クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

鳥屋山と天引山 H-18-3-4

2006-03-05 10:24:45 | 高崎・甘楽・藤岡方面
(標題クリックで投稿欄)
「鳥屋山」とか「天引山」とはいっても、正式な山名があるわけではない。
爺イが勝手に三角点名から仮の名をつけただけである。天気も良いので甘楽
の山中にある四等三角点二つを探す遊びに出掛けた。一つは天引森林
公園の東、もう一つは西にあり、何れも登山道は不明なのでナビの出番。
上州新屋から通い慣れた鳥屋林道で公園園地へ。

「鳥屋山」
先ず、「鳥屋山」探しを始める。(10.33)今まで上から探して失敗して
いるので、今日は下からの探索。 園地から南進する遊歩道とは反対に北に向う。
すぐ脇に古い巨木と「国有林埜払下記念碑」がひっそり立っていた。

北へのダラダラ登りの林道を行くと、間も無く堰堤と林間を走り降りるコンク
リートの水路。(10.45)

ここから道は急速に高度を上げ、大きく右に曲る角で右から尾根が垂れ、ナビ
が目的地は東と指示する。尾根の垂れといっても林道が無理矢理に尾根を断ち
切っているので2㍍の崖。あちこち偵察して取り付き個所を探すと1箇所だけ
人が登ったような摺跡がある。
草に掴まって這いあがると藪深い尾根、両手で枯れ枝を払いながら進むと
やがてトンガリ山の麓。(11.04)ナビの指示は其の侭直進なので急登に挑む。

途中の大岩は右から迂回して何とか平坦場所。尾根っぽいが前面に大きな南北
尾根が見えるので頂上という感じはしないが草の刈り払われた場所にポツンと
三角点。殆ど埋まっている。標高428m。

意外に展望が良い。西の浅間から白根が雪に覆われ、榛名から近くは朝日岳まで
が見所。

(11.14)ここの先も尾根道が東に続きどうやら甘楽・吉井境の稜線に
延びているが、標高差が百㍍以上あるので今日は止め。暫らく周囲を探索の後、
下山に掛かるが途中で忘れ物をして戻ったりでおおいに時間の浪費の後、林道に
降り立ち入り口に目印。(11.48)

次ぎの予定もあるので第1目的達成に満足して林道を下って園地に戻る。
(11.59)

「天引山」
園地で休憩・昼食を取りながら西側に聳える山を眺めて次の作戦を練る。今度は
山が深いので鳥屋山の様に簡単ではない。少し北に行って尾根の低いところを
突破しなくてはならない。園地のトイレの真後ろに登山道らしき道を発見して
出発。(12.23)残念にも道は僅かで古い墓地で行き止まり。

墓地裏から上の杉林に這いあがって其の侭、前進、やがて前面の岩壁に阻まれ
たので右に大きく迂回して右からの尾根との合流点に向う。途中は倒木や
下ろした枝、下は岩がゴロゴロの酷い杉林。合流点は少し広い場所。
(12.45)
但しとんでもない崖を登らないと尾根に行けない。

漸く這い登ると今度は西への尾根、これで目的の南北尾根に達すれば目指す
三角点を見つけられると、先を急ぐと、意外にも町村境界と同じ杭や甘楽町
見出し票があつた。

こんなところの東西尾根に境界がある訳もなし、意味不明に首を傾げながら進む。
やがて超大型ピーク手前、ピークというより尾根への斜面登りだ。これが物凄い急登
しかも長い。全くの悪戦苦闘で漸く南北尾根に到着、目の前の樹幹に大きく
ペンキの目印。(13.43)

実に綺麗に整備された尾根で日当たり抜群。振り返ると南に581m峰が大き
く見える。そのずっと先には亀穴峠があるのだ。大体予想した位置に出られた
らしい。ナビの残り155m表示に励まされ尾根を北に向うと、直ぐに厳しい
ピーク越え。急降を過ぎると間も無く開けた場所に遠くからもはっきり判る
三角点。(13.53)
遂に予定通り2個目をゲット。標高484m。


暫らく休憩しながら展望を楽しみ、下山開始。(14.09)周到に付けて
来た赤テープのお蔭で一寸複雑なジグザグ路も迂回路も難無くクリヤして今日
も無事に駐車場所に帰着。(15.03)
園地脇の廃屋と思った家から何やらテレビの音がするので人が住んでいる
らしい。驚き。


北橘のY.Nさん、お借りしているポケナビも大分馴れて重宝しています。
先日はビームライト有難う御座いました。遅くなった時の暗闇の林道歩きや
洞窟探検に威力を発揮しそうです。大事に使います。

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