまま急斜面を直登するように
誘導していることは帰路に確認した。
さて、今日の狙いは西に見える斜度が40度にも見える
岩尾根だ。まあ、岩尾根と云うより斜面の皴みたいなものか?
急斜面をずり落ちないように注意しながらトラバースして
接近する。
前回撤退時に確認した岩尾根に到着。観察すると樹木は
多いし岩がゴツゴツで手がかりもよさそう。但し、急登で
何時も活躍するWストックは全く使う場面は無い。
尾根は登りだすと斜度がきつい。一歩づつ、摑む岩角・
樹木・体を保全する大木などを目で追って進む。
フツウの登山者ならスイスイと行けるかも知れないが
後ろを振り返って恐怖感が沸く様な爺イには大冒険だ。
漸く岩場を脱して荒れ気味ではあるが尾根らしくなり
一安心。後で写真に記録されている時間を見たら
岩に取りついてからここまでたったの7分だったので
やつたと大喜びするほどのものではなかった。
そのまま尾根を進むと、やがて目印テープに遭遇。
帰りはこれを辿って行ってみる。
やや湾曲気味の平坦尾根を100mほどで高みに三角点で
頂上。三等で点名は「伊香保」1060.35m
本日の爺イ。
かつて山上を賑わせて標識群。右の二枚は現存。
帰路はこのテープの所が下まで目印が続いて見えるので
それを追って斜面を下る。
横を見ると斜度はかなりきついし、下地は落葉の堆積で
グズグズなのでここを直登してくるのも大変だ。
そして最初の尾根にピシャリと到着で終了。
この後、榛名湖周辺を巡るがヤセオネ峠に来て吃驚。
榛名のツツジは終わっていた。
ツツジの道を通りながら全部搔き集めてこの程度。
(サムネイル写真は左クリックで拡大、左上の左向き矢印で復帰)
榛名湖西岸から榛名富士、湿度が高いのか天気が良いのに
霞が掛かったようにぼやけている。
近くの「ロマンス亭」で名物のワカサギ丼を昼食にしてから
沼の原からスルス峠に向かう。
沼の原は未だ殆ど枯れ野同然で僅かなツツジ以外には花の
気配はない。
最後に期待したスルス峠の東屋に行くが完全な空振り。
左が今年、右が去年。時期外しの典型。
気を取り直して峠上の「行人洞」へ。
小野関三太夫氏の線刻彫りの傷みがひどい。左が現在、
右が元の姿。
洞の中外、石碑は「相馬山百回登山普光院豊山行者之霊」
と読めるが「役行者・不動明王」と云われる石造物は
どれがそれだが全く分からない。この辺は相馬山を
控えての修験場だったのかな?
再び、峠に戻ってかって執着した「右京の無駄掘り」を
再訪。かっては黒岩下がら榛名白川沿いに笹原を
辿って到達したものだが今ではこのスルス峠からの
道が出来ている。
可成り際どい急降のザレ道を下って到達。
ここでも記念撮影。
ここは帰りの方が大変、殆ど一山登りに相当する急登を
漸く登り切って峠でへたって大休止。
沼の原は南の木道無しの遊歩道を歩くが木道と同じく僅かの
ツツジ以外は花影無し。やはりここは夏を待たなくては
ならない。
予報にあつた雷雨の気配が全くない内に駐車場に
帰着してr-126でのんびり走行で帰宅。
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書かれることが多く、大方は周囲の低山巡りの序に
一寸立ち寄るという程度の山で爺イも数回訪れている。
但し、明確な登山道は無いので毎回適当なコースで
登っていたが昨年、新ルートを探ろうとした時
とんでもない岩尾根に遭遇し取りつく勇気がなくて
回避しているので怪物退治の気分でリベンジ登山。
先日と同じく林道・蛇ヶ岳線の起点から歩き出す。
何回ものS字カーブを経て推定で0.8km進むが途中に
最近数が減って来たマムシ草、赤い実が実るまで
無事に成長してほしい。
登山口は白杭付近に二つあるがそのうちの西側を使う。
進路の植林地は何となく尾根風で幅広に間隔が空いている。
この境界杭の様な標柱の所で右からの道と合わさると
早くも目印テープが目につく。
前面に山体の東西尾根が見える処でふっと目印が見え
なくなるが実際はそのまま急斜面を直登するように
誘導していることは帰路に確認した。
さて、今日の狙いは西に見える斜度が40度にも見える
岩尾根だ。まあ、岩尾根と云うより斜面の皴みたいなものか?
急斜面をずり落ちないように注意しながらトラバースして
接近する。
前回撤退時に確認した岩尾根に到着。観察すると樹木は
多いし岩がゴツゴツで手がかりもよさそう。但し、急登で
何時も活躍するWストックは全く使う場面は無い。
尾根は登りだすと斜度がきつい。一歩づつ、摑む岩角・
樹木・体を保全する大木などを目で追って進む。
フツウの登山者ならスイスイと行けるかも知れないが
後ろを振り返って恐怖感が沸く様な爺イには大冒険だ。
漸く岩場を脱して荒れ気味ではあるが尾根らしくなり
一安心。後で写真に記録されている時間を見たら
岩に取りついてからここまでたったの7分だったので
やつたと大喜びするほどのものではなかった。
そのまま尾根を進むと、やがて目印テープに遭遇。
帰りはこれを辿って行ってみる。
やや湾曲気味の平坦尾根を100mほどで高みに三角点で
頂上。三等で点名は「伊香保」1060.35m
本日の爺イ。
かつて山上を賑わせて標識群。右の二枚は現存。
帰路はこのテープの所が下まで目印が続いて見えるので
それを追って斜面を下る。
横を見ると斜度はかなりきついし、下地は落葉の堆積で
グズグズなのでここを直登してくるのも大変だ。
そして最初の尾根にピシャリと到着で終了。
この後、榛名湖周辺を巡るがヤセオネ峠に来て吃驚。
榛名のツツジは終わっていた。
ツツジの道を通りながら全部搔き集めてこの程度。
(サムネイル写真は左クリックで拡大、左上の左向き矢印で復帰)
榛名湖西岸から榛名富士、湿度が高いのか天気が良いのに
霞が掛かったようにぼやけている。
近くの「ロマンス亭」で名物のワカサギ丼を昼食にしてから
沼の原からスルス峠に向かう。
沼の原は未だ殆ど枯れ野同然で僅かなツツジ以外には花の
気配はない。
最後に期待したスルス峠の東屋に行くが完全な空振り。
左が今年、右が去年。時期外しの典型。
気を取り直して峠上の「行人洞」へ。
小野関三太夫氏の線刻彫りの傷みがひどい。左が現在、
右が元の姿。
洞の中外、石碑は「相馬山百回登山普光院豊山行者之霊」
と読めるが「役行者・不動明王」と云われる石造物は
どれがそれだが全く分からない。この辺は相馬山を
控えての修験場だったのかな?
再び、峠に戻ってかって執着した「右京の無駄掘り」を
再訪。かっては黒岩下がら榛名白川沿いに笹原を
辿って到達したものだが今ではこのスルス峠からの
道が出来ている。
可成り際どい急降のザレ道を下って到達。
ここでも記念撮影。
ここは帰りの方が大変、殆ど一山登りに相当する急登を
漸く登り切って峠でへたって大休止。
沼の原は南の木道無しの遊歩道を歩くが木道と同じく僅かの
ツツジ以外は花影無し。やはりここは夏を待たなくては
ならない。
予報にあつた雷雨の気配が全くない内に駐車場に
帰着してr-126でのんびり走行で帰宅。
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